2007年05月07日
ある場所でロードスターの車重を登録申請しなおしたら1t切っていたなんて話が出ていた。まず自動車の重量と言うのは複雑な部品の集合だから同一車種だからと言って全く同じと言う事はない。また普通の重量と呼んでいる方はドライ重量の方のはずで、実測はそれに様々な物が付く分重くなる。よってメーカーとしては下手に軽く申請してオーバーしている事を指摘されるより、1tを超える辺りで妥協してんじゃないかと思うのだが、逆にユーザーからすると「なんで1t切ってるのに自動車税を6300円/年余計に払わなければならないんだよ!」って話になる。実際私のNA6はゴミを持ち込みで捨てて重量を測ったが1tなんて切っていた気がする(でも車検上は1tオーバー)。で、リポートによると簡単に変更申請は出来るそうなので、やってみれば税金はかなり割安に出来る気がする(軽自動車にゃー関係ないけど)。
さて家で確実にグレーゾーンにいるのはカローラ。デミオは1120kgだから相当頑張らないと(頑張っても)無理だけど、カローラはジャスト1000kgになっていてカタログだと980kgにもなってるので、実はもう1t切ってるんじゃないかって気もする。あ、ローターやホイール換えるからちと重くなるか。これを申請して節税してみたいなぁ。
もう一つ車検証の車軸重量はフロント630kg、リア370kgだった。フロントヘビーな傾向が読み取れる。実際にはややリアを下げている分とドライバーの重量があるので、フロント640kgのリア400kg前後が静止荷重だと思うが、改めてトランクの中身を軽くするのは無謀だと思った。バッテリーは55を積んでいるのだが、調べたら標準は34B19!軽自動車サイズだったらしい。家は寒冷地だから標準は46だったようだ。これならドライにする事も可能だし、そもそも34B19だったら軽い気もする(M2のが7kgで40B19が8kgぐらい。55Bは12kgぐらい)。ところで4A-GE車はさらにフロントヘビーのはずだけど、どうなんだろう?
Posted at 2007/05/07 21:00:26 | |
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カローラ | クルマ
2007年05月07日
ふー、疲れる。案の定一筋縄では行かなかった。問題だったのはABSの有無。家のカローラはABS無し、移植元はABSのギアのピック用の穴がナックル基部にある。その分ドラシャが刺さる穴のカバーが深いのだが、径自体は一緒なので普通に入るかと期待したのだが、ドラシャが引っかかってハブが回らない事態に。
解決方法としてはAE100のハブナックルにAE111のキャリパーとステーとバックプレートとローターを移植する事だが、ここに問題がある。まずキャリパーステーが固過ぎて回せない。他のボルトは緩んだのだが、こいつはネジロックか何か使っているみたい。対策はあるが、それほどまでに緩めて欲しく無いボルトだと躊躇する。あともう片方もやるのがいやだ。一方ハブの基部のツバを飛ばしてしまう方法なら一応簡単なはず。って事でツバをグラインダーで飛ばす。幸いABS無しなら同じ感じなので多分可。ちゃんとチェックしなかったら、多分ツバが摩擦で折れるだけで加工終了だったりして(笑)。
あとAE111の方がバックプレートは豪華です。多分スポーツパッドで鳴き対策なんでしょう。またキャリパースライドピンのボルトのワッシャーがAE100は2枚なのにAE111は1枚でした。パットの素材はAE111はアスベスト系のような繊維質で全然メタル分が見えない。またハブの割ピンは両側錆びて最悪でした。左はポンチでも抜けずドリルで半分ぐらい揉んでポンチを使う事に。ほんと、ハブナットは綺麗にね。
あとはエア抜きですが、13インチホイールははまりませんでした。しかし15インチにすると隙間の関係でホイール外さなくてもフロントのエア抜きが出来ます。素晴らしい。割ピンやら王冠ナットカバーやら消耗品類が適当なのですが、暫定的に走ってみました。まずベアリンググリスの影響か動きが若干軽いです。でも音出てるな(涙)。で、タッチですが、まだローターの錆びみたいなのがホイール真っ黒になるほど飛び散る状況なのでアタリが出てないんですが、初期はびっくりする位穏やかです。強化したメタル系パッドのガツンとした効きを予想していただけにカローラ純正より柔らかいのは意外。
で、そこから先も全然制動力が立ち上がりません。あくまで慣らし中とは言え、タッチが柔らかいままなのでエア抜きが不十分なんだろうな(リア系統をやってないので。エアがリア系統に紛れ込むのはよくある事)、そう思って急制動をやろうと思ったんですが、何度やってもフルブレーキできませんでした。フルブレーキをする前に車が止まってしまうんです。そう、感覚として制動力が踏力に対して物足りなく思っていたのは、単に踏力を自然に加減してしまっていたので、「やわらかく踏んでだけで止まっていた」んですね。でもフルブレーキでの制動力から見てその手前の段階が非常に使いやすいのはAE111のパッドの美点ですし、AE100から見るとピストン比が大きくなった分当然感じるであろう感想です。簡単に言えば普通に街乗り出来て、初心者がパニックブレーキしてもロックしづらいけれど、本気で踏まなくてもセダンなら着艦フックに引っかかったように止まるブレーキですね。先日乗ったBMWの735がこんな感じの止まり方でしたが、軽い分あれより本気なら止まるはず。
デミオもブレーキは結構強力でカローラのタッチは見劣りしていたのですが、これで同等以上のフィールになりました。制動距離自体は前からカローラの方が良かったと思いますが、デミオの「止まってるぞ」って感じがカローラでも出せます。にしても作業面倒だった。
Posted at 2007/05/07 20:59:09 | |
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