2006年11月08日
備忘録
・まずは車検を受ける チューニングはその後
・タイヤサイズを185/55-15辺りに落とす
・アライメントを取り直す
・ブレーキローターとキャリパー交換
・タイミングベルト交換
・タペット調整
・バッテリー交換
・MTオイル交換?
・ボディー補強(筋金、ロアアームバー、発泡ウレタン、トランク等、リベット)
・デッドニング&スピーカー交換
・助手席レカロ化
・ハイテンションコード交換
・フロントサス交換
・マフラー交換
・水温リニア化の後始末
あと余裕があったらミッション積み替えだが、オイル消費が治まってないのが気になる。距離から考えるとまあ許容範囲の消費量なんかも知れないが。
Posted at 2006/11/08 21:09:45 | |
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カローラ | クルマ
2006年11月08日
新型カローラに乗った人から「CVTがダメだから乗ってごらん」と言われたので乗ってきた。試乗車はアクシオのG(真中のグレード)である。以前白いボディーを見た時は間抜けなデザインに見えたのだが、黒系で引き締めると少しレガシーとかそっちを意識しているような若い印象になる。
装備はシートリフター、チルトテレスコが付いた。が、チルト幅はデミオより小さいかな?実際天井側に余裕が無いので上げる事は少ないだろうけど。相変らず室内は狭い。スポーツカーなら許せるけど、ラクティスの方がファミリーカーしている。あと、質感がどこか最近のトヨタの基準は好きになれない。レバー類の節度感が足りなくて、ヌメーっと動く。きっと、どこかの部門が調整してるんだろうけど、軽くも無く重くも無い以上の質感が・・・そんな車じゃないんだけどさ。
エンジンはキーレスのボタンで、ケレン味もなく始動する。なんのギミックも無い。そしてエンジンは恐ろしく静か。アイドルはメーター読みで500前後で、これはCVT化によりトルコンのロスを無視出来る仕組みが加わったからだろうか?クリープは弱いって話だったが、一応実用内ではあるので、トルコンがあるのは間違い無さそうだが。でも、クリープから実加速に入る間に違和感がある。全く加速感が無くなるような物でもないが、実用上よく使う部分で丁寧なトルク管理がしづらいのは慣れでどうにかなるのか気になる。
さて、幹線道路に乗りました。エンジン音は結構します。アイドルだけが異常に静かなので殊更気になるんでしょうが、運転席前辺りでディーゼルのようなゴトゴトした燃焼音らしき物が聞こえて気になります。でも走行音自体はトヨタ品質内ではあります。直安も家の205履かせたAE100よりはよっぽどあります。ところが、エンブレが結構効いて安心できません。セールスの話だとトルコンAT系より弱くて不評なCVTなので、その中ではマシに作ったと言いますが、CVT系の伸びを期待していると常にシフトダウンをガツガツやるのでリラックス出来ません。また加速時もシフトダウンを先にするので、タイムラグを見越さないと踏み込みすぎて燃費が悪くなるとセールスの方が話してくれましたが、その通りの反応を見せます。丁寧にドライブしていても0.5秒位の空白区間はあります。でも1NZはそんな良く回るエンジンでは無いので気にならないけどね。
街乗りでもう一つ気になったのはブレーキで、アシストがかなり強くて、制動範囲内でも何段階もサーボが効いている感じです。当然ながらカックンしやすくサスが多少硬い事で救われてますが、やりすぎでしょう。絶対容量があるので安全って話でしたが、なぜ以前のコントロール性と容量アップが両立出来ないのか聞きたくなります。
ハンドリングはワインディングを走ると、急に昔のカローラのそれになるのでびっくりします。こんなにボディー剛性上げて、でかいタイヤ履いて、まるでレガシーだと思っていたのですが、笑ってしまう位ダルなハンドリングで、伝統的なカローラがここに残ってました。ハンドルの舵角の1/2しか曲がらない感じですね。ただ、以前のカローラはそれがリアのロール剛性不足と明らかに分かりましたが、この形はトヨタがどんなマジックを使って現代的なスペックの車をアンダーにしたのか分かりません。あと下り区間ではCVTの登坂制御がしゃしゃり出てくるので、ダラダラ下る分には快適です。でも、これ、デミオのように操作は出来ないので、一旦制御が入ったらおしまいだな。
総評ですが、カローラは何をやりたいのか分からなくなりました。ファミリーカーとしてはスペース的にも快適性からも同社のラクティスの方が向いてます。じゃあハンドリングが良いかと言えばNoです。コスト的には安そうですが、実はバックモニターによりオーディオやナビの拡張性はメーカー縛りで25万位のHDDナビしか付けられません。オーディオの音質は軽自動車と同じでした。CVTはこれ、CVTでトルコンATを作ろうと思ったんでしょうが、何故CVTでトルコンATを作るのか主査は分かってんでしょうか?機構的に向いてない性質を目指して完全にダメになったとしか思えません。アクセル以外ドライバーは加速の意志を反映出来ないんだから、CVTが勝手にシフトダウンでパワーロスしちゃダメですし、滑らかさが売りのCVTを減速のためにゴイゴイシフトダウンしてもダメです。
セールスの人と話していて思ったのですが、カローラは個人の買い換え需要に並んで、法人需要が大きいんだそうです。法人は景気が良くなっているので割と高いグレードをバンバン買ってくれるので、個人客が気になるようなオプションの値段や縛りなんか全然気にしません。天下のトヨタの1500のフツーっぽい車、そう言う記号があればいいんです。ナビのオプション縛りについてセールスがお客様のためにならないとぼやくので「きっとマイチェンの客寄せのために不便を強いているんですよ」と慰めると、「私が古い人間なのか、コツコツとお金を溜めてカローラに乗るお客様の為とは思えないんです」。私もトヨタやマツダの金儲け主義が好きな訳では無い。ただ理解しているだけだと言おうと思ったけれど止めた。あとバックモニターだが、これはハイテクの駐車アシストをお勧めする。ってのはバックモニターははじめて使って便利に感じたが、一つ問題があるからだ。それは画面に出てくるが「周辺は目視しろ」って問題。つまりバックモニターと周囲を見ると言う忙しい動作を要求されるので、もう駐車範囲を指定したら後見ながらバックした方がいい。そして、そんな車買うなら普通に後が見える車でいい。そうは言ってもカローラそのものの品質や値段はトヨタ製品として高いレベルにはあるので、下手な物買うなら未だに良いチョイスなのは間違いないが。
Posted at 2006/11/08 17:43:28 | |
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