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2018年09月27日

ラーメン栄枯盛衰・フレームのしなりとレスポンス

 ・最近は巨峰とパープルに関しては食べれば糖度が分かるので出番がなかった糖度計だが、シャインマスカットでは分からないので使ってみた。結果だが、シャインも糖度が高い奴は23度ぐらいになっていて、そこは品種によらずブドウというか植物の生理限界だと思われる。ただ、その時の甘さは巨峰よりくどくなく、パープルよりも更に軽く感じる。良くシャインは酸味がなく甘いだけと言うが、じゃあ糖度が低いのか?あるいはくどくないのかと言うと、高級品種特有のいやらしさのないスッキリとした後味でいくらでも食べられるって感じがする。これはお客さんも同様の反応だ。
  いろんなブドウを比較して食べた時は、ワインもそうだが濃い味ほど良く思えてしまう。しかし、そういう葡萄は食べ疲れもしやすいので、1房まるまると食べる事が出来る人はあんまりいないだろう。しかし高級品種はすっきりとして気が付くと一房食べていたって事が多い。美味しいシャインマスカットはそういう上品さがちゃんとあるんだなぁと感心した。例えばこれが普及したとしても、同じ普及品種ではこれは真似出来ないだろうなぁ。

 ・近所のラーメン屋が1年ぐらいで潰れて、その一月後ぐらいにまた別のラーメン屋が入ったので入って見た。前のラーメン屋に関して言うとオーソドックスなのはマシだが、煮干し系が秋刀魚煮干しでかなり癖があり人を選んだが、味と値段はまあまあ。しかし内装が文化祭レベルの居心地の悪さだった。居抜きで借りてて内装同じだったら命運決まってるなと思って入ったら、さすがにそこらへんは改善されて、入り口横に冷蔵庫があったり高すぎるスツールカウンターなどは消えていて、一般的な蕎麦屋になったかと思う。
  しかし店のターゲットがかなり絞り込まれており、私はサブターゲットですらない感じ。昔ながらの中華蕎麦で大盛り自由、ライス自由と言うガテン系体育会系の質より量の中華麺であり、逆に並盛り頼むと損している感じがする。というか中身は幸楽の290円ラーメンとどっこいどっこいで500円がいいとこ、750円だと大盛りが自由でお得じゃなくて大盛りじゃないと割に合わないかな。また食券制だがメニューや説明が全く無く、最初「量が同じなのがイミフ、ミスタイプか?」とすら思った。大体15席以下でワンオペでもないのに食券入れる意味ってなんだ?雇われ店員のちょろまかし防止か?二人いるんだし、メニューほぼ一つなんだから食券機の方が無駄だろうに、こういうコンサルがコストカットで提案するのにホイホイ引っかかってしまった素人のような印象。まあ接客もなんか嫌々やっている感じだったから、話さないでいいならいいと思いきや、味については口頭伝達だしなんだこれ。
  味は書いたように昔ながらの薄味に塩足したような鶏系塩醤油スープだが、サーブ温度が常識外れに高かった。ここまで煮立ったようなスープで出てくる店は初めてだが、麺はのびやすい系なのでのんびり食べづらい。大盛りだときついし、チャーシューは最近どこもそうだが小さくて小さくなっていて、500円よりは大きいかな程度。その分メンマがやけに多い。最近は建設業も高齢化で薄味だけど量が欲しいという人もいるのかも知れないが、なぁ・・・・今は内装業者とか食材業者っぽいのがオープニングお情けで水マシしており、なんかそういう身内だけに愛想いい主人もどうなんかなと思うが、こういうコスパ重視で回転上げたい店の場合はチェーン店が超強力なライバルになるので勝ち目が薄い。他の個人営業の店が真似しないのは、勝負にならないからだ。まあ1年ぐらい前に支邦蕎麦系の名店が代替わりで評判落ちたので狙い目だったのかも知れないが、ああ言うのはオーナー店舗で家賃が発生しないからであって、借り店舗だと半年持たないんじゃないかなぁ。面白いのはオープンで同業他店から花束とかお祝いが届いて張り出してある訳だが、それを系列と勘違いした人が多いようで「あそこは○○の暖簾分けだよ」と聞いていたが、味も全く違ったし、このコンセプトであの名店がOK出したら嫌らしいと思う。大体、名店バックアップなら前のラーメン屋の方がずっと味や宣伝では良かった。でも選択肢が多いこと、多様性がある事はいい事だ。

