2021年09月24日
加工収穫
・昨日の仕事、加工ブドウを出荷した。もう死にそう。たった8箱、ゴミみたいなのを一日かけて選果するつらさ、わかる?特にこれ生食でもないんだけど、病気果実が堅い。無茶苦茶軸と粒が離れない。脱粒しない。病気なのにカチカチについてるし、じゃあ病気じゃない粒取ろうとしても取れない。もうね、こんなの損切りしないとダメだったのよ、反省。粒のサイズは棚の方がはるかに大きかった。垣根はサイズが半分。そして病気になるならないは果皮の差があった。病気で弱い所は果皮が経験ないぐらい薄かった。強い所は果皮が厚い。もし味に差がなかったら、これはその系統を選んで作りたい所。あとは病気になる所が割と集中してて、虫の影響か水の影響が考えられる。坂の上の方は割と強いから、もしかしたら水抜いたらマシかも。鳥害や鹿害もあるしもういやだなコレ。また枯れた台木があった。いつまでも接ぎ木受け付けない生意気な奴なんで大きく切ってケジメツケさせたけど、これで枯れるってまだ土壌になんかいない?って感じ。モアのヒューズはすっごい分かりやすい所にあって切れてたので良かった。
他は房が棚下でも枝に近い一番が絡みやすい。軽いので煽られて絡んじゃう。二番以降の場所で作った方がいいし、高い所のは当然良く無い。来年だが貯蔵養分が多分かなり少ないし、枝が伸びなかったので、まず着果量を減らして体力回復をめざすべきだろうな。また密着が多いので、房が見えている間に調整剤を使って粗着させたい。実際、粗着の房は病気も少なかった。
垣根はまだ強すぎて暴れてるので、さらに抜根する必要がある。あのサイズだと1畝2、3本で良かった。地がいいと言うほど良くはないはずだがあれだけ伸びるのはなんなんだろうなぁ。また課題をもらった感じだ。
・ふと思ったネタ。シャアって登場時は少佐だけど、あいつどうやって少佐まで昇進したんだろう?ジオン公国って元々そんな軍備してなかったはずだけど、いきなり大量に軍備拡充して階級をどうやって決めたんだろう?というネタ。てかジオン軍の階級構成どうなってるのって調べたら面白かった。シャアは少佐で後に大佐になってて中佐時代が無い?一応将校学校出てガルマと同期だが、いきなり少佐はやっぱりおかしい気がする。これはまあソロモンでの活躍で昇進したと見るべきだろうか。ただ、少佐でいきなりムサイとは言え艦船までもらって行動してるのはちょっと謎。
少佐ポジは劇中かなり多いが、基本的にはMS乗って直接戦ってるのは上の方でも大尉とか(黒い三連星とか)。大佐は基地司令や艦隊司令(デラーズ)とかで現実もまあそんな感じかなと。マクベは役割からすると明らかに大佐の上のポジションだが、その上司のキシリアが少将だとそれに並べないという苦しさが滲む。その上の将官がかなり謎で、ギレンは総帥で大将なのは分かる。その下のドズルが中将なのも分かる。しかしキシリアはさらに下の少将になり、中将にはドズル以外いないのだ。少将はコンスコンとかギニアスとか少数で、しかもろくに活躍してない。将官がかなり手薄なのが分かるが、これはザビ家の私兵だと考えればまあギリギリ分からないでもない。でも兄弟内階級差が部隊間階級差になってるのはマクベの例から明かであり、キシリアも中将にし、若いガルマは中将補にして補佐官にベテランを付けるとか手はあったはずだ。トワニング准将とかギレンの配下で優秀なのはいたんだからさ。
つまり戦績やら経歴で昇進して将官になるほど歴史がなく、実際に指揮官の層が薄かった事が伺える。産まれだけでトップになったザビ家だけで独占しようとしておかしくなったのと、そのザビ家の中での優劣がまた問題になっているような。
