2008年05月19日
・今日は帰ってからバラの挿し木をポット植えにしてみた。これまでは地上部から「多分生きてる」ってのを想像してきたのだが、予想以上に厳しい結果になった。今回挿したのは去年のバラの剪定講習会で切った地元のワイナリーのバラで多分オールド。つまり挿し木はしやすいハズで、事実自宅のHT系は全部すぐに失敗したのだが(10本ぐらい)、オールドでもオアシス挿しはことごとく失敗した(40本ぐらい)。結局古典的な赤玉土挿しで10株位が生き残ったが、これも成功率にすると20%ぐらいかな?今回はメッシュトレーを容器にしたのだが、メッシュから根が出てしまっているのも居て抜くのが大変だった。
さて、失敗と書いたが成功した株では根がゴソゴソっと出てちょっと気持ち悪いぐらいだった。根の色は白でカルスを思わせるようないびつな形。ただ地上部と必ずしも比例ではなくて、大きい奴でまず生えていると思ったのが全然ダメだったり、細くて期待薄な株でもそこそこ生えていたりする(定着するか不安だが)。まあ、確実なのは4株位なので、率だと5%位じゃなかろうか?まだ幼い株なので肥料を控えめにするために赤玉5、堆肥2、土1、もみがら2位の用土で植えた。
もっと悲惨だったのはブルーベリーで、結局一本も根も生えてなかった。地上部が生きてるのも全く発根してない!こいつらやる気なさすぎ。あるいは母株が挿し木に向かない品種なのかも知れない(詳細不明な株なので)。ただ、こいつは地下茎であちこちから生えてくるので、株分けは簡単そうだ。
今回の教訓
「用土は清潔に」:オアシス挿しは結局腐ってくる事が多かった。用土でもダメになってる奴はかびている。カビが先かダメになるのが先か分からないが・・・
「メッシュ容器は使い方次第」:結局発根は目視出来ないので、あてずっぽうで抜いてダメにしてしまう事がありますが、メッシュだと底から根が見えたら定植できる事が分かり便利です。しかし、ちょっとでも放置すると根が絡んで抜けなくなってしまいます。ある程度発根の予想が付く場合にギリギリを狙うには使えますが、結局こまめにトレー動かしたら良くないんだろうなぁ。また根が伸びていく事から通気性は優れていると思います。
「日光に当たった方が良い?」今回は発根株はすべてトレーの外周にありましたので、ある程度の光は良いようです。もちろん乾燥させれば一発でダメになりますが。またハウスの日陰の奴は生きていても発根してませんでした。
総合すると、何故根が生える株と生えない下のがあるのかは分からないんですね。生きているからって生えない奴は生えない。ただカルスは割りとどの挿し木でも発生していたので、そこから先の管理が重要なのかも知れません。多分最初は出来るだけ暗くしてカルス発生まで我慢し、そこから先は弱くても光に当てる事で発根するんじゃないか?
・あとブルーバユーを買い、トラクターを見に行き、貯水タンクの土台を作りなおし、バラの植え穴を掘った。ラティスに誘引したアルテッシモが咲き出したが、やっぱり庭植えにしたい。ラティスの延長も出来そうだし、自作の網戸もリューターがあるので溝を作りたい。なんだかんだDIYの予定は満杯だな。
Posted at 2008/05/19 20:08:29 | |
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