2020年08月26日
シャッフルに一人、ガンダムファイト国際条約を破った奴がおる!
・どうでもいい話題1:ガンダムファイト国際条約第六条は「国家の代表であるガンダムファイターは、その威信と名誉を汚してはならない」となっている。あんまり汚い戦い方をしたり卑怯な事をしちゃいけないという事だが、他の条約同様あまり守られてはいない。極端な事を言えば勝てば大抵の事は帳消しに出来るからだ。まあ、そこらへんの話をしたい訳ではなくて、今回はネーデルガンダムについて。このネオデンマークのガンダムは予選中ずっと風車に偽装してやり過ごして決勝まで生き残ったという異色のガンダムで、最終決戦では40機もの量産モデルであった事も判明した。うーん、これずるすぎない?予選中逃げ回っていただけな訳でしょ、と。結果的に経験値も上がらず決勝戦で活躍した覚えがありません。
ちなみに、条約破りが多いと言えばチャップマンでしょうか。まず頭部破壊されたのに出てきてる1条違反、モビルドールで囲む1VS1を定めた5条違反、さらに人工の霧を使ったり6条にも引っかかるだろう。しかし、よく考えたらもっとひどい奴がいた。「コックピットを過失で攻撃してファイターを死なせてしまった」という2条違反、地球がリングだの7条に違反して戦闘中にコロニーに戻っていた(これを許すとネーデルガンダム並にみんなコロニーに引きこもってしまう)、破壊されたのが頭部以外なら何度でも直して決勝に出られるという事以上に、機体乗り換えをやってしまった3条違反、そして予選で使っていたガンダムを乗り捨てて保全義務を放棄した4条違反、多分そこら含めて6条違反、あとシャッフルとの戦いでは1対1での戦いも守ってないので5条も守ってない。逆に守ってるのが1条だけというすごい奴がいた。そう、その名はドモンカッシュである。書いてて思ったんだけど、これ今川監督の皮肉だったのかもね、条約を守る事自体には何の意味もないという。
・どうでもいい話題2:ポルシェ博士とヒトラーとスターリンについて。とある本を借りているんだが、その中でポルシェ博士について解説があった。ポルシェと言うと、今その名前がついているメーカーがあるし、VWビートルを作った程度は知られているだろうが、実はポルシェ博士は今のポルシェに連なる車は設計していない(356は息子の作品)。今はVWが大きな影響力があって他のメーカーと結託している訳だが、当時は自動車のはじまりからあるベンツや、オペルなどがドイツのメーカーとして君臨していて、ヒトラー的国民車には興味がなく金持ち商売だった。ポルシェは国民車を作りたいという夢はあったが、一介の技術者であって、あちこちのメーカーを渡り歩いて「軽量安価高信頼性の国民車」を提案していたが受け入れられず、結局デザインスタジオを作って設計をやっていた。
その国民車構想に真っ先に目を付けたのはスターリンで、ソ連に引き抜きされそうになったが、その話は失敗。次にヒトラーがその構想を評価してドイツ国内で国民車を作ろうとしてポルシェを利用して出来たのが後のVWになるKDFという会社になる。ポルシェは理想の大衆車を作らせてもらえるし、ヒトラーとしては自家用車をダシに国民の支持を得られるというのがあった。なんでも、KDFの組合員になって定額の積み立てをすると(毎月5RM(ライヒスマルク)天引きされて200RM(おおよそ850ドル=今の価値なら1.5万ドル=180万前後)たまるとくれるので、40回払いだ)KDFワーゲンがもらえるという仕組みだったそうな。結果として、国民車の配給は進まずその代わり軍用車両を作っていた訳だが、KDFワーゲン自体も存在はしている。
巧みだと思うのはヒトラーのやり方で、当時のドイツの失業者対策で公共投資が必要になり、行ったのがアウトバーン建設であり、あるいはKDFワーゲンの工場建設だった。モータリゼーションは同時に国内の景気や文化も向上させるし、一挙両得だったのだろう。それが軍事転用された事をヒトラーのずるさと見る事も可能だが、一方でポルシェ自身がWW1の経験から国民車に最初から軍用に出来る事という事を盛り込んである事から分かるように、当時両者はあまり分離されて考えていなかったと思う。同様に航空産業も軍用機開発ではなくスポーツ機開発だった訳だし、軍事と民間はそんな離れてはいないのかも知れない。