 ・どっかのアホな国で消費税が10%にもなろうとしていて、他の国なら生活必需品は無税なのに、据え置く事を軽減税率とかあたかも税が軽いかのように誤解させる表記でけむにまいている(しかも決めた本人達は税金や国の財産の私物化、キックバック期待で割譲)というのを見て嫌になる。最近メディアバッシングも多いが、正論に対しての過剰同一化を期待しての物にさえ思える。てかさ、メディアの影響力が下がっているとは言え衆愚的で自発的情報収拾もしたがらない国民が、どうして政府発表をどこも支持してないのに政府の方向性をあんな盲従出来るんだろうかと。
  ま、愚痴はそこらへんにして具体的な二重課税問題のお話。税金に税金をかけてはいけない、そんなの当たり前な話だが、どっかの国では守られていない。有名なのは車乗りが多い所なら批判を知っているであろうガソリンだ。馬鹿高い暫定税率にさらに消費税をかけているので、ガソリン小売価格税込み150円だとすると、本体価格は82円、つまり課税率は46%にもなっている。税金が46%付くってもう相続税の追徴課税とかでもなきゃないんじゃないの?って感じである。これで車なんか趣味で乗ってられるかよって話になる。
  そしてもう一つあげたいのが酒税である。酒税も種別で税率が異なるのだけれど、清酒だと1800円ぐらいの商品だと20%が税金になっていると説明されているが、二重課税化しているため消費増税すると加速度的に税率があがり10%になると25%にもなるのだそうだ。ガソリンも多分同じ感じで税率上昇以上に価格が上がるというへんな事になりそう。とあるサイトでそもそも消費税と酒税・タバコ税は根本目的が同じだったので、目的の二重化でもあったし、現状はそれが崩れているという話もしている。崩れているなら二重課税していい訳ではないが、何故二重になってしまうかの背景としては分かりやすい。
  引用になるが、そもそも酒税タバコ税があんな高いのは別に節制のため嗜好品を高くし払える人に払ってもらうため・・・ではない。昔は酒タバコは嗜好品ではあるがほぼ万人が利用する物品であり政府の統制が取りやすかったため公平かつシンプルな課税方法だったのである。だから明治時代の酒税の税収全体に占める割合は1/3だったのだそうだ。そう、戦艦三笠は酒で建造されたと言っても過言ではない(過言ではないとは言っていない)。しかし、現在では当時とは違い平民からも所得税を取り、中小企業からも税金を取り、なおかつ酒タバコをたしなむ人も減って酒税の税収に占める割合は3%とかそんなんだ。無論、明治時代とは産業構造が変わって他が伸びたという見方も出来るが、他方プライマリーバランス論から言えば社会保障の増大で収支バランスでは悪化している(じゃあ明治に戻れよとは言えないよね、アメリカになっちゃう)。そこで公平かつ公正な負担として消費税というのが導入されたのだが、公正でも公平でもないのはご存じの通り。まあでも酒税タバコ税も当時でも吸わない人飲まない人はいた訳で、それだけは明治政府より日本政府マシだね!って言えるかも知れない。正直、あまりに複雑な構造になってしまった税金より分かりやすいから、ぶっちゃけ全ての金の移動に消費税的な物をかけた方が実は大企業の内部留保だの課税のがれだのが防がれて庶民負担は減るかも知れない。全部消費税にして3%ぐらいで決着するなら悪くないけど、今度10%とかアホな事抜かしてるでしょ・・・
  消費税是非(是が限り無くゼロの)を話し出すと長くなるので酒税の二重課税問題について戻ると、要は生活必需品に近いけど嗜好品に分かりやすく課税して公平公正に取るという原理からすると、かつての消費税相当で妥当性があった酒税であるが、消費税とバッティングする上、現在はそれを利用する人もかなり減ったので不公平感がある。またタバコやアルコールは健康に害があるので制限すべしという意味合いも後付けで語られているが、それが二重課税を許す論拠にはならない。害があるなら財務省の人員給与を制限すべしってならない?また、この論のおかしい所はお酒に関してはこうなる。アル中になる世帯・人間のイメージとしては安酒を煽るように飲む貧困世帯である。そりゃアイドルとか芸能人にもアル中多いけど、絶対数は少ないだろう。で、彼らも増税されればそりゃアルコール支出は減るかも知れないが、もっと高いお酒を丁寧に飲む層の方が負担が大きくなってしまって公平とは言い難いし、こういっては何だが下品で安い酒に客が流れてアル中患者を増やしている気がする。知人でもお酒マニアと言えるような人はいるが、アル中とはほど遠いし、逆にアル中だった人間も知っているがあんなのアルコールとつけばメタノールもエタノールもヒドラジンも関係ないような層だ。さんざビールに課税して発泡酒や第3のビールという、中にはいかがわしい感じの物に客を流しておいて、今更ビールと酒税一本化とか財務省エリートは血中に省益というアルコールが常に流れているんじゃないか?

