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2017年10月21日

スカッとした話・翼コレクション「メッサーF型」

 ・今日も天気が悪かったので、まず投票に行って来た。天候悪い事も理由に選択出来る。それにしても不在者投票結構混んでいたな。駐車場で並んでいたら黒のワゴンRが対向車線から割り込みで先に入っていった。昨今の事情でまたどんなDQNが乗ってるか分からないし、こういうクソがのさばるのも面白くないと思っていたら、駐車場係員に割り込んだ先で叱られて追い出されていてスカッとした。係員GJ、乗ってたのは薄汚れたジャージのオッサンだった。あんなのでも選挙権あるんだよなぁ。

 ・株価だけがガンガン上がっている訳だが、これを経済政策の成功とか経済成長まだまだいけるとか思ってはいけない。というか、ヤバイと思わないといけない。実体経済においついていない株の高沸問題は何度も述べてきたが、単に虚業だけ儲かるだけじゃなくて、これはバブル崩壊の前兆だ。世界的金余り現象で投資先が無くなり株にジャブジャブ流れ込んでいる訳だが、日銀なども言ってるように物価は下落が続いていて足元が弱い。本来「インフレと株高」「デフレと株安」がセットで「インフレで株安(というか賃金安)」はスタグフレーションという言葉があるのだが、「デフレで株高」という状況について明確に説明している学術用語がなかった。少なくとも、これを歓迎しているのは一部の投資家と御用学者ぐらいなもんなので、普通の日本人には決していいことではないと思うんだが。学者とかは「デフレと株高は両立しないからインフレへの過渡期の先行現象であり未来は明るい」と能天気なことを書いているところもあったが、少なくとも実質賃金などは下がり続けているので正常ではない。というか、そういう差額があるところで暴利をむさぼるのが経済界だから、原因はどうでも現象さえあればいいんだろうけど、なぜバブル崩壊の前兆とは捉えないのだろうか?
  株価があがれば見た目の金は増えるが、持ち続けなければならない株もあるので、個人投資家みたいに一気に売って現金化してハッピーってな訳には国はいかんだろうし。

 ・堀重之「走行性能の高いシャーシの開発」
  グランプリ出版の本、トヨタの中の開発者だったので、数字羅列の面白くない話しじゃないかと警戒していたのだが、実際は実験開発の体験が多く、また既存プラットフォームの改良を欧州車を模範として行う事例など、個人レベルでの改造に近い内容で親近感が沸く。これも長期的にレビューしていきたいと思うのだが、天下のトヨタでも結構思いつきっぽい事を沢山やっていて面白い。この人が最後で述べているように、ガゼット補強などを後から沢山やるより最初っから剛性が出せるボディーを設計したほうが生産上合理的であり、また日本車の剛性が2000年代からこっち、こういうご苦労があって上がってきたというのも分かる。つまりパッチワークを繰り返して段々一発目から剛性を出してきたということである。ここに関しては国政さんのような足回り専門家は異論があるだろうが、コンセプトや方向性の違いもあると思われる。
  堀さんはシャーシ専門だからもう極端に「ショックなんかはボディーがしっかりしていればなんでもつけていればいい」とか、この手の本にしてはすき放題言ってて好感が持てる。こういうワンパ好き。でも、MRSの改良でボディー固めすぎたら走り屋系の評論家さんからつまらなくなったと批評された点などはちゃんと認めているし、決してネガを否定するわけではない。ただまあ、ボディー剛性が高かった欧州車なんかでも、現場の人からは足回りの作りの粗雑さを言われることは良くあるので、そうするとボディーの良し悪しの影響が想像以上に大きいのかも知れない。

