2020年06月30日
雨で房作り・ニュースで毒吐き
・仕事、雨でB園の房作りして終わり。たいした雨ではなかったけど、そこそこ強い時もあり。ニワトリはヒナが親鳥の小屋を占拠したりいろいろ。そしてアイガモは雨よけ作ってやっても一番大きな奴がリーダーになって警戒して戻らないの。お前はもう大きいから雨でも平気だろうけど、他のヒナは濡れてブルブル震えてるじゃないの・・・って事で回収したりなんだりと面倒だった。成長度が違うとこういう事も悪い影響が出るのね。無論、小屋を水田の奥に作ればそこに入ってくれるかも知れないけど。
あと、そこらへんの作業をしていたら頭上を通過する2つの影が。先ほどワシを見たばかりなので慌てたが、それは野生の鴨だった。仲間を見たからなのか関係ないのか2羽のカモが着水しようとギリギリまで降りて来て慌てて再上昇していったので、あの紐は効果があるようだ。実際水田に入るとこれが邪魔で邪魔で。アイガモは充分食事をしているようで、ソノウはふくれているから、すぐに雨程度問題ないサイズになってくれると思うが雑草もかなり生長してしまった。
他にはトマトのマルチの作業が甘かった場所を軽く修正して捨ててあった紐を回収しておいた。あとは通路の横軸のマルチだが、どうしようか。結構踏むから防草シートをテストしてもいいと思っているが。藁も水田にあるのは使い切ったので、上からかける分を運んでこないといけない。
・ニュースネタ2つ。一つ目はふるさと納税制度の悪用が問題になった泉佐野市の排除について最高裁が違法判断を下したそうだ。ふるさと納税制度自体が金持ちの租税回避とか言われて文句は出ていたが、傲慢な都市の自治体から地方へ税金が流れて返礼品で産業が一部潤ったのは事実。ただ、すべての市がその能力がなくコンサルに丸投げしてたらしいけどな。まあ総務省がそんな税制作っても自治体が対応出来る訳ではないけど、ともかく露骨なキックバックが問題なのは租税回避してる転売屋みたいなメンタルの人間以外は苦々しく思っていた。と こ ろ が、あろうことか最高裁がこの泉佐野市へのペナルティーを違法としてしまった。内容としては、前の法制度上、泉佐野市の行動は問題なく、よって法改正して排除する要件として充分ではないみたいな言い方になった。ほんと法律バカはてにおえねえ・・・で、最近思うんだが、最高裁がアホみたいな判断下して呆れる時って裁判長がほとんど女なんだよね。前も危険運転致死の明かな事件を適応除外してたし、そういう勢力に阿ってのし上がってきたタイプなんかなと思ったけど、今度は国に逆らう私カッコイイなんだろうか?ほんと富嶽さん、こういう裁判官どうにかして。
と思ってたら続報で、別の裁判官が意見として「法律論としては総務大臣に自治体にそこまでペナルティーを与える権限はないけど、明らかに悪い事をして挑発してきたのは泉佐野市が悪いのは明白で、こんな結論にするのは居心地が悪い」みたいな事を言っていた。なんか泉佐野市の市長は勝訴!みたいなコメントだしていたけど、これはもしかしたらむしろ敗訴した方がマシだった案件かも知れない。というのは役人はメンツが大事だから、ここで負けなかった事でもっと陰湿で合法な泉佐野市イジメが始まる可能性が高い。いろんな申請がたらい回しにされる、許可がおりない、補助金が減らされる、出向の引き上げとか天下り先の斡旋がなくなるとかだ。ちょうど飯塚幸三が逮捕されなかった事で逆に天下にその悪名を広げ一族郎党表を歩けなくなったのと同様の事になるんじゃないだろうか。
・次、NHKラジオで外国人労働者がコロナで失職、帰国も渡航制限で出来ず国からも充分な保障を得られず困窮しているという話題。支援団体のNPOの人が苦境を解説していた。まあ、そこは大変だろうなぁとは思っていたが、だんだん議論がおかしな方向に進んでいく。外国人労働者を労働力として受け入れているから人間として軽視して家族できたり保障が充分でなかったりする。国内で働いてもらうには、そこらへん拡充すべきだし、そうでないと「日本に来たら不景気になると使い捨てられるから行かない方がマシ」って事になるから労働力が来ない、と。こいつ本気でアホじゃないかと思いましたね、あ、やっぱり女性の教授だそうです。
