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暇人ぶぅのブログ一覧

2022年01月04日 イイね!

また寒くなってきた

 ・寒さがまた厳しい。昼間におつきあいで普通の服で外に出たら想像以上に寒い中を外で待たされたのもあって体調が良くない気もする。風呂にでも入って温まるべきだったし、切り上げるべきだったかも知れない。

 ・動画でメタルギアのポータブルオプスのストーリーだけあったので斜めに見た。一応正史のはずだが、ほとんど話題にもならずストーリー面でも後世の作品に反映されてない、ほとんどスピンオフに近い扱いだと思う。内容としてはピースウォーカー計画より前だけれどビッグボスがFOXを離れていた時期という所で、一度再びFOXに戻ってフォックスハウンドを作り、再びまた出た事になる。
  正直、正史に影響しないように作って、どうでもいいような内容とも思えるのだが、声優とかは豪華で後で出てくる人との関係ではそこそこ重要。特に1と2で重要な役だったキャンベルがグリンベレーとして出てくる。キャンベルの声優の青野さんはもう亡くなってるし年齢も違うので古川登志夫さんがやっていて、若い日のキャンベルってはねっかえりの若造感がある。古川さんっていつまでも「若造」って感じでいいよね。
  あとはグレイフォックスことフランクイエーガー、まあサイボーグニンジャが出て来る。こちらも塩沢さんは亡くなられているので福山潤さんが声を当てている。ここらへんはまあ対立もしながらもスネークと共闘関係にあった側。他にはソコロフとかオセロットも出てくるが、オセロットはなぁ・・・正直彼は複雑すぎる人間であんまり好きとか嫌いって存在ではない。

  ここらへん調べるサイトで見たのだが、MGSシリーズ最良の3の人物が後でどんどん酷い存在になっているのが見ていて苦しい所。ゼロ少佐はまあ後からさんざん悪者にされていたので知っていたが、びっくりしたのがパラメディックで、グレイフォックスをニンジャに改造手術してたりする。あと有名ではあるけどデコイオクトパスが入れ替わっているDARPAのシギントも登場するが、この二人はゼロ側について結局亡くなっている。結局メタルギアは3からはじまっていて、あれが一番面白く、また登場人物も新鮮だったなぁと思う。そういう所も3が人気な理由じゃないかな。こねくりまわして面白くなくなったのが後の作品というか。

 ・まあゲームの方はもうプレーがしんどくなって5は終了(達成度は91%とか結構やりこんだと思う、オンラインないし)。デッドライジング2をはじめたけど、カプコン特有のイライラゲーにいやになって途中で投げ出した。いやね、やりこんで欲しいのは分かるんだけど、最初からそれ前提でゲームつくるべきじゃないよねと。サイココック戦とかもう嫌気さしたよ、しかも最近のゲームは同じコマンドで複数の行動がおこるようになっていて、物拾うアイコンとドアあけるアイコンが同じボタンで片方出してそっち選んでもぎゃくの方が発動とかもうあのボタン数じゃ快適プレーは無理。そのちぐはぐさをゲーム性だと勘違いしてる。
  という事で平和にグランツーリスモ6に戻ってきたが、やっぱりこれもクソゲーだわ。車種は少ない性能差がおかしいレースがノルマくだらない車がやたら出てくるAIはアホでオンラインと課金前提の完全版商法。制作者の独りよがりというか、以前出来ていた事がどんどん出来なくなってる事に日本のゲーム製作能力の低下を感じる。PS4やPS5移行が進まなかったのはデフレとか高齢化もあるけど、面白いゲームがなくなってるのは本当だと思う。

 ・明日 ストーブ修理 洗濯機交換、剪定

 ・近くやらないといけないのはワイナリー見学、映画鑑賞、中野や長野方面にも一度いっときたい
Posted at 2022/01/05 00:18:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月03日 イイね!

