2020年02月14日
トラクター乗りっぱなし・防毒マスク選び
・仕事、G園とF園を歩行トラクターで耕して、マルチ回収してからG園とD園とA園とB園をトラクターかけた。さすがにトラクター乗ってて酔って気分が悪くなった。最後に水田の車乗り入れ部分に土嚢積もうと前作った土入れを出したのだが、土嚢が微妙に小さくて入らないし、やっと入れてユンボで土入れて引っこ抜こうとしたら中途半端に抜けて土落ちるしで、結局スコップでチマチマ入れる事に。まあ10袋や20袋ならそうやっていれてもたいした手間じゃなかったし、前の構造は我ながら問題があったので廃棄でいいわ。10袋ぐらい入れて日没で終了、ちょっと買い出し。目一杯入れると土嚢って結構大きいので、これで割とすぐに舗装出来そう・・・と思ったが、割と大変かも。土嚢サイズは大体50cm四方なので、4m×3mを2層作ろうと思ったら12/0.25×2=96袋にもなる。3m×3mでも9/0.25=72袋ぐらいか。1袋だと目違いで補強出来ないから弱そうなんだよなぁ・・・鶏は一日外で遊んで楽しそうだった。土が全部軟らかいもんね。
・そろそろ今期の投資で考えなければいけないのが防毒マスク、一昨年から導入している重松の製品は大変すばらしく、これでいいかなぁと言う部分もあるんだが、やっぱりゴーグル一体型が欲しくなる所。目が刺激を受けるって事はまずないんだが(目もゴーグルはしている)、別々のパーツを付けるので脱着がややこしくなる。特に頭につけるバンドがねじれるので(そのバンド自体は大発明と言っていい要素なんだが)一体型がいい所。しかし、ガスマスク自体ちゃんと考えて買ってなかったので重松のページで勉強した。あと、ガスマスクでまともな製品があるのは重松か3Mぐらいなので、それ以外は忘れていい。軍用のはちょっと抜かすけど(後述)、他のあっても重松のOE。
さてガスマスクの種類だが、本当に沢山ラインナップされていて迷ってしまう。重松の所にもフローチャートあるけど農薬散布でどれってのがイマイチ分からないというか、対応に大抵「農薬散布(水和剤・粒剤)」は入っているのでどれでもいいと思ってしまう。が、調べて分かったが重松のマスクは大きな括りだと「防塵マスク」「防塵防毒マスク」「防毒マスク」になっている。防塵タイプは水和剤と粒剤はOKだが乳剤はダメ、防毒マスクは全部大丈夫、防塵防毒マスクはフィルターで互換性ありという感じ。一言で言えば「防毒マスク」は上位互換で、フィルターに防塵機能付き防毒フィルターを選べばいけるけど、逆は出来ない。防塵マスクの需要がそんなあるか知らないが、推測を含めて言うともちろん業態で防塵だけでいい所(解体現場とか)もあるので、フィルターもそれだけでいい。しかし、そうすると防塵マスクを防毒環境で使ったり、防毒マスクに防塵フィルター付けて使ってしまう恐れがある。なので、両者はフィルターに互換性がないようにラインナップが分けられている。で、農業の場合、必ずしも乳剤は有機ガス溶剤としての乳剤とは限らないと思うし水和剤でも乳剤と同じ成分のがあるのでますますガス対応は必須だと思うので(スミチオンは水和剤と乳剤がある。乳剤は独特の臭いが特に強いけど)、「防毒マスク」が正解になるだろう。
で、防毒マスクにも種類があって「直結」「分離」「小型直結」がある。分離は缶が別になってるやつで、直結は面体にフィルターが生えてる奴だ。で、小型というのはガス濃度基準が緩いという意味で、サイズの事ではないみたい。分離の対ガス濃度は直結のほぼ2倍で高濃度対応だが、小型は直結の1/10しかない。ただ農業で直結が必要になるとしたら、多分ラビキラー散布ぐらいだろうなぁ、あれはほんとヤバいけど、他は小型直結でまず大丈夫だと思う。
では小型直結のラインナップを見ると、面体一体のがGM185(各種)、マスクのみ缶2つのがGM80,GM28,GM81,GM22らへん。缶1つのがMG70,76、77などなど。なんでこんな同じのが沢山あるの・・・って感じだが、一つ違うのは缶の種類。はっきりとは言えないが、GM185が採用している所から見てCA104シリーズという缶を使っているのが上位バージョン、CA707や705というシリーズを使うのが簡易バージョン、中間なのか前の世代なのかCA300番代のもちらほらという所。
で、私が使っているのはどれかと言うとトラスコ向けOEのDPM77S(恐らくGM77)で缶はCA707S/OVという奴である。OVというのは防塵機能付きフィルターで、いわば一番マルチに使える奴だ。セットで2000円ちょっとで3年ほど使えているし、いいチョイスだったとは思うが、いかんせん吸入抵抗が大きいので2缶タイプにするならGM22,104シリーズの缶を使うならGM28か80(構造的には80の方が好ましいかな、値段がばっか高くなるけど)。全面タイプだとGM185になるのだが、ここからが困った事。私がメガネを付けているのだが、全面タイプだとメガネのツルからガスが入る恐れがあるのでメガネ禁止になってしまう。呼吸部分だけの気密という訳にいかないらしい。明確に対応しているのは3Mの6000Fシリーズで、それも「メガネ用アタッチメントを無償であげますよ」という扱いなので、どういう事なのか良く分からない。多分メガネレンズだけを保持するのかな。3Mはカタログが見やすく物理フィルターが後付けなのがいい。抵抗もちゃんと表示してくれてるし。
3Mで買うなら6000シリーズに有機ガスと防塵フィルター6001/5911セットで5000円ちょっと、重松ならGM22に707S/OVでやっぱり5000円って所だが、6001の寿命は270分で抵抗が170Pa,707Sは170分で抵抗280Paとなると、もう3Mのシングル>重松のダブルって感じだったので、6500シリーズを発注した。ほんと空気吸えないと死にかねない。あと6500はワンタッチでベルト付けたままマスクが外せるので、メガネやゴーグルを取らずにマスクリリースが出来るのも大きい。
・コロナウィルスはその危険性もさることながら、政府対応にも不信感が出てきて本気で対応しとかないといけないかな?と考え出している。ちょっと現金おろして燃料備蓄したり目一杯給油したり、食料やペットフードも備蓄かな。
・明日 トラクター整備、Z園耕す、B園マルチ回収と石灰散布、G園に藁しいて水田耕す。棚下吊り線やってからZ園剪定
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Posted at
2020/02/14 22:22:13
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