日本が外国人労働力を受け入れているのは、安い労働力として使いつぶして不要になれば送り返せて高齢になったら医療費を浪費せず地域に定着すみついてコロニー化しない事を大前提にやってる事です。非人道的?そうですから来ないで下さい、そういう物です。日本の少子化が好転しないから外国人を受け入れましょうと言った時、それは外国人で人口を水増しする移民政策であってはならないってみんな分かってるでしょ。それでも経団連と自民党はなし崩し的にそこらへん曖昧にするから危険視してたけど、とりあえず労働力としてのみ受け入れて時間制限もくわえた。もっとも、こんなの派遣労働の正社員化義務見れば分かるけど大嘘でしょうけどね。育成費用は払わない、でも保障財源食いつぶす、まっとうに課税把握したら多分移民も少子化しますよ。あるいは、ストリートチルドレンみたいなスラム街が出来るだけ。外国人労働力という移民政策が間違ってるのに、何素っ頓狂な事言い出してるのか、それが教授やってるのかと。
あと、保障から外れた外国人がコロナのリスクだと述べてましたが、その通りだと思います。実際、難民のコロナは今後ひどい事になるでしょうし。でもね、コロナだけがリスクじゃないです。今後、その仕事にあぶれて国に帰れず嘘で連れてこられた日本で放置された外国人が何すると思います?治安上の大きなリスクですよ、国に頼れないから同郷の人で集団で暮らしてるんですから、もうマフィア化するのは時間の問題です。彼らが経団連や政治家、ブローカー、雇用主を襲うのならまだ分かりますけど、大抵ソフトターゲットがやられますからね。ほんと移民政策は禁止して、悪いけど今居る人達は隔離して順次強制退去、そして母国で日本の悪口を広めて二度と同じ悲劇が起こらないようにしてもらうしかないです。コロナはこの問題の発現を早めたので良かったぐらいです。
さて、そもそも移民頼りになる日本の内政が悪いって話について。少子化の原因は課税、年金破綻、低成長、様々なリスクがありますが、移民絡みだとやはり企業の低賃金労働力志向ですね。低賃金で働かせる奴隷が国内にいなくなったから海外から持ってくるってひどくね?むしろ、何故労働人口が減っているかと言うと、少子化もあるけど実労働者が減って経営者とか役員が多すぎる訳だ。たとえば中小企業は日本は360万社前後ある。つまり社長が360万人もいるわけだ。ダブりもあるだろうし、社長自身が労働者やってる所も多いだろうけど、そんな経営体が必要なのか、それらを整理してたとえば社長と会社を1/4の90万人にしたら270万人はただの労働者に出来るんじゃね?とかなる。その90万人は経営上手の上位25%になる訳だし、専門化を図るべきではある。あるいは、それが出来ない企業体はそもそも経営体力がないという判断も付く。まあ、そんな簡単ではないだろうけど、言いたいのは「低賃金の奴隷労働を繰り出さざるをえない理由は経営体が貧弱だから」という事だ。もちろん、「雇用を守るのに全部大企業になって直接雇用されない人材も多いんじゃないか」って事は言える訳だけど。
あと大企業だから経営が上手い人が集まってるかと言うと、まあそれはそれで別の話かも知れない。久々に自動車雑誌のマガジンXを買った。軽トラ特集をザ総括でやったというのがSNSで流れてきたので読んだ訳だが、その本の中で日産リバイバルプランについて分析していた。で、一番気になったのは「日産の今の経営陣に車が好きな人がいるんか?」という問題だった。結果だが、破綻銀行の役員が2,調達部門が1,LCVが1,財務専門家が1みたいな感じだった。財務の人はどの業態でも必須だからいいとして、乗用車をやってた専門家が誰もいない。そして金融機関をつぶした人が大手を振ってる。その理由が結局英語だけしゃべれるエンジニアが上に取り入ってみたいな感じだと。客観的に見ても日産は新車開発能力を失っていて、下手すると吸収したはずの三菱の方がマシなんじゃないかとか酷評されていた。確かに新型投入の噂やディザーマーケティングはあるんだけど、それも完全新規というより焼き直しのビッグマイナーだったりして。
と書くと、じゃあゴーンがいいのか?そのゴーンに乗っ取られる原因になった塙が良いのか?久米まで戻ればいいのか?って事にはなる。面白いのは、ちゃんと塩路の事にも触れていた事。無論、どの企業も内部の労働争議はあるし、それがむしろ健全とは思うのだが、やり方が陰湿な争議が根深く問題の根底にあったんだろうなと。好調なバブル時期はそういうのは見えなくても、不景気だとそれが見えてくる。でも今の日産は労働争議すらやれないんだろうな。
・明日 房作り
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2020/06/30 23:12:33
今、あなたにおすすめ