すごいぞMig21・アニメを振り返る

 ・ツイッターは飛行機のリアルタイムの写真や貴重な試作機の解説なんかが流れてくるんで面白い。いろんな失敗作があったんだなぁと。性能的にも優れていたのに採用にならなかった物とか、有名な機体の発展試作にそんな物もあったのかというのもある。
  最近あらためてスゲーなと思ってるのはMig21系で初期型は第2世代ジェット戦闘機にあたる(米軍だとセンチュリーシリーズとか)。第2世代は超音速が特長なのだが、Mig21はもうマッハ2級になってる。そしてそこから改良に改良を加え第3世代(F4の世代)のレーダーによる全天候戦闘能力、レーダー誘導ミサイルの運用能力、マルチロール化をくぐりぬけ、第4世代にも一部の改良モデルが足を突っ込む程度になっている。第3世代までは明確にこれという特長があるけど第4世代はCVCCやフライバイワイヤー、運動性の確保などにより機動力をあげてるかどうかが峻別点だが、Mig21は元の運動性能が高かったので。ただ、あの形状からくるものかロールレートが高いけど制御できないので高速でロール打つと止まらないとかも出ている。高性能型試作機としてはYe8なんかは見た目もうほとんどユーロファイタータイフーンで、インテークが胴体下でカナードがついててレドームも大型だ。
  他にはゲテモノにしか思ってなかったライトニング(BEA)が意外と高評価だった。試作段階でスーパークルーズが出来て推力は高く迎撃戦闘機としてはながらく一線級だった模様。ただし上下タンデムエンジンの火災はいかんしがたく、故障火災などでかなりの数が失われてるのは欠陥機と言わざるを得ない。
  アメリカはセンチュリーシリーズのF104あたりでやっとイギリスにおいついた形だが、デタントもあって一気に縮小。F5なんかが比較的高性能低価格でF20系に進歩したけれどF16に色々統合されていく。まあ、統合したのは結果的には正しかったとも言える。

 ・昨年のアニメのランキング形式での振り返り動画見て見たが、知らない作品がかなりあるなぁと思ったり、評価が高かったり低かったり違和感もあった。全部見返せる訳ではないが、改めて考えると原作付きだと「無職転生」が一番、オリジナルだと「VIVY」が良かったと思う。無職転生はまだ終わってないので良く分からない所もあるが、VIVYはAIのシンギュラリティーとタイムリープ物を組み合わせた定番SFネタで最初はAIがたいした事ない事もあり「こんなんでちゃんと話として魅力的になるのかな」と思ったが、最後はストーリーよりキャラに感情移入して見ていた気がする。あとはマツモト(サポートAI)が良かったよね。社会現象としては鬼滅の刃なんだろうけど、私は嫌いではもちろん無いけど、すごい夢中になれるかと言うとそうでもなかった(無限列車編)。
Posted at 2022/01/03 10:03:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月02日 イイね!

あけましておめでとうございます

 ・あけましておめでとうございます。最近更新さぼり気味でもうしわけありません。最近は車もあまりいじってないのですが、またよろしくお願いします。

 ・昨年の反省・総括 いろんな挑戦も出来た。自販機や野沢菜栽培などなど。一方で拡大した栽培面積に手がおいつかず、また実労が少なくなってきて、出荷量は減ってしまった。作業効率の向上のため5S活動を進める必要があるが根本的な場所とかの問題で足踏み中。

