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イイね!
2019年12月11日

カリュアドラフィットと王様

 ・仕事、いまいちやる気がおきない。H園の残渣を集めて、伸びたアカシアを伐採した。それを引っ張り出すのが一仕事だった。あれはトゲがすごいし伸び方もボウボウなので引っ張るのがやりづらい。ロープで太い奴中心に巻き付けてから移動。
  苗が届いたので頼まれていた人にわける。今回、苗木業者の注文の不備があり、特等苗が届くか微妙なタイミングだっったが、ちゃんと特等が届いた。が、ちょっと気になったのは台木が5BBではなく3309だった。こういう言い方はどうかと思うが、汎用の優良台木である5BBのロットが終わって3309なら特等苗があるから来たんじゃないかと思ってしまう。無論、あっちも3309でいい結果が出ると思って接いでいる部分もあるんだろうけど。3309は101-14と5BBの中間ぐらいの特性で、豊産性はほどほどだが品質と寿命は高いという所。いや、5BBも品質はいいんだけど、強すぎるので品種によっては付けすぎる可能性がある。3309はそういう無理が効かないんじゃないかな。耐寒性は高いが乾燥にやや弱いそうなので、圃場を選ぶ。うちの手持ちで水が多いと言うと1箇所しかないし、そこはすでに改植済みなので、これどうしようか?って感じではある。補植しておくべき所が若干はあるが・・・
  あとはそこから、また部会の別件での話しを聞く。班の話らしいが、むっちゃくちゃな言い訳してるみたいだけど、まあもうどうでもええわ。多分明日聞く事になるだろうし。

 ・薪ストーブ大活躍だが、毎年思うのは「剪定枝が燃やせればもっといいのに」である。剪定枝は伐採木より頻繁(毎年)出るし、量もそれなりに多い。野焼きしているが、その火力はいつももったいないと思っている。細いので乾燥は早いし果樹農家なら皆思う事だろう。昔の人には剪定枝を消し炭にしてからコタツなんかで使っている人もいたが、さすがに炭のコタツは見なくなった。炭にするのはそれほど手間ではないが、その後は汚れるので土改材としてうちでは使っている。
  ちなみに直で剪定枝を薪ストーブで使おうとするといくつか問題がある。おそらく最大の問題はかさばるという事だろう。薪もかさばるが、剪定枝は隙間が大きくなり絡み合うのでかさばり具合が半端無い。小さい薪ストーブにくべるには邪魔すぎるし、保管も運搬も面倒だ。しかし海外では粗バイオマス燃料はチップ化するのが一般的で、農業分野でも剪定枝はチップ化出来る(細いから小さい機械でも砕けるのだ)。ガソリンを多少使うが、密度を上げ乾燥させ取り扱いを容易に出来る(ちなみにチップをそのまま農業利用する事も可能)。
  じゃあチップ燃料として暖房に使えばいいとなるのだが、大きな問題がある。薪ストーブではチップやペレットはとても燃やしづらいのだ。そいつらは小さいので燃えずに灰に埋もれてしまいくすぶってしまうし、薪の上からかけてもイマイチ燃えが悪い。大量に入れると煙がすごいし。ただ、少量を熾きの上に広げると割と綺麗に燃えるけど、火持ちが悪いので頻繁に調整しないといけない。かと言ってペレットストーブはペレットに最適化されていてチップ用ではないし、二台も買うのは邪魔だ。希に薪とペレットのコンパチもあるみたいだけれど。
  と思っていたら、ペレット用の火台というか燃焼バスケットというのが売られていた。これはパンチングメタルのカゴにペレットを投げ込める仕組みで、上から点火するみたい。薪ストーブの中に入れればペレットも燃やせますよという仕組みで、薪そのものもバスケットの上で燃やせるらしい。最初すごい高いのしか見つけられなくて、こんなの無理と思ったが、ステンのパンチングメタルで簡単に作れているのを発見、素材さえあれば出来そうだ。多分、ペレットを燃やすコツは空気を通す事で、メタルで浮かせればそういう事が出来るんだろう。

 ・カリュアドラフィットの印象 昨日のワイン会はいろんなワインが出たが、一番良かったのは2006のアルザスのゲヴァルツのマルクテンペ、甘くてハチミツのような香りだがフレッシュさもあって好み。2016のは酸味が強く料理に合う感じだった。う゛ーう゛くりこのシャンパンもしっかりとした酸が骨格を作っているので後味もスッキリだし、苦みも少なかった。赤は畑の番人はさすがという良さで、あの値段でこのクオリティーはお得ですらあった。で、肝心のカリュアドラフィットだが、「ラフィットは飲み頃が先」「カベソー比率が高い」という印象からガチガチに閉じた濃い物を想像していたが、そんな事は無かった。むしろあっけらかんとした王様だった。どんな暴君が来るかと身構えていたら、割とフレンドリーというか。でも、味わってみると、それは絶対君主の自信から来ているようだった。気むずかしく気取る必要もない、ありのままで支配者たる威厳が放たれている。
  具体的に言うと、たとえば香りは近年の「果実的なフレッシュさ」でもなければ、かと言って濃さを追求した重々しい物でもない。その中間のボルドーっぽい香りをふんだんに放っていてグラスの遠くからでも香ってくるが、香ってやろう!って物ではない。味もカベソーの色をしているのに不思議なほどカベソーっぽさがない。メルロー主体の番人とも違うけど、どっちかと言えばメルローっぽい飲みやすさで刺激は少ない。ただアフターまでが太い。ガチガチの太さではなく、自然と飲んだワインの味がずっと長く引いていく余韻の長さだ。オーソドックスなAOCボルドーがあったとして、それぞれの要素を誇張ではないが強く持っている感じ。ガンダムで言うと、トールギスだ。量産のリーオーがあって、そのプロトタイプではあるけれど、決してガンダムになろうとはしてない感じ。
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Posted at 2019/12/11 22:24:36

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