また逆にMSパイロットはどのぐらいの階級からなれたのかについて。下っ端がどこまで低いのか分からないが、バーナードワイズマンとかジーンとか「伍長」までは確認出来たし、その上の軍曹はかなりいる。しかし上等兵とか一等兵でMS乗っているという人はいなかったような。MSの希少性や有用性を見るに、あれは戦闘機とかに相当するはずで、現実だと尉官クラス以上である。伍長程度がMS乗ってるというのは明らかにおかしいのだが、ジオンの人材不足を考えると新人兵卒でもMSに乗せなければならないという苦しい所だったのかも知れない。また、再びジオン公国の軍備に戻るが、常設軍をおおっぴらに展開していた訳ではないだろうから昇進がバンバンやられたのは比較的後のはずで、そうすると前に入った人の階級を飛び越すわけにもいかないし渋滞してたり、人的損耗が多くて佐官が少なくなってしまったとかあったのかも知れない。ともかく階級がかなり偏ってるし不自然なのだ。
その中で一つ面白い例がヒルドルブに乗って活躍したソンネン少佐。この人は元戦車兵で教官を務めるほど優秀だったが、MS転換に失敗して出世してなかった。軍暦が長い人で少佐になってるぐらいの感じなんだろう(戦車兵として活躍昇進したとかは無さそう)。つまり、ジオンでMS前から準備してた軍人でやっと少佐になる人がいるかなという感じ。よくジオンをナチスと重ねる表現は出てくるが、ナチスドイツでも国防軍とナチス親衛隊は違うのであり、また第一次大戦で活躍した人達が指揮官になっていた第三帝国と、いきなり戦争やってるジオンをその組織体系において重ねるのはいささか無理を感じる。
無理矢理それを正当化しよとするなら、一つはコロニー間内戦を描く事になるが、そうするとコロニーVS地球という構図が崩れる。もう一つは連邦軍の将兵からのスカウトで、アンリシュレッサーとか戦前に連邦政府からコロニー側に移籍した人物もいる。准将だから、多分地位も保証されての移籍だろうが、当然スパイの恐れもあるから難しい。実際アンリシュレッサーはお飾り部隊のトップであり、対外的な戦力だったのかは怪しい。むしろ連邦軍の有能な人物を引き抜く事での弱体化狙いの飼い殺し?
もっともザビ家の戦略としてこんな長期戦争をするつもりは無かったはずだし、逆に連邦側も終戦時にジオンがここまで徹底的に潰されるというのも考えていなかった気がする。一年戦争の裏側は連邦側とジオン側の間には裏に太いパイプがあったので安心して出来る紛争程度を想定していた。ところがギレンとMSが優秀すぎて落としどころが無くなってしまった。結果エスカレートしてもうどっちかが絶滅するまで戦う形になってしまった。ガンダム自体はZやZZやUCと続いていくので紛争時代に見えてしまうが、世界的に見れば一年戦争規模の戦争はもちろん、国家間規模の戦争も起きていない。ちょうどカルタゴを滅ぼしたローマが長期的には爛熟腐敗していったのと連邦は似ている。
戦闘力という観点から見ればそれは困った事だが、文化文明から考えると平穏無事はありがたい事であり、おそらくガンダム世界でも戦争がなかった事で文化文明は泰平を謳歌していたのではないか。確かに1年戦争の負の遺産、人口減少や環境破壊は大きな問題ではあったろうが、逆に見るなら滅ぼすべき悪しき伝統もかなり無くなってスクラップ&ビルトの大きな躍進の時期だったように思われる。
大きく脱線するが、そう考えるとジオン公国がカルタゴ、ギレンはハンニバル将軍らへんって事になる。んでギレンは優秀な指揮官って事になってるが、こいつが直接何かやったとかギレンの描写って作中でもあまり無いように感じる。ここがリアルな所でもあるのだろうが、アムロ視点から見るとせいぜいシャアの動静ぐらいしか分からず、大局的なギレンVSレビルとかではないのな。
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Posted at
2021/09/25 11:16:01
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