 ・今年の目標としては体重減らす、生活習慣を規則正しくする(夜更かししない)らへんですね。さっそく守れてませんが。

 ・年始からかなり寒くなっていて、薪の消費も促進しないといけないので毎日1、2コンテナ薪を燃やしてます。そこで読書も進むといいのですが、どうもチョイスが難しくてやっと「ネアンデルタール人と現代人」を読み終わりました。読み終わってから年代見たら1999年でこの20年の間にも新たな発見が色々あったんですが、まあ基本的に考古学的な物は面白いです。不完全な発見から仮説が立てられて学説が度々変わって発見の位置づけが都度変わる感じ。ただ文章だけだとほんと分からんね・・・簡単に言うと比較的最近の人類種で化石も多いネアンデルタール人とホモサピエンス(クロマニヨン人)の切り口が多いけれど、その前のアフリカでの猿人と原人との分岐らへんも扱ってる感じ。重要度は同じだけれど資料数やらなんやらでネアンデルタール人の話がやはり多い。
  考古学的、あるいは地質スケールで見ると人類なんてほんとごく最近の発生だなと思うし、その進化が加速度的な事が自然条件からの逸脱である事があちこちで出てきます。猿人と原人の分岐はながらくミッシングリンクなどと言われて来ましたが、華奢型猿人で東アフリカに残された群が気象変動で森林性からサバンナ性になる課程で樹上性から直立性になり、手が自由になって石器を発明する事で肉食化・脳化が進む。脳化は生存的に有利というだけではなく、エネルギー消費が激しい器官なので肉食化で高カロリー食になる事も必須だったと。それで初期は恐らく死肉食、スカベンジャーとして大型肉食獣のおこぼれや自然死したのを食べていたのだろうと。たとえばゾウぐらいになると肉食獣でも皮が強くて食べられないので、石器がある人類は競合せず食べられたそうです。
  肉食の傍証として肉食獣の肝臓を食べた事によるビタミンA過剰の症状で病気になって亡くなった骨も見つかっていて、そこから「病気になってもある程度生かされた集団生活」や「肉食獣の肝は食ってはダメという学習が共有されてないから言語がない」など推察するのはすごいなーと。ただ、地質年代分析だとしょっちゅうおかしな発見があって、こう過渡期の混じったのが結構見つかってるし、いきなり現代的な体型になってたりする。
  現代人で面白いのは直立した事は頭蓋骨の神経通る穴と、骨盤や股関節の形から分かるみたいですが、内臓支えるために骨盤が大きくなると出産で大きくなった頭部が通りづらくなる。たしか胎盤の種類も難産の原因だったと思いますが、人類は直立歩行と脳化という矛盾を突きつけられたと。そこで人類は未熟児状態で出産して育てる方向になったそうで、脳の成長は母体内でのそれと同じペースで進んでいるそうな。
  他に面白いのは脳の容量を人と猿の分岐点としていた点で、一見自然ですが、脳の容量が必ずしも賢さと比例しない。絶対容量と、体のサイズに対する比率があるんですが、どちらも現生生物でも知能と必ずしも同一ではない。例えば鳥はあれサイズの割にかなり賢い。読みながらさんざん邪魔にしにくる猫見ていて思ったのですが、猫の脳は25ccぐらいしかなく、体重との比率でも犬と同じぐらいでそれほど賢いわけではないけれど、飼い主からするとかなりコミニケーション能力あるように思うんですね。
  で、改めて容量との絡みで考えると、脳の容量はポテンシャルには影響するけど学習やより賢い存在との相互作用によってかなりブーストがかかるんじゃないかと。たとえばアインシュタインと同一個体があったとして、縄文時代に投げ込んだらやっぱり縄文時代なりの生き方しか出来ないと思うのです。だから逆にペット猫を考えた場合、こいつらは本来的な猫の知性の何倍もあってもおかしくない。まあ直立歩行させて・しゃべらせて・道具を使わせてみると面白い事になるのかも。
  あと、肉食化と農業は面白い関係にあります。書いたように肉食化は知能化・高度化に関係してます。また脳はエネルギー消費ではマイナスと書きましたが、肉を食べる事で腸が短くなる事で基礎代謝を下げているそうです。ただ肉食化すると生態系の中でのヒエラルキーはあがるが個体数に自然条件の制限が強くかかる。出アフリカになったのも結局肉食化して密度をさげるためにニッチから追い出される形でヨーロッパやアジアに広がったという説が紹介されていました。するとまた小集団のままで遺伝的文化的に不利なままです。
  しかし農業がどこかの段階で発見されて品種改良して植物でも高カロリーを得られるようになったことでそういう制約から外れたわけですから、農業がいかにすごい発見だったのか分かります。さて、ここから先どうなるか。ほんとね、今わかってる歴史なんてせいぜい1万年戻れないぐらい、文字残ってるのって4000年とか1500年前でしかないんですね。今私の人生の間に、ネアンデルタール人で言えば1万年ぐらいの間でおきたことより大きい進歩がおきてるってほんとすごい局面に生きてるんだと思います。
  あと猫は家畜化されたのは9500年ぐらい前とこれまた最近ですから、どこからいつ農業に目覚めて一気に進歩するか分かりません。実は並行進化や一度分岐した所にまた戻るという事はないそうなので、チンパンジーですらまた原人になるかと言われると否定的な見方が多いのですが。


Posted at 2022/01/02 00:50:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月31日 イイね!