ついでに上のような事が出来たのはドイツが民主主義国家であり、資本主義経済でもありながら、ナチスは社会主義的性格が強かったというのもある。いや、多分、社会主義的体制を目指していたのだろう。今なら全体主義って言われるだろうが、ヒトラーがやろうとしていた事は労働者層の大衆を富裕化させる事での国力増強であり、KDFというのも「労働の喜びと力」と言う「労働者政党色」が強いと言える。いやほんと、チョビ髭オジサン、途中まではすごい優秀なんだよなぁ。むしろ、こういう労働者政権が強くなると資本主義国家のアメリカ・ユダヤが横やり入れて転覆させるというのが続いていたというのが20世紀の歴史だったんじゃないかと思うぐらい。つまりユダヤ迫害は卵とニワトリみたいなもんだったんじゃないかと。
ポルシェの話に戻すと、博士は終戦後アメリカに連れて行かれてナチス協力者として尋問を受ける。が、帰国を許されて、さあドイツ復興で力をふるったかと言うと、何故かフランスの秘密警察が45年から47年まで2年も幽閉をしてたそうです。これ、別になんかの尋問とかがあった訳ではなく、もうフラカス大暴走だった訳ですよ、私怨ですな。フランス人はポルシェ乗るな!と言いたい。これで衰弱して3年後に亡くなるまでポルシェは現場に戻らなかったそうです。
ポルシェというと「高性能スポーツカー」のイメージですが、書いたようにポルシェ博士自身を見れば「愚直な実用車を作って万人に安心して乗れるようにしたい」という動機がずっと支配的だったようです。もちろん、宣伝用にすんごいスポーツカーも作ってますが、それとてベンツやオペルのような重厚長大な感じではありません。当時の設計者は同様の発想を以て車に携わり世界四大大衆車、すなわち2CV,ミニ、チンクを作った訳で、普及期の必然かも知れませんが、今の自動車ってなんでも付いてて高級車志向が強くてどうなんかと思います。
例えばですが、今の車は大量生産によるコストダウンを求めるため、開発製造のハードルが上がって製品サイクルが長くなってます。昔を見ると驚くほど素早く物を作ってるのは、設計が丼勘定だったのもあるのでしょうが、低い製造技術でどこでも作れるという事を重視していたためです。第三世界レベルの技術で自動車を自給出来たらというのが、当時の技術レベルで考えれば可能なはずですが、まあやったらまずいよね・・・結局消費者はトラバントやダチアなんか求めてない訳だし。
・仕事、体調はやっと普通に動けるようになってきた。朝はトマトの収穫の段取りやって、電柵を繋ぎたいって隣の人と打ち合わせして色々情報交換、そして昼には背負いでとある有機酸の散布テスト。今度は低濃度での調整だが、他の農家さんも今年は落葉が凄くてダメだったとか言ってるのでどうかな。稲に関しては水口で青立ちしている奴らが多少登熟してくれるのを期待。あちこちの田んぼが金色になりだして稔りの秋だ。灌水もしたかったがZ園への用水が少ないので諦め。B園はもうブドウが美味しい、G園も若木の落葉したのの房で食べられるのは自家消費している。アヒル雛はもう頭がバケツから出るほど大きくなっている。後から生まれた奴らはまだヨチヨチ。アイガモはブドウは食べないがトマトは良く食べてる。
・掘り出し物でターフメイトが入りそう。ターフメイトとはゴルフカートの一種でキャディーさんが立ち乗りで運ぶ用の奴だ。以前とある中古屋で使っているのを見せてもらって「お、これええやん!」と思ったら、地元でも使ってる人がいた。基本、ゴルフコース用なので、そこそこの悪路性能しかないが、運搬性能と機動性に優れるので平地の収穫とかで使えるかも知れない。てか、農家が使っていたっぽいキャリア付き。あとは圃場移動だね。キーがないから、これどうするかな。86年頃からあるモデルなので、パーツが出るかどうか。どうせ原付のキーなんだから、適当な物突っ込めばいい気もするし、圃場で使う分にはダメもとで強引に回して壊してもいいんかもな。
明日はまずD園、Z園、A園でチューブ上げてから消毒して灌水だな。良く詰まるので、フィルターを設置してテストしてみる予定、すぐに水圧が上がってるので目詰まりして流量が下がっているはずだし、流量計も使うか。菓子屋さんと相談。有機酸テストを他の所でもやってみるか。トマト出荷
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2020/08/26 19:46:11
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