2018年01月06日
今日も寒い・飛燕は銀色だったか?
・今朝もマイナス8度ぐらいと冷えたらしい。布団にくるまっているのであんまり分からないが。寒い日は引きこもって料理をするに限る!って事で今日も今日とて薪ストーブ焚きながら食材処分。まず最初にゆで卵を作ったのだが、ここで痛恨のミス、穴あけるの忘れて全部投入してしまった。圧力鍋なので蓋あける訳にもいかないのだが、幸い全部綺麗に剥けて一安心。ちょっと殻が弱そうな卵だったので、それが良かったのか、塩を多目に入れた影響か。塩を入れる理由としては「凝固を促進」「沸点があがる」「下味」「ひび割れ防止」なんてのが見つかるが、沸点に関しては圧力鍋なので除外していいし、影響はないと考える(圧力鍋で茹でても皮がくっつく時はくっつく)。ひび割れ防止は理由が書いてないが、確かに薄い割に破裂しているのはなかった。
・今年初営業のワイナリーでにんじん購入、50cmぐらいあるなっがいにんじんで、黒田みたいに寸胴で太くはなく、ゴボウみたいに細長い。先日もにんじんポタージュが美味しかったので、ポタージュにすべく煮込む。包丁が切れなくなったのかと思うほど硬くて、これは良いスープが出そうだ。
・あとは餅、余ったベーコンを一緒に炙ってカリカリにして合わせて食べると、これがまた美味い!餅とベーコンは合うよな。チーズやケチャップかけて餅ピザにするのも好きだ。
・そんな事やりつつ部屋の暖房を続けると気温は20度ぐらいまで行くが、遠くの温度計は13度ちょっと、床を非接触温度計で測ると高くても8度、低ければ4度台の所もまだある。特にシンク周辺が低いんだが、良くあるのは床を貼らずにキッチンセットだけ置いてある設計だとこうなりがち。一番立ってるキッチンがこんな冷えるなんて犯罪だぜ・・・
折角暖まってきたので台所を片付けているが、まあゴミや食べない保存食品やらが多くて大変。片付いた先からコルクボードを貼ってるが、経年劣化で反ったり曲がったりしていて、あまり良く無かった。角ひっかけて剥がしやすいので、これは暫定的かな。
・アリイの飛燕だが、説明書はかなりハズレの部類で、後発のモデルのような丁寧な塗り方解説はなかった。折角ラジエターとか引きこみ脚を分割してても内部色指定がないとか。特に困るのがデカールで飛燕は尾翼に矢印状のマーキングがしてあるのが多いのだが、それが2種類ある上に作例写真とも違う。ついでに機番も違う。アリイの説明書によると、表紙は飛行第68戦隊(調布)の56番、サイドのバリエーションだとシルバーが飛行第244戦隊第三中隊機87番、濃緑色が燕舞台第39教育飛行隊21番(横芝)である。
部隊マークと飛燕乙型で調べると、どうも封入マークの赤い方は1型乙 飛行第19戦隊第2中隊 亀山飛行場のようである。これはシルバー一色であり、同じマークの色違いが19戦隊の第三中隊なので、おそらく19戦隊のマークなんだろう。赤帯も入っているが、おそらく中隊長機とかそういうマークじゃないかな。箱絵の68戦隊の物は第2中隊の物の模様。また第244戦隊の物は派手目なマークが多数見つかって、一見エアレースかとまがうほどだが、震天制空隊という空対空特高部隊、B29に体当たりしていたアレであるから、軽量化と資材節約のため機関銃などの武装自体も外していたらしいので、これの再現だと武装いらんよね。震天制空隊は特攻のため機体が消耗品なので重武装化された丁型より後に運用されているのも注目か。
ではもう一つ謎のマークはなんだろうと調べて居たら、1型甲 飛行第56戦隊第1中隊と1型丁 飛行第56戦隊第1中隊 古川治良少佐乗機で発見した。という事で第56飛行戦隊のマークと判明。まあ甲型・丁型の資料があるんだから、乙型があったと考えるのはごく自然かな。ただ56戦隊は濃緑色塗装なんだが、胴体国籍マークは白帯の中にある。逆に19戦隊を再現しようとすると、胴体の日の丸に白縁がないので、付属ステッカーとは異なる事になる(塗装で作る事になろう)。それでも資料がはっきりしており、シルバー一色なので1型乙 飛行第19戦隊第2中隊 亀山飛行場で決定かな。ちなみに、わずか3年前の記事を見ると、ちゃんと第244戦隊と第39教育飛行隊、箱絵の第68戦隊のステッカーも付属していたようだし国籍マークや帯もステッカーでそれぞれ付属していたようだが、逆に今ついてくる19戦隊や第56戦隊の物がついてない。パケ写からすると以前が正常なのだが、削るのはともかく違う物をわざわざ起こして付録させる意味が分からんのが正直な所。まさかアリイがステッカー違いの限定品商売をやった訳でもないだろうし・・・
一方でパーツ分割などは凝っていて、エンジンフードと機銃が別体なのね。さて、飛燕自体は先日カワサキが再生したのがあるのでディテールの詳細写真には困らないのだが写真で見る限り色はシルバーでもちょっと印象が違った。年代がたって劣化したのかも知れないが、ギランギランではなくて酸化したくすんだ銀色だった。これはレストアで交換された外皮でも似た感じなので、ジュラルミンはそんな見た目なのかもな。また舵類は布張りなのかリベットもなく色見も違う。うーん、P51はギランギランしているイメージなんだが、なんでだろう?と調べたら、その理由が分かった。
P51も外皮はジュラルミンなどだったらしく、ジュラルミンはやっぱりギランギランはしていない。当時の写真でも飛燕ほどではないが、ややくすんだ色味ではある。しかし屋外写真やレストア機ではビッカビカに写っている物もある。これは表面にクリア塗装をしたり、純アルミを貼ったりした物があったためだそうだ。そこまでして防蝕や平滑化を求めたのは、P51の採用する層流翼が非常に表面平滑性にシビアだったため、真っ平らにする必要があったためらしい。そのため、P51はギラギラに見える訳だ。もちろんレストア機は他にもショー的な要素でワックスとかやってるそうだけど。という事で飛燕の場合はギラギラではない、くすんだ銀色が正解だ。また動翼の布張りに関してはドープ塗料という布用の銀色塗料を染みこませていたそうで、飛燕もおそらくそれ。
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Posted at
2018/01/06 23:01:16
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