2007年11月13日
毎朝車のサイドミラーが結露していてバックがしづらい。そこで先日の工業祭りで見た蓄熱式曇らないミラーを思い出した。これはミラーの裏側に蓄熱剤を置く事でパッシブに曇らなくする仕組みらしい。その時はふーんと思っただけだったが、改めて調べて見ると面白い仕組みだった。
結露は周辺温度より低い部分に起こる。で、何でか知らないがミラー表面温度は外気温より夜中は下がる。なのでわずかでも外気温より高ければ曇らない訳なので、内部に蓄熱剤を入れて0.1度でも高くするだけ蓄熱させ放熱させておけば理論上はOKだ。しかしバケツの水だって普通は凍るし、それを嫌って断熱材に閉じ込めたら今度蓄熱出来ない(放熱コントロール上断熱は必要だが)。
で、どうやるかと言うとミラーと蓄熱剤の間に空間を取って、熱移動を赤外線だけにするらしい(多少は対流はあるだろうが)。分かったような分からないような話だが、論より証拠で数度だけ高い状態をキープしているようなので有効なのだろう。そしてそんな程度だったらDIYでも出来るはず。保冷剤とグラスウールでやってみよっと。
Posted at 2007/11/13 23:59:28 | |
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