2016年11月29日
広がったキー溝の修理
・ミニキャブのエンジン載せ替えも進んでいるのだが、結局マフラーは思った通り普通の所でエキマニ外さずに交換出来たし、クラッチにしてもどっちも正常で使える状態だった。一方でデスビキャップとかを走行距離進んでいる方から取ったり、漏水していたというデスビのOリングだけ買ってたり(デスビ漏水はU42Tの宿痾で対策がどんどんされている)。部品注文してあったのは1日で全部やるような話だったから、それじゃあ場所塞いだら悪いという事で注文したんだが、普通にばらせなかったら注文で良かった訳で。さらにベルトも問題あれば後から交換すりゃいいって事で注文してなかったのだが、亀裂があったという事で発注かけてあった。正直言うと当初かなりいらない整備メニューがあって、じゃあ部品こっちで取るわって感じで妥協したんだが、工場なら現物確認の良い所取りで部品は半額以下で揃ったと思う。まあ、若干信頼性は増したし、オイルポンプガスケットはやっぱり三菱の設計不良だからあれ交換してタイベル交換しないって普通は無いから分かるが。その分でデスビキャップとかラジエターとか本当に交換したかった部品が交換できたと思うと、前のリコール時の整備を思い出してしまう。でもドナーエンジンとかドナーキャブとか持って来てくれてはいるので悪くは言えないか。でもキャブの話はほんと大丈夫なんかわからん。最終的にはこれで乗ってみてどうなるかだしなぁ。そうそう、ドナーエンジンのクラッチも外してあったが、全然悪い所はなかったのと、三菱とアイシンの刻印があった。ライニングの形状が微妙に違う。
・SSのプーリーのキーの修理、新品のキーをベースにやろうとしたら、「ちょっと特殊なサイズで無い」と言われたので、旧品ベースで作業。まず溶接機取り出して肉盛りするのだが、コツなど完全に忘れている。でもMIG溶接機だとなんも考えないでも出来るのはすごい。充分肉を盛ったらグラインダーで粗く成型してからヤスリで細かく刻んでいく。入るようになったら引っかかる部分が輝くので、アタリが強い部分を落として段々現物合わせになっていき、最終的にはガタが全く無い見事なキーが完成した。軽く3時間はかかったので嬉しかった。ウキウキで組み直してプーリーベルトかけてエンジンかけたら音が治ってなかった時の衝撃は言うまでもないだろう。やっぱり違ったのか!こうなると可能性はベアリングに絞られるのだが、ここがまた丸山がいやらしい事してくれてあって嫌になった。
ピロー型ベアリングユニットはシャフトに組み込む時にインサート軸受けという物を使う。テーパーアダプターにベアリングの内輪を通してシャフトに組み、アダプターのネジ山にネジを締め込む事で摩擦締結する仕組みだ。構造は現物見て予想した通りだったのでいいのだけれど、問題は分解方法。メーカーの解説を読んだら「アダプターにネジを半分ほど入れておいてネジをアテ金して殴る」という、テーパー勘合の切り離し方としてよくある方法で「なるほど!」と感心した。が、その方法は使えなかった。というのは、このSSはシャフトエンドに焼き嵌めしたと思われる止め輪が存在し、そこにアダプターエンドがくっつく形でベアリングが固定されていたので、そっち側から叩いてもダメだったのだ。「どうせダメだろうからベアリングを叩いて外すか」と反対側から叩いたが上手く力もかからず外せなかった。この焼き嵌めの止め輪はプーリーが今度内側に落ちないような仕組みなのだが(外側は例の逆ネジのボルト止め)こういう動かす必要がある物は外れず、動いちゃダメなプーリーは遊ぶというダメなパターン。
まあ、仮にここのユニットを交換するとなると、シャフトアッシを外して他のユニットも外さないと交換出来なくなる。あるいは焼きハメのハチマキを削って破壊して外すか?それにしても叩いた限りベアリングの音とはどうも信じられないほど大きな音がするんだよね。ベルト外しても音はしてた記憶があるのでミッションではないと思うんだが。
そうそう、一つキー溝について勘違いしていた事。キーって長い角材なのと、半月状のタイプがある。私は半月タイプって加工がフライスじゃなくて簡単にディスクっぽい物でできるから楽なんだろうなー程度に考えていたのだが、あれの本当の意味はプーリー側とのかみ合いが最適な形に傾いて勝手に動けるからなのだと知った。
・耕運機の純正スイッチが破損し、アースをコード押しつけて適当にする形だったので、スイッチを買ってきて直した。純正スイッチの穴が大きすぎたので、適当なサイズの廃材ワッシャーをステーに溶接してくっつけた。スイッチにコード類を半田付けして再生、取り付けた所無事機能したので作業終了。ただ、チョーク引きっぱなしになってんだけど、ちゃんと使う時もどしてんかな?うちにはホンダの奴も半バラでほったらかしなので組まないといけない。
・ブレーカーもすぐに届いたので100円ショップで延長コードとタッパー買ってきて木片に留めて中に入れる形でコンセント接続型ブレーカー製作。が、製品には「短絡用ブレーカーじゃなくて負荷用ブレーカー」「モーター用としても使える」みたいな事書いてある。まあ短絡してれば落ちるとは思いたいが、分電盤のブレーカーが短絡に対応してなかったらどこが対応しているんだ?これでプラズマカッターの前準備もできたし、適当な物でも切ってみるか。一応3㎜鉄板買ってきたが、どうも2㎜でも怪しいらしく、私は斜めにすればもっと行けるのかと思っていたらそういう物でもないらしい。チップが飛んだ刈り払い機のチップソーの廃品でも使ってみようかと思う。あの手のって丈夫だから厚いかと思っていたら、わずか1㎜前後なんだね。
・ワイナリーで予約したら、出店の方の営業が今日までという事で、結局また自転車で来るハメに。ワイン飲みたいがため二度手間になってしまった。今回は氷結サンセミ2011で、アイスワインは味が全然変わらないのを感じる。貴腐ワインなど100年持つと言われるが、逆にほとんど変わらないんじゃないだろうか?酸味が爽やかで蜜柑のような味がする。
・明日以降の予定、剪定、伐採、暖炉設置、温水器の熱が逃げてる部分の修理らへん。チェンソーも何台も寝ているので小型のを1個なおしたい。今はリアハンドルのを一本だけ津買っているが、高い場所の枝を落とすには重くて疲れる。トップハンドルの軽いがいいんだけどな。今ならAP25でもそれなりに枝が切れると思うんだが。
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Posted at
2016/11/30 23:50:27
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