ネアンデルタール人から学ぶ

 ・ネアンデルタール人と現代人という新書を読んでいるが、詳しすぎてやや混乱するが大筋はとても刺激的だ。二本立てになっていて、一つはネアンデルタール人とクロマニヨン人(ホモサピエンス)の競合の部分と、さらに前の猿人からの分岐の部分になる。華奢型猿人の中の一部がホモハリビスとか大きなネアンデルタール人やクロマニヨン人の祖先にあたるそうだが、他の系統はすべて絶えていて、現生種で分岐が近いのはご存じのようにチンパンジー・オラウータン・ゴリラだけになる。
  ネアンデルタール人とクロマニヨン人の分岐が特に一つの章(というか大半)を占めるのは、結局最後かつ直近のヒト科の選別が行われたのがそこである点、ヨーロッパで最初に見つかって人類種の進化の大きな注目的(特に人種との関連)が集まっていた点、単純に比較すれば近い年代なので物証が豊富だった点がある。そもそもネアンデルタール人とクロマニヨン人が違う種であるという部分から以前は分からなかった訳だが、簡単に言えばアフリカのホモハリビスの中の一群が各地に進出して地域で適応しており、その中のヨーロッパ周辺の第一次出アフリカがネアンデルタール人(あるいはそれ以外があったのかも知れないが)、第二次出アフリカがクロマニヨン人だそうだ。
  ここで以前から話題になるのは「ネアンデルタール人は何故滅んだのか」であろう。良く「クロマニヨン人によって滅ぼされた」説があったのだが、両者は耐寒性の差から実はニッチ(生物的生存空間)が違って、同じ洞窟から両者の遺跡が時代違いで出土してたりもする。しかし、ネアンデルタール人の文化文明は石器の質や製法、それによって二次的に加工される骨加工品(釣り針や縫い針)、あるいは素材の収拾範囲から予想される文化圏の交易流通などが劣った。クロマニヨン人はまだ南方系の遺伝子が強く寒冷対応は種としては弱かったが、漁猟による寒冷地での食物獲得や衣服と言った寒冷地対策によって、生物的にはネアンデルタール人より弱かったにも関わらず次第に交代していったようだ。
  中で面白い解説だったのは、このように文化文明面での差での生存率の差がほんのわずか2%あっただけでも1000年とか考古学年代の中ではわずかな時間で片方が勝手に滅んでしまうのだそうだ。まあそれは資源競争と言えなくも無いのだが。両者の間での交流というか通婚に関しては筆者は懐疑的で、交雑があったかも知れない痕跡はあるが、その子が集団に受け入れられなかったのではないかと述べている。ただ、それはネアンデルタール的な外観を残した発現型の場合であり、クロマニヨン型の見た目の子もいたんじゃないかなとも思う。
  他には芸術面、クロマニヨン人は芸術が明確にあり、洞窟画は遊びではなく情報伝達であり、つまり認知能力の高さでもあると述べている。ネアンデルタール人はそういう痕跡は薄い(埋葬文化があったともされているが、宗教的な物は無かったのではないかとも)。現在、文化芸術面でセンシティブな人達が人類種の中で保存的な立場かは大いに疑いはあるし、じゃあ数学者と絵師のどちらが認知機能が高いのかトータルでは分からないと思うが、短期的な経済メリットだけでどちらかを優先するのは間違いかも知れないとは教えてくれる。
  交易の広さの間接的要因として言語説も出ていた。ネアンデルタール人がどの程度の言語コミュニケーションが出来たか不明だが、クロマニヨン人より劣ったと言う見解の方が多数だ。言語は他地域間交流面でも世代間伝達でも大きな役割を果たしたと思われている。つまり、ネアンデルタール人はあちこちに小さい集団が沢山いたけど、それらは細かい集団でしかなかった。クロマニヨン人は小さい集団が蓄積して大きなクロマニヨンのグループと捉えられる。逆に言うとクロマニヨン人は均質化していくとも言える。そもそも他の動物であれば分布は環境要因と移動能力で狭められるのだが、ヒト科は広域に移動して定住している点が特殊だ。
  これでちょっと思い出したのだが最近はまってるアニメで「異世界転生」というのがあって、転生ファンタジー物なのだが、中にミグルディア族というのが出てくる。コミニケーションをテレパシーで行えるようになった設定で、一応言語も使えるがより深く簡易に情報が伝達出来る。普通、そのような優秀な種が出来れば生存競争において有利に働き、結果的に生態系で有意な立場になって独占的になっていく物である。多様性が消えてしまうとも言える。劇中そういう事はなく、いろんな知性生命体が出てくるのだが(ファンタジーってそういう物だが)、この種族は非常に長命のようで、同時に繁殖力も低いようだった(意図的なのが結果的なのか不明。)。
  これは「死の獲得」という点でも重要なのだが、死なないで長命化するのは短期的に見れば不利になる。つうか簡単に繁殖して若い世代がどんどん生まれた方が良いという事だ。現代の日本とかまあそこらへん死が遠くなった事の弊害出てるかもな。一方で長命化する事で知識の伝達や環境変化で個体数が派手に増減する事も避けられる。若年期が相対的に長くなることで得られる知識も多くなる。私は人間が成人するまで軽く15年以上かかる事は生物としてかなり欠点だと思っていたが、15年かけないと文化文明を受け入れられないというか、生物的に柔軟性があって吸収できる期間の延長であると考える事も出来るのだ。なんなら現在のモラトリアムの延長とかニートとか言われるのも幼児状態を長く長く必要とするようになったとも捉えられる。
  話戻すと、ファンタジー小説で高性能な人類種が仮にいたとして、それが生態系の独占をしないためには「そいつらは繁殖力が低い」という設定が生物学的には整合性があるという事である。

