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イイね!
2016年08月30日

台風一家

 ・パープル、相変わらずしおれ房が多くて作業していて全部ほっぽりだしたくなる。井戸ないとダメだな・・・って事で井戸堀りの情報を多数読んでノウハウを蓄積中。いろんな方法があるんだなと分かった。大まかに整理するとこんなん。
                 井戸掘り

        ↓                      ↓
 露天掘り(掘り抜き井戸)           打ち込み井戸 
(昔話に出てくる井戸はこのタイプだが   現在の主流
手間や危険性から現在はまずない。
貞子の保管用)                      ↓
                                ↓

 打ち込み式  ボーリング式  逆止め弁式   水圧式    気圧式    

 1:打ち込み式  厳密な打ち込み式というのは、鉄管のような頑丈なパイプをハンマーなどで地面に直接打ち込んでいく方法、杭みたいな物。

 メリット  打ち込む力が強いので、強固な地盤に対してもある程度は穴が掘れる
 デメリット 機械がないと出来ない。パイプコストがかかり、細いため揚水量が限られる。渇水地域で少量を家庭用に使うのには向いてる。逆に言えば農業には不向き。

 2:ボーリング式  掘削ビットなどを使って地面を掘っていく方法、全部コレでやると原油堀りとかになるが、井戸だと人力で部分的に使うケースがある。
 
 メリット  硬い地盤や石でも掘れるかも
 デメリット  機械が必要、人力で逆止め弁式に併用する人はいるが、掘削力は当然低い

 3逆止め弁式  水圧式とボーリング式を組み合わせて人力で行う方法、DIYでの情報ヒットは一番多かった。先端に逆止弁を付けた掘削機を差し込んで、水も入れ、土砂類だけ弁の先にトラップして上に持ち上げる

 メリット  大がかりな機械がいらない。
 デメリット  掘削力が低くて時間がかかる。逆止弁の自作が必要、人力なので疲れる。

 4:水圧式  水圧で掘削していく方法、逆止弁を使わず噴出する水圧で土砂類を持ち上げる。
 
 メリット  条件が合えば掘削性能がかなり高い。一般的な農機具で掘削出来る(あるいはポンプは井戸が出来た後使える)。

 デメリット  水を大量に運んでこないといけない。ずぶ濡れになるので冬期はやれない

5 :気圧式  水圧式の空気版らしいが、詳しい情報は1箇所からのみで、なおかつ失敗っぽい

 メリット  媒体が大気なので水圧式のように運んでこないでも掘れる

 デメリット  余程圧力を上げないと掘削力が低くて話にならない。多分コンプレッサーで10気圧ちょっとかけ、多少ショットブラスト的にやれば掘れるのかも。

 この中で農業用水として魅力的なのは当然ながら水圧で、正味10分の噴射で4mほど掘ったという話もあった。水もまあタンクで運んでこられるから出来るだろうが、ポンプの吐出力が記事のように「500リットルを2分」ってほどあるのかは疑問。うちのポンプは毎分100ぐらいだから、その圧力で土砂がちゃんとあがるのかどうか。
  井戸枠は1番のように厳密な意味の打ち込みは32Aとかのようだが、他は75㎜という人が多かった。ただ、吸い上げは25㎜~40㎜が多いようなので、深井戸ポンプを使わない限りは吸い上げパイプが入れられる1つ上のサイズでいいような気がする。例えば40㎜パイプなら50㎜ね。その方が打ち込みも楽じゃなかろうか。ただ、井戸が出来た後、密閉する事を考えるとある程度大きい方が井戸の容量が稼げるのかも知れないし、ストレーナーの面積の関係もあるかも。
  打ち込み井戸の場合、水が出たら吸い上げる訳だが、吸い込み口を密閉して井戸枠内部を負圧にして使うのだそうだ。そうする事で井戸枠内の大気圧が下がるため、吸い上げやすくなり、水脈からも持ち上げる力が強くなる。というか、常時水が地表面付近まで持ち上がっているのだそうだ。

