2007年10月21日
結局下地作りを全くしてなかったので適当な部材は無かったので、フルバケとレカロベースのアダプター(当然自作)をグラインダーで粗く削ってさび止めにしてみた。これはL字アングルに鉄板を貼ってあり、鉄板の方は何の防錆コートもないのでサビサビ。240番で大体削る。塗料はダイソーの水性でダークグリーンにしました。
さて、ダイソーの塗料はハケ塗りを想定しているのでメチャクチャ硬いです。缶を横にしてもほとんど落ちてこない。ので、水で薄めますが、それを別の容器でやらなかったのが今回の失敗1。入れてから薄めるとマズイ点があって、まずスプレーガンの中に濃い奴が残りやすく均一な粘度にもなりません。また後で足すと粘度が違う。で、早速スプレーですが、2kgだとぶつぶつ飛びます。綺麗じゃありません。3kgちょっと掛けてちょうどかな?エアは連続使用でも大丈夫そうで、あまり起動しません。やっぱり粘度が高い奴だと消費も低いのか?
パターン調整はやっぱり絞っても円にはなりづらかった。と言うかパターンいじると濃度もいじらないと濃くなりすぎる気がする。そして重力式は万能と言うのは微妙。カップの角度調整が面倒なので、向きの制限はやっぱりあり,特に下向きに吹くのは苦手(そんでもサイドカップだから出来るけどね)。
塗る力自体はやっぱり霧が細かいのが印象的です。スプレー缶はエアと塗料を別々にコントロール出来ないので、塗料を絞ると圧力もさがってぶつぶつになりますが、スプレーガンはエアだけ先に出ているので薄い塗装とかも出来ます。捨て吹きとかに良さそうです。フルに握り込むと、これまた缶だと無理な量が一瞬で塗れます。
と良い事を書きましたが、悪い点もかなり見つかりました。まず塗料の飛散ですが、思ったほどではないとは言え飛び散ります。それだけ対象に掛からないので無駄が多く、「いけるか?」と言う量の3割ぐらい余計に必要。まあハケのようなムラが無いので、厳密には良く分かりませんが。そして最大の問題はメンテ性の悪さです。正直ハケなんかは洗わないで使い捨てにしても惜しくないんですが、スプレーガンでそれは出来ない。で、清掃ですが内部のカラーはいつまででも出てきます。特に濃い物を入れてしまったのもありますが、うがいさせると1リッター程度は平気で使いますね、これ。塗装工場で溶剤の回収装置があるのが分かった。洗浄液がバカになりません(水性でよかった。でも廃塗料の処分問題は同じか。
またクリーニングに時間が掛かると言う事はガンも複数欲しいですね。特に濃色なんか吹いた後に淡色を入れるのは怖いです。まあ、オクでもう一個安いの買っとくかな。サイズ的に1mmでもデリンジャータイプが欲しいし(W71での1mmだと小回りが効かない)。また塗料の管理も難しいです。
あと意外だったのはダイソーのダークグリーンの発色で、あれだけ探してなかったデミオのカエルメタリックのベース色っぽい黄緑でした。今回はサフ吹いてないので素の発色ではないけれど、多分白ベースで吹けば川崎グリーンです。つう事で、次はパールクリアでツヤありのシートアダプターにします。
Posted at 2007/10/21 20:07:36 | |
トラックバック(0) | 日記