アマゾンが寡占になって本性を現す

　・朝、早起きして出荷頑張る予定だったが、全く起きられなくて予定量の半分しか出せなかった、いかんいかん。その後アマゾンから商品が届いたが、とんでもない問題がありかなり時間やら精神をロス。あとは畑で収穫して水分検査やったり入金やってたら雨が降り出したので旅行はキャンセル、寝てました。おいしい食事が準備してあるので、こういう引きこもりはすごい楽です。

　・さて、アマゾンのトラブル、見て面白い物ではありませんが、アマゾンって企業の本性が出たというか寡占化で凶暴化したのか分かりませんが、寡占するとこうなるんだなというのが分かる事例として紹介させてください。先日アマゾンのマーケットプレイス（個人出品者がアマゾンで売る仕組み）でデジイチを買いました。アマゾン上ではマーケットプレイスもプライムなり法人出品も区別はなく、普通の商品画面でカートに入れると買えるんですが、その出所が違うというだけです。ただ、中古商品なのでマーケットプレイスのアマゾン経由である事は一応承知しています。で、商品説明にＷレンズキットである事が書いてあり、写真にメモリーカードも写っていたので購入したのですが、付いてきませんでした。
　　早速問い合わせなんですが、マーケットプレイスは出品者サイドとアマゾンサイド両方に責任があり問い合わせが出来るので、先にアマゾンのカスタマーセンターに言ったわけですが、これがまた酷い言い分でびっくりしました。アマゾンとしては、中古商品のコンディション説明で付属品は解説しているから今回のは表示法違反には当たらない、Ｗレンズという商品説明も新品の時のコンディションである、是正勧告も訂正もしないし、これが「サイトの仕様だから問題ない」とまで言います。ここでコンディション説明についてですが、確かに中古品なので個別出品者がコンディションなどを書いてあるページに飛べて、そっちでは今回の販売した内容通りの物が書かれていました。が、アマゾンで本なんか買った人は分かると思いますが、「その他○○点の出品」で同じ商品の違う販売者が出ている場合にその中から選ぶのであれば今回のページを経由するのでコンディション確認が出来ます。と同時に、商品ページに表示されている内容、価格で良ければ、この「その他の出品者」は見ずに注文出来ます。本なんかの新品を買うか古本を買うかみたいなチョイスの時に新品だったらすぐに買えるのと同じですね。商品表記に大きな違いがない場合、例えばバッテリーの色だとかメモリーのメーカーだとか程度の違いだったら、まあ気にしないで買えますよね。でも、商品説明にあるレンズが「コンディション」？？？？写真にもしっかり映ってるのに「問題ない」？？？？最初からイライラ度ＭＡＸみたいな話し方していたカスタマー嬢は途中から「仕様です」としか言わない感じになったので、「もう返品するので案内してください」「じゃあ後から別の部署からメールします！！！」で、メールなんか来やしないですよ。
　　あまりに強引なサービスの理屈だったので、これ詐欺じゃね？と思い出し消費生活センターに電話してサイトを見て貰いましたよ。さっそく印刷しろと言われました、業者が証拠隠滅で写真かえたり商品説明書き換えるからって。商品説明にＷレンズって書いてあり、直で購入契約出来るのに、別ページでコンディション云々でレンズ省くってありえないだろうと。写真の方ももし出品者が撮影しているなら、こっちも詐欺ですね、との事でした（が、写真は代表的な一例で多分違うんだろうと思われます）。
　　一方出品者にも連絡がついて、商品欄でボディーのみと書いて出しているが、確かに写真等に誤解を招く表現があってこちらの落ち度であり、代品が無いので返金したいという、まあ普通の回答がありました。出品者もこの契約を仲介しているアマゾンのサイトは不適切だったと認めた格好です。

　　そんなんで、も一度アマゾンにメールで消費生活センターからも御社のサイトは景品表示法違反だか詐欺だか分からんけどおかしいと認定もらった事、カスタマーサービスが会社方針で全否定しているうちに壊れたテープになっちまってるんだけどというメールを送ったわけです。もう返品するから正直こんなムナクソ悪い会社に時間取られたくないけど、カスタマーサービスの電話口はアマゾンの失態を認める権限も無ければオーバーワークでぶっこわれてる感じだったから、これ一部の従業員のみの間違いじゃないかな？って淡い期待をして。でびっくりしたのが、メール送ったら「マーケットプレイスのクレームはうちらじゃ処理しないから返品処理しろ」みたいなページが最後に出てきて「メール書いたのになんじゃそりゃ」ってなりました。あのメールページはデッドエンドの前におくなと言いたい。が、結果、そのメール内容は届いたようで返事が来たので、一応は見ているんでしょう。
　　しかし、返信内容からすると、アマゾンはすべて正しい（要約）って事でした。顧客第一？ＨＡＨＡＨＡ君は何を言っているんだねｗｗｗって感じですね。要はカスタマーサービスがぶっこわれている件は分かったよ、他は何が書いてあるのか見えない知らない関知しない是非も考えないって事で判断すらしませんでした。ただ要望は全部断る（キリ）ってだけですね。第三者機関である消費生活センターなんか巨大企業アマゾンにとっては全然こわくない（裏になんかいるんでしょうか）。パターン２３ですわ。