 ・そして、これ書いてて気がついたのだが、水圧式って横穴にも使えるやん!暗渠堀りも地下湧水を掘らず、穴あきパイプをこのまま打ち込んでいけば出来るという事に気がついた。問題があるとしたらパイプの継ぎ足しかな。4m程度なら1.5mまでユンボで掘って残り2.5m程度ならホース持ち上げて接続する事も出来るけれど、継ぎ足しは2m単位ぐらいじゃないと辛そう。ちょっと横から水が出る場所があるので、そこから一度横に出してタンク経由でオーバーフロー捨てるととても理想的になるんだが。

 ・パープル園はやっぱり日陰でも一段低い場所の木が生育旺盛で果実も良かった。たかだか30cmかそこいらだが低い事で地下水が有効に使えるのだろうか。ちょっと思ったのだが、打ち抜き井戸を株ごとに掘って負圧で地下水吸い上げるだけにしておけば、勝手に根っこが上がった水位から吸い上げ続けて潅水楽になるんじゃないか?とかへんな事考えてしまう。

 ・台風の雨で夕方までずっと雨だったので図書館に本の返却に行った他は寝てた。朝出荷をミライースで二往復やったのだが、やっぱりガレージまでずっと屋根張ってあった方が良いと改めて思った。ミライースはシート倒しても前の席との間に落差があるので、思いっきり積むわけにいかないし、テールランプの部分がゲートに出っ張っているので積載も面倒。ただゲートが上に上がるのでゆっくり入れられる(横開きはムーブぐらいだろうが)。10Pケースで5段4つの20ぐらいが限界じゃないかな。2kgだとその倍だろうか。案外そこらへんでも大半の出荷日は足りているのが実情だが。ミライースは雨の日によくある事だが、ブレーキがカックンになっていた。それにしても燃費が18kmってのはチョイノリが多いとしてももう少し良くなって欲しい気がする。というか、オイル交換やエアクリ交換でフィールがあれほど改善されたのに燃費に反映されてないって不自然すぎないか?燃費計疑うべきだろうか?

 ・他はちょっと信用ならん事が起きたけれど、まあそれを折り込んで行くしかないかな・・・という感じ。今日でパープル苗園は大体1/3収穫した感じ、明日は巨峰苗園を1日で終わらせるので、多分余裕はほぼない。明後日でパープル苗半分行けばいいかな。中には贈答グレードも混じってるのが面白い(5%ぐらいだけど)。








            
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/08/30 20:34:28

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この記事へのコメント

2016年8月31日 21:02
こんばんは!

井戸…融雪で活躍してくれています♪

うちの消雪用の井戸は逆止め弁式で掘りました。深さは5メートル程で丸1日位掛かりました。

滑車を屋根の梁に吊って、ロープで釣瓶式の井戸のように上下させる方法です。

何もないところでしたら、単管を3本やぐらに組んでやってる場合が多いかな…と。

幸い、道具はなぜか会社にありまして、貸して頂きました。

掘るきっかけは、お隣さんが井戸を設置したから…。ここら辺にも水脈があることが判ったからです。(笑)

以来10年以上使っていますが枯れていません。

もし農業用に使うとすれば、鉄分が多いのが難点かもしれませんね。

飲み水用にはフィルターを付けないと無理です。(汗)

こちらは平野部ということもあってか、粘度層が多く土がネバネバで大変でした。その分、水が出たときの感動はひとしおです。

人力なので疲れる…ホント、これだけは間違いないですね。(苦笑)





コメントへの返答
2016年8月31日 23:26
こんばんは!

融雪井戸は北陸の風物詩ですね。道路が茶色になっているのを見ると、やっぱりカナケが多いんだなぁと感じます。農業だとどうなんでしょうね?鉄分タップリの健康な果実が取れそうな気もしますが(笑)。稲の場合は酸化鉄は根っこにくっつくと良く無いという事は言われてます。

 打ち込みの道具、会社にあるんですか!ボーリング会社じゃないですよね(笑)。1日で掘れてしまうとはすごいですね。これは私も是非やってみなければと刺激になります。

 しばらくは出荷が忙しいのですが、寒くなる前にやってみたいと思います。
 

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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