2006年08月21日
・ATはますますロックアップが明確になってきている。ちょっとノックする位までホールドをするようになった。これは燃費、期待出来そうだし、走りも格段に良くなっている。
さて抜いたATFだが万一を考えてボトルに詰めてある。元々予防整備で汚れも無かったし、PSFが逆に汚いように見えたので初めてリターンホースはずしの全量交換に挑戦。整備を見てもらえば分かりますが、手順さえちゃんとすれば汚れずに綺麗に出来ます。私の屍を乗り越えて行って下さい(涙)。いやー、オイルって飛び散りますね。
ATF交換自体はカローラでもリザーブタンク内をバーダルだかSTPだかので交換した事がありますが(約半量)、あまり体感出来る変化はありませんでした。ちょっとスムースになったかな?位で。ところがデミオはエア抜きの段階から格段に操作が軽くなり、今までの感じで切ったらハンドルが切れすぎてナックルがエンドストッパーにぶつかって鈍い音がしました。その位軽いって事です。正直ノーマルデミオのパワステは油圧とは言え重すぎて好きでは無かったので、これは好ましい変化でしたが、何故かと言われるとよく分からないです。
問題はATF M-V(本当はヴイじゃなくて5、ローマ数字は文字化けするので)は少量入手が難しい事で、あまり皆様のお役に立つレビューでは無い事。粘度的にはレッドラインのD4とさほど変わらないのでJASO1AのATFでも似たような結果が予想出来ます。あと、軽くなる理屈がわからない点。普通は油圧ロスが減ったなら、気密が上がったと考えるべきでしょうが、パワステの循環は5リッター分は超えると思われるほどの速さなので、むしろ循環抵抗が減った(粘度が下がった)のかとも思います。もし前期デミオでパワステを軽くしたい方がいらしたら、フルード交換はお勧めですし、予防整備にも交換した方がいいパーツだと思いました。
Posted at 2006/08/21 20:23:01 | |
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