  さて、真面目な話しとしては、ロアアームバーに関してはほんと様々な面でメリットがあるんだなと勉強になった。まあミライースの特殊事情であるアーム基部とサブフレーム取り付け部の重複がいい意味で働いているのだが、堀さんの解説だとこうなる。まずサブフレーム開口部の補強は前も後ろも(Lアームの場合、ナンバーワンブッシュとナンバーツーブッシュ側)補強したいんだそうだ。まあこれは普通のロアアームバーの働きでもある。さらにサブフレームとボディーの取り付け強度を上げたいんだそうで、ガゼットをより広範囲に取り付けるとか締結ボルトを長くするとか、サブフレームの接触面を広くするとか様々な手法が挙げられている。ミライースの場合、これが同時に行えることになる(もし、もっと凝ったことがしたければ、サブフレーム取り付けガゼットを購入して、それ同士を結んでみるといいのだろう)。あと、ここの補強はサイドメンバーの補強にもなるそうで、トルクボックスやサイドメンバーを結ぶ意味合いも色々述べてある。
  もう一つ具体的で面白かったのは「トーションビーム式サスペンションの取り付け基部の補強方法」について。私は左右を連結することを考えていたわけだが、実際はアンダーリンフォースメント後端とサス基部を結ぶ方法が紹介されていた。まあ、そうやって細かく足すのなら、それらを重ねて「センタークロスメンバー部分でトンネルとサイドシル(ロッカー)とリインフォースメントを結ぶバー」と「リアサス基部左右」、その中間のリインフォースメントなどを結ぶ「筋交いバー」が一番いいとも書いているが。実際フロア写真があるが、これなんなんんだろう?
  あと、もう一つ「こんな事書いていいんか?」と思ったのは、この人が世界の車の走行性能をメーカーや国でプロットしていて、米国レベルに「スバル・マツダ・日産」を挙げていて、その下に「その他日本車」となっていた事だ。別に私はトヨタでも剛性が高い車がある事を信じているが、自分のメーカーじゃない所を評価しているのと、やっぱりスバルマツダが一段上というのはやはりなと。日産はこれ、GTRの事だけなんじゃないかな、引用例もそうだし。というか、シャーシ開発の引用はマツダって結構多いよね。日本だとイマイチ受けてないけれど、アクセラあたりはほんと評価が高いし、デミオも頑張ってる。

 ・その関係で発見した事一つ。ステラのストラットマウントって良く見ると奥のボルトには補強プレートが共締めされてあった。これは掘さんによると「かすがいプレート」だそうで、やっぱりセンター部とフロントの結合強化で採用例があるものだそうだ。R2あたりのボディーのキャリーオーバーだと思うが、R2にはあるのだろうか?

 ・翼コレクション作って見た。予想より楽な点と難しい点があった。まず難しかったのは塗装済みなためアンダーゲート処理してあり、バリ取りをしっかりしないとかみ合わせが悪いのでヤスリ必須だった。まあプラモやる人ならバリ処理は当たり前なので悪い点ではない。ただスケールや精度、パテ埋めなどは出来ないモナカなため、綺麗に会わせるにはそれなりに気を使う。またいい点と相殺だが、基本はスナップフィットでほとんどの部分は合うのだが、ダボの精度が甘い場所があって嵌め込みに苦労したり、逆になんのダボもなくて合わせが面倒(塗装積みなので接着しづらい)所も。キャノピーとエアフィルターがそうですが、キャノピーは合いは良かった。


  素組の感想は・・・思った以上に安っぽいな。コーヒーのオマケはパネルラインをかなりオーバーに筋堀りしてあるので細密感があり、塗装もダークカラーだったのでスケール感もあったのですが、このメッサーは筋堀りが浅く細く、明るい黄色が目立つ場所にあるのでオモチャっぽい。なので墨入れと軽いウェザリングをエンジン周辺に行い、最後にシルバーのドライブラシをエッジに入れました。こうやって見ると結構いいですねぇ。


  今回はモーターライズド出来るようにモーター仕込んでペラも回るようにしてますが、配線は出してないので接着してないで後から色々出来るようになってます。サイズは食玩よりかはやはり大きいし繊細なパーツが多いので、あまり下手な所に置くとすぐ壊しそう。特に実機譲りの足とか「こりゃ折れるわ」って感じです。

 
  

 
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Posted at 2017/10/22 01:52:00

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