　　一応分析としては、アマゾンのサイトは新品販売のために作られています。ヤフオクみたいな一品出品とちょうど対極にあります。で、本来は適合したエントリーしか出品出来ないようにすべきなんですが、均質な新品販売用サイトなので、そこの機能が弱い。もっと言うとアマゾンのサイト仕様で個人出品やまして中古販売ってのは本来は無理なんですね。なので保証削りとかアクロバティックな規約入れてさらに分からなくなってる。でもヤフオク同様所場代とっておいて、この程度じゃ意味ないですわ。もちろん本やＣＤ程度ならこれでもいいんでしょうけどね。
　　ヤフオクは逆に元がヤクザな企業のヤクザなやり方で当初からトラブルが大発生して運営の怠慢や独断などがあって、あそこで買い物する時は縁日のテキ屋や盗品扱いかねない相手ぐらいの腹づもりでこっちも対応出来てましたし、トラブル出しまくった結果運営もまあそれなりに仕事してたんじゃね？って思います。アマゾンやメルカリに客取られまくって焦ったのもありそうですが。
　　一方のアマゾンは昔はもう少しまっとうな商売をして市場規模も無理に広げてなかったと思うのですが、寡占を進めるにつれ増長してきたのと手法の違いを意識すべき時が来たけれど、運営が管理出来なくなってるのが今回の問題の現れだと思います。ご意見無用の運営に何言っても無駄でしょう。最近はアマゾンプライムにしようかと思ってましたが、一気に萎えました。ほんと無駄な時間と精神的負担を費やして分かった事はアマゾンは自浄する気なんざないし、外資も既存企業駆逐するまではいい顔してても独占になったら搾取に走るって事ぐらいです、ま収穫ではありますが。それに末端の窓口ってどっちも使い捨てって感じなんだよねぇ、声優の盾じゃなくて使い捨ての肉盾というか。

　　でもアマゾンはもはや半分インフラになってるので、役所化も自然でしょうし、今更ケンカする気にもなれない。忠告なんかどうでもいいっちゃいいんでしょう。そして、こういう時に引き合いにも出て来ない楽天（）って感じです。あれほんと球団維持出来るほど存在感あるの？私はあれのバナー踏むのすら嫌なんだけど、頭悪くなりそうなサイト構成で。大抵のショップがヤフーに同じ物設けているので、一度も利用したことないわ。

　・一応別欄で。先日書いたエースコンバットのサントラ頼んだらアーマードコアのサントラが届いた件、こっちもアマゾン経由ですが、こっちは無事代品が届きました。ちょっと遅かったので、そもそもの在庫管理の時からのミスだったか、同時に売れちゃったとかなんでしょうか。

　・地元ニュースが全国放送で流れたと思ったら、トンネル出口で老害がセンターライン割って、軽自動車に乗っていた若者のうち１人死亡、二人重体だそうでもう言葉も出ない。以前もベントレー乗ってる大阪のパチンコマネーが信号無視して軽自動車の若者を殺す事件があったし、もう６０代以上は軽自動車しか乗れないように免許改正やったらどうかな。金ある団塊がでっかいの転がして人轢きまくってるっておかしいだろ。いや、失礼な事言ってるのは分かるよ、不適切な言い方なのも分かるけど、この少子化の時代にやっと育った若者３人を思うとやりきれない。

　・皆さんはスープは何がお好きだろうか。私は冬場はサツマイモ使った豚汁をストーブで鍋で作ってのっけとくのだが、洋風の物だとカボチャを使った物が好きだ。夏の終わりあたりから地物のカボチャが出ているのでカボチャスープを作って見たが、割と良く出来て秋の冷える中に飲むカボチャスープはまた格別だなと思う。これまではカボチャをミキサーでトロトロにしてポタージュスープみたいにして飲んでいたのだが、あれ結構面倒だし腐りやすい気がしていたので、切って投げ込んで圧力鍋で煮ただけにしておいた。これでもホロホロなので、食べる時に潰せばポタージュっぽくなる。また豆乳を入れて適温にしつつ伸ばすのもいい（猫舌）。あと、今回は挽肉が安かったのでミートボールにして投げ込んでみたが、これがまた美味い。まあ小間肉投げ込んでもいいんだろうが、ミートボールは味付けが自在なので、シナモンとナツメグでスパイシーにしてみた。これから長い冬になるので、色々試したい所だ。

　・今日もまた二人のお客さんから別々に「おたくで送ってもらったブドウが大変おいしいのでわざわざ連絡がきた」「他の所のブドウとは全然甘さが違った」と嬉しい言葉を頂いた。比較はまあ色々で、私の園でもへんなのはあるし、値段をそれなりにしては売るので直接比較しちゃいけないと思う。逆に上見ても超大粒でこの甘さの名人級の栽培者もいるだろうし、私も改善すべき点はいくらでも残っている。でも、やっぱり嬉しいよねぇ。なんかギスギスしがちな中で、いい励みになった。あとは出荷頑張らなきゃ。今年は気温低下が早いので、今できるだけすぐに出して美味しいまま皆さんに食べて貰いたい。

　・明日、雨が残るので脱穀は無理だな。収穫荷造りぐらいか。