  書きたい事は書いたので、あとはファンタジー関係の考察の駄文。よくトールキンファンタジーと呼ばれるような系統(ドラクエとかも実はその文脈にある)の場合、複数の知性体が登場する。たとえばゴブリン・オーク・トロール・エルフ・人類・ホビットなどなどだ。これがスターウォーズみたいなSFなら惑星間での違いと片付けられる(問題は後述)。一方一つの生態系で同じニッチに複数の種が存在したり、またその種が後から競合絶滅させた場所に再び戻る進化は起きづらい(つまりイルカは中間的なトドみたいな形があったとしても、今のイルカが再び競合して滅ぼした兄弟種の位置には戻らない、という意味)(まあ環境要因とかで先祖返りしない事もないと思うけど)。
  そうすると、それらの知性体はつい最近分岐して生存競争中の存在という事になる。つまりエルフも人間もドワーフもゴブリンもオークも、遺伝的にはほっとんど同じだったという可能性だ。実際、交雑種もそれらでは存在するという設定だからほぼ間違いないだろう。どの種も実は数万年オーダー程度の近隣種に過ぎない。それらが個別的に進化してきたが、自然環境の変化、まあ人類で言えば氷河期と間氷期なんかで同じ地域に進出して軋轢をおこしてるとかそんなんじゃないかと。
  一方でこれらのニッチ説は農業による自らの家畜化が行われるようになると当てはまりづらくなる。言ってみれば農業は自然の摂理からの大いなる逸脱を意味する。もし農業技術獲得段階まで進んだ時に種が分化したとしたらそれらが独自にそれぞれの地域で進化する事は可能とも言える。と同時にこれは再びであったとき(人類の移動能力からするとありうる事だ)悲劇になる。その例が大航海時代の植民地での現地民狩りだ。たとえばオーストラリア大陸にはアボリジニーがいた訳だが、植民したイギリス人などは家畜を襲うとしてアボリジニーを退治駆除していた。同様な事が北米でもあった。
  そう考えるとファンタジー世界の闘争はいきなりきな臭い物になってくる。魔物とか言ってるがありゃ相互に近縁の地域集団が争ってるだけとなる。現実世界で言えば人種闘争に近い。たまたま片方から見ればもう片方は魔族サイドになる訳だが、別に全く違う存在ではないのである。

 ・SFのスペースオペラ的なのも考えて見よう。よく犬っぽい宇宙人とかトカゲっぽいのとか出てくるが、まあ最初の時点で「他地域同時進化説」的な発生から何からオリジナルの場合に同時代に狭い範囲で発生程度が同じような宇宙人が複数いるってのは確率論として無い、とされている。もし可能なら地球にも異星人が来ていないとおかしい。とすると、パンスペルミア説的な生命の由来の星がどこかにあって、いろんな所にそれが飛来して生命になっているという事になる。この説は人類史で言ってみれば「ホモサピエンスがアフリカから各地に散らばりました」ってのと同じである。いや、人類史の場合はその前に他地域同時進化説というのもあって第一次出アフリカのホモハリビスが各地にいってそこで現地人の祖先になったという物である。たとえばソロ原人とかジャワ原人が中国人になって、ネアンデルタール人がヨーロッパ人になって、みたいな説だ。
  大きく異なるのは惑星が違う場合は相互に行き交うために最低「惑星間航行技術」、スペースオペラなら恒星間航行」まで文明科学が進んでいる必要があるため、当然農業なんかの段階はとっくに過ぎているのだから、ニッチによる自然絶滅は考えないでいいのである。逆に言うと恐らくどの惑星も知的生命体の多様性は少なく、○○星人と言った場合は一つになるのだと思う。よほど隔絶した大陸とかあれば複数の種がいるかも知れないけどね。
Posted at 2021/12/31 04:17:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月13日 イイね!

