2017年03月13日
中古外車にご用心
・先日の車検で「運転席の警告灯にうるさくなった」と書いたのがだが、その話を業者の人と話してたら「あれはBMWが面倒になった」と言っていた。私もちらと聞いてはいたのだが、内容を聞いて「あ、こりゃもう中古外車怖くてのれんな」と思った。BMWをはじめ欧州の車だと結構センサーが壊れていてエラーコードを吐いている車というのが多い。特にBMWは昔からO2センサーにラムダ制御を入れていたため、耐久性が全然なかった(理論空燃比付近だけ計ってるのは比較的安く耐久性があるが不正確)。でも、その程度で数万するセンサーを使い捨てにするのは辛いので、セーフモードでは普通に走れるので、そのまま乗っている人も沢山いる。他に聞いたのはハンドル関係にもその手の異常を吐きやすいセンサーが使われているそうだ。
ところが、その手のセンサー異常を今後取り締まり厳しくするようになったので、車検毎にかなり高いお金を払う事になるかも知れない。確かにエラーを出しているのを放置して乗るのは良くないのだが、あまりにひ弱な電装系や内装と、その割に割高な整備費用を考えると、今の外車の中古車は大きな爆弾を抱えているような物で、それに見合う収入がないと乗るべきではなくなった。特に格安外車はもう逆ザヤでも売り払いたいというのが本音らしい。また、業者だけにかんして言えばセンサー異常があってもダイアグテスター繋いで一時的にだまくらかすという手法があるそうなので、それが通用するうちはまあ車検通るかもね?でも手数料高くなるね、と言った所。少なくとも正規Dなどではやってくれない方法だろうから、その手の事に詳しい小さいお店に出すって事にはなるだろう。ま、陸運工場だとほんとどうなるのか分からん。
・確定申告提出しおわった。うひー、なんか開放感がやばいんですけど。毎度ながらハンコもらうために提出だけやったのだが、やっぱり細かい記入ミスはあったが、その場ですぐに訂正してもらえたので良かった。逆に提出だけの場所で長々と居座る人はあれなんなんだろうな。さらに相談今やってる人達が列が長くて文句言ってたりするのを見ると、いくら税制が悪くてもそれは違うだろうと。見知った顔も何人かいた。近所なのでチャリで入れたので、1時間もかからず終わった。もっとも今年は補助金終わったのと経費をかなり上げた結果、かなり納税額が低くなってしまい、自分でもこれおかしいんじゃないか?って感じがする。納税額が低い事は喜ぶべき事だが、いらん疑いがかかりそうではある。
・昼間のスペシャルランチは皆さん来て下さり、おいしく食事出来て良かった。改めて思うけど、食事って1度にはランチぐらいの量が良くて、ディナーだと無理に食べている感があるな。ホワイトデーランチなので特にそういう趣向はない人達が使って良いのかと思ったが、幸い目に付く客は全員カップルとはほど遠かった。あと、パセリが好きな人が女性に結構いてびっくり。しかも硬い方のパセリでも良くて、自宅で栽培までして食べているそうな。
・軽トラ塗装前準備でスコッチブライト(ナイロンスポンジに研磨材つけたようなの、台所用のアレの超強力版)ですってみたが、サビはなかなか取れないし、塗膜が元気な所も足付けには少し足りない感じ。やるならサンダーでサビを大まかに落としてから耐水ペーパーでスコッチブライトかな。荷台どうしようかな。鳥居をはじめて外して見たが、案外軽くて簡単な構造だった。しかし入り組んでいるので塗装は面倒そう。
・フローリングを既存の物の上から貼る重ね張りにすれば、合板も節約出来るしフローリングも12㎜じゃなくて羽目板とかで安く出来るんじゃないか?と思って調べたら、自分の無知さを思い知らされました。ふーん、こんな当たり前の事も私は分かってなかったのか。重ね張り自体は昨今のリフォームではやられているようで、極力床を上げないように無垢材でも6㎜程度の物もあるようです。さすがに1.5㎜とかのリノリウムみたいなのは違うと思いますし、6㎜だとやっぱり強度が足りないので下地の影響を受けやすいとかあるみたいですが、そこらへんはケースバイケースでしょう。じゃあ10㎜ぐらいの羽目板なら余裕?と言うと全然違いました。というか6㎜の奴もどうなのか分からないのですが、そっちは大手リフォームメーカーが出してるのでなんらかの工夫はあると思います。
床板を壁につかうのは良くて、羽目板を床に使うのがダメな理由ですが、端っこの加工が違うんですよ。普通の床板は本実加工と言って凸凹が噛み合う構造になっています。この凸の部分に横方向に釘を打ちます。一方羽目板は「本目透かし」か「相決(あいじゃくり)」で、本実はありません。薄いので凸凹を切れないか強度がないんでしょうね。
まず簡単な構造の相決(あいじゃくり)は切り欠きがΓとLの逆みたいなのを噛み合わせるだけです。すると固定はLの部分でやる訳ですが、そうするとΓの部分にはなんの固定もありません。なので浮きます、反ります、引っかかります。羽目板の場合は下地に脳天撃ちをするので、上の問題はありませんが、フローリングに脳天打ちすると将来的にひっかかる可能性や、固定強度が低くなる問題が考えられます。特に古いフローリングを下地にすると歪むでしょうね。でも平滑な下地に床ボンド併用でしっかり固定すれば平気・・・かも知れません。
本目透かしは簡単に言えば本実加工の凹の表側を面取した構造です。なので凸部分を固定する事は可能なはずですが、そこをカバーする物がないというか、床に面取部分が付くので、かなり「うるさい」感じになると思います。ゴミも溜まるだろうし引っかかるだろうし、引っかかったら割れるだろうし・・・・でも幅広材で大人し目の目透かしだったら、古い感じの家屋だと思えば許容出来ないはないかも。
他にフローリング材特有の加工としては、裏面に反り防止の溝が切られていたり、長手方向での継ぎ合わせでも噛み合うようなエンドマッチ加工をしてあったりします。ただ、薄い板だと湿度差がさほどではないからか、15㎜程度だと溝は切られない事も多い(特に広葉樹は硬いからか少ない?)ですし、貼っていく時に切断するので、エンドマッチがない状態で接ぐ事もままありましたが、特に浮きや反りは出ていませんでした。まあ、そんな訳で、「出来ない訳じゃないけど、どうせ大したコスト差じゃないから、フローリングと羽目板はそれぞれ専用の物を使おう」という話でした。
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Posted at
2017/03/14 00:22:02
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