 ・今ではステマを含めて全てが悪かった事にされている民主党政権時代だが、冷静に見直せば高速道路の無料化や定額化・ガソリンの暫定税率の廃止など庶民に評価される活動もしてきた。結果としてそれが財務官僚や経団連の気に触ってメディアを用いて追い落とされた感があるし、天災という不運も重なった。というか左派が政権取ると地震がタイムリーに起こる気がすると、どうしても色々考えてしまうよねぇ。まあ天災に関しては事後対応ですぐに東電国有化して被災者支援に全部回してあればはるかにマシだったと思うけど、あの時はトモダチが沿岸に集まっていたしなぁ。いやほんと、救助をされた人も多いから、そういう見方はダメなんだろうけど、外務省を改革していた田中真紀子の時も官僚がテロの時にすごい罠しかけて追い出したから、綺麗事ばかりではないんだろうな。
  
 ・先日来、ちょっと自動車関係の書籍を引っ張り出してサンバー当てはめて色々見ていたのだが、運転の極意はどの人もつまる所「ゆっくり操作する」に集約している気がする。それは全開とか最大CFをかけないという事ではなく、そこに持っていくにしてもフィードバックを受け取りながら急激にはやらないという事に尽きる。そのためにはレスポンスを良くして最大出力とか最大Gではなく操作に対するリニアリティーを確保するという基本に戻る。
  その視点でサンバーを見た時、トラクションとブレーキのリニアリティーはかなり忠実だと思うが、ステアリングに関して絶賛なり逆に不評なりは聞こえてこない。という事でサンバーのステア特性に関するお話。まず他社比較で言うとノンパワ時代はサンバーは相対的に優れたステア特性があったと思う。まず重量バランスがRR最終の頃よりマシだったというのもあるし、FRのバンでノンパワにするとレシオを下げても重いため、スクラブ半径を小さくするため極端なポジキャンにしていたため、座りがとても悪かった。それには積載すると是正されるという事もあった。リアはリジッドが普通だったから、そこは今とあまり変わらない。その中でフロントが軽く重量バランスが良くリアがセミトレのサンバーだから悪いはずはないと思うが乗った事がないのでなんとも。
  パワステが普及しだしてからは各社まともなアライメントを出すようになったので、以前ほどのアドバンテージは無くなったかも知れないが、それでもリアが空荷でも跳ねないというのは大きかった。未だうちのサンバーはリアタイヤが空転した事がないが、DV02(LTタイヤ)の絶対グリップなんか知れているのですごい事だ。ミニキャブはウェットだと時々マンホールとかでは滑ってる。あと、フロントに関してもミニキャブはウェットで防水塗装コンクリの上を曲がるとギチギチミチミチ言ってるが(都会だと立体駐車場がそうかな)、サンバーはあまり言わない。一方でゆっくりステアしてみるとサンバーはフロント過重もかるくリアとの剛性も高くはないからか、初期レスポンスは穏やかに感じる。そこで曲がりはじめないからと切り足さず、少し待っていると車体のヨレやロールが落ち着いた所で綺麗に曲がり出す。ワンテンポは遅れるが、この曲がり方は比較的読みやすいので、切りすぎ足りなすぎはあまり感じない。むしろ操作をはじまりを手前に持って来られるので柔らかい曲がり方に感じる。サンバーは運転席のクッションが厚く乗り心地がいいと言われているが、サイズは大きいけれどホールド性はほめられた物でもない。しかし、上記の特性でそれほどGをかけてないのに曲がっていく感じなので乗り心地が良く感じられる。また伸び減衰が高いのか、戻す作業でもピーンと戻ってしまう感じはない。車体も重いので戻りづらいのかも知れないし、ロールが怖くて定常円とかやってないから限界付近でどうか分からないが。
  例えば同じように車体が柔い物だとうちのLA300Sミライースはなまくらと言っていいほど柔らかい。しかし衝突安全性のためシェル剛性は多分高い。あるいはセンター剛性が勝っている。足部分だけ変型するように作ってある感じだから、補強を入れると見違えるが、ノーマルだと切り始めても全然曲がらず、切り足さないと二次的な曲がりは発生しない。FFという事もあるんだろうが、ノーマルのミライースをキビキビ走らせようとすると、どうも操作が雑になるというか、まずEPS含め遊び部分を取り除くため一瞬カツンと回してやってから調整する曲がり方になる。一周回って古い車のソーイングに近い感じだ。サンバーはソーイングがいらず、Gかけていっってタイヤの負担が大きくなるな・・・って時もフレームがしなるような逃げ方をしてくれる(しなっている感覚はないけど)。もっとも、これはLTタイヤ履いてる時の話なので、これを比較的グリップがある幅があるタイヤを履いたときにどうなるかだな。この綺麗なバランスが崩れてしまうのではないかとちょっと心配になる。
  
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Posted at 2018/09/28 01:55:45

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