2019年07月28日
ワイナリー巡り・粒が伸びない
・仕事、アヒルやニワトリの手入れ、誘引やってからワイナリー巡りに仲間で出かけた。今回伺ったワイナリーはドメーヌ スリエ、ドメーヌ ○○(諸事情で伏せときます)、サンサンワイナリーの3つ。ドメーヌ スリエは米粉ベーカリー併設の小さいワイナリーで3ヘクタールほど委託醸造やっていた塩尻ファームさんが自社で建てたらしい。400リットル前後の小さいステンタンクが並んでいて多分樽はやらない。場所柄メルローかなとも思うが、どうなんだろうな?まずは畑を広げてからワイナリー建築という流れが出来ているようだ。米粉パンはもっちりしっとりの重くて食べ応えがあるパンで、自家製レーズンのを頂く。どっちかと言うと米粉パンは甘い仕上がりのようだ。設備は窓から見た限りで面白かったのは冷却を水ではなく不凍液循環でやってるらしい所。普通はクーラーで冷やした水を入れて掛け流しだと思う、衛生問題もあるし水は安いからだが、逆に水の使用量が増え設備が濡れるとかデメリットもあるのだろう。
ドメーヌ ○○は私は畑は何度か見させてもらっているが、今度は醸造所が立ち上がっていたので見てきた。結構珍しい方式やそれにあわせた設計などが見られたが、スタッフが不足している感も結構ある。なんかスタッフも思っていた人はマネージャー的な立ち位置みたいで集中出来るのか不安もある。新興のある程度の規模のワイナリーは全部バックに土建屋とか福祉屋とか金が余っている所がつくので機材はいいのが入るんだが、人に関しては買える訳じゃないからな。畑も見せてもらったが、手が回ってない(私が言えた事ではないが)感じがあるけれど、素性は良さそう。面白いのはここはとある品種に集中している。日本中探しても単一品種に絞ったのって無いんじゃないだろうか?世界だとそりゃあるだろうけど。
最後はお馴染みサンサンワイナリー、ボテガってレストランで食事。ベランダからブドウ畑からアルプスまで眺めながら食事にワインと満喫出来た。パスタはもう少し食べたい量だったが、もっちりした生パスタ系で提供も早くセットも良心的な価格だった。そしてワインが安い!ほぼ販売価格と同じで出しているのはドメーヌ付きワイナリーの良さだ。試飲でナイアガラとコンコードの辛口、コンコードの甘口、5種類のリンゴのシードルを頂き、有料でシャルドネのシュールリー・メルローの柿沢W,シャルドネの樽熟成を飲んだ。全体に言えるのはクリーンで後味がすっきりした和食に合いそうな味で、塩尻としてはメルローも酸味がある程度ありミディアムボディー。シュールリーは相変わらず良いバランスだったが樽は控え目でまだ開いてない感じもする。一番感動したのはシードルで、生のリンゴをかじった時のフレッシュな歯ごたえを感じるほど果実感が出ている。補糖はしない所なので甘さはほどほどだが、辛口シードルがしばしばリンゴの個性を置き去りにするのと正反対だ。
・戻ってからは酔っぱらっていたので寝て、多少抜けてからZ園袋かけ。思ったより粒が伸びないまま着色がはじまっている。新梢管理や摘心やった場所でもイマイチというか、木によって差が出ているので場所の水分や養分か着果が多すぎたか。多少調整している。PFは低かったので平気だと思ったんだけど、難しいな。もっと酷いのはB園で、ここも房が情けないほど小さいままだ。しっかり管理出来てる場所でもこれって光合成が不足して養分がなさ過ぎて粒が伸びないってあるのかな?
・明日 消毒 ボルドー出来る所やる(A,B、D、F園)、Z園袋掛け
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Posted at
2019/07/28 22:58:38
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