会議は踊る

 ・タオルストッカーを買った。ダイソーのアイデア商品で、上から入れると下のスリットからティッシュみたいに引き出せるので「上入れ下出し」が出来る優れもの。これ同じ原理で下着ストッカーにもならんかな。いや、ちゃんと畳んでタンスに入れればいいんだろうけど。

 ・今日はとある公的機関から電話が来て、まあ親がなんかまたよからぬ事をはじめたのを知ったのだが、どうも電話内容の意味が分からない。相手は事務的に言ってるようだが、あまりに意味不明な手続きで「なんだこれ」となりつつ聞いていると、どうも親の電話番号の欄に私の電話番号が書いてあった模様。あー、てか、これほんと色々問題だよ!個人情報ダダ漏れ、相手の確認の不徹底、なにより書式すらまともに読めない人間でも公的機関は取り合わないといけない。一応、誤解があるようなのを伝えたら相手も間違いに気がついて一気にムードが変わって「認知症親のクソムーブくたばれ」みたいな話にはなったんだけど、今改めて考えて見ると本人確認ちゃんとやんないで電話よこした公的機関の情報管理のザルさはどうなんと。これ、明日ちょっとクレームせんといかんな。

 ・仕事は寒くなるので藁撒いてたけど、終わらなかった。まあ一昨年よりは順調にやれてると思うけど。剪定もやってるが、枝が弱い所と強い所の落差がすごい。

 ・昼間は会議があった。この時間にあるのはこの品目はオフシーズンなんで(農業全般、今はほとんどがオフだが)会議の後に懇親会があるから。私はパス。マスク無くして買ってたら遅れた。内容はまあ役員関係の問題でちょっと長引いたが機材関係の話は終わった。トータルだとまあ誰も損はしてないと思うけど、当然ちょっと考えると無料の見積もり出したあそこはどうなってんのって話ではある。にしても今年見えた課題はかなり根深い。面積に対してのロスが大きすぎて経費と手間の割りに収量がなかった。一応品種面である提案をもらったのでそれやってみる予定だけど、品種だけの問題ではないと思ってる。うーん、クリーニングクロップを夏場もやってみるか??自分の所有地ならそれでもいいんだろうけど、うーん。

 ・会議と言えばMGS5に出てくるラマーハーテ宮殿、アフガンにちゃんとモデルになった宮殿があった。ダルラマン宮殿と言ってなんと1920年代に作られた国会議事堂を目指した物だったそうだ。当時の国王が近代化を目指して作ったそうで、要は欧米列強から植民地の標的にされないように近代国家の要件をそろえるべく作って生活も欧米化させようとした。
  それが急激すぎたのと、あそこらへんの後進性でもって宗教界が猛反発で失脚亡命、そこからずっと内乱続いていた。宮殿は何度も放火などで焼けては再建されていたが、ゲーム内のようにボロッボロにされたのはやはりソ連侵攻。それが酷すぎてわざわざもう修復する価値がなくなって放置されてる。周辺に土地だけはあるので今は向かいに国家機関の建物は出来てるらしいが。
  失敗国家あるあるは「内戦(民族紛争)」「宗教(共産化)」「植民地(他国干渉)」なんだろうけど、やはり内在的な心理とかも大きくて、一度崩れたらその影響は何十年も続くんだなって感じる。

 ・最近は漫画作品が本当に本当に多くて、登場人物の名前なんて一つも覚えてない。作品掲載のレベルが下がってるかと言うとそんな事はなく、純粋にクオリティーやアイデアはかなり高いと感じる物も多いのだが、一方でこれだけ乱立すると連載を「続ける」事が厳しくなっている。すぐ消えてしまうというか、掴みはオッケー、終わり方は?みたいな。組み立て方が終わりからではなく、ほんと最初から作って大雑把に終わりを目指して進んでいく感じなんだと思う。昔はちゃんと終わらない物語は竜頭蛇尾で嫌いだったのだが、これだけそういうスタイルになるともうイントロはイントロで評価するべきなのかなとも思う。ファストファッションというか、もう別なんだろうと。1分30秒のアニソンと60分の交響曲を同じ音楽だから並べるのは楽器が仮に同じでも無理なんじゃないかと。
Posted at 2021/12/14 04:30:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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