2008年12月19日
・前買った電池駆動のミシンは厚い物縫ったらあっさり壊れやがったのでオクで古いミシンを手配しつつ、「そういえばミシンの語源はマシーンだったな」とか思いながら検索。ではマシーンの語源は何なのか、その時は「マキナ」ではないか?なんて話になったのだが、どうやらギリシャ語ではマショナとかメーシャネーとか言う言葉で、意味は「迅速に」。それがラテン語では「マキナ」なんだそうな。
じゃ、マキナってあのデウスウキスマキナとかのアレかと思って調べると、やっぱりそうだった。ただ、私は何を勘違いしたのか、マキナの方を神だと思っていたので、「なんで迅速=神になったんだ?」と思ってたら、デウスが神だった。そもそも、ラテン語じゃなくてギリシャ悲劇が大本だしね。
では、しつこくギリシャで迅速と言う意味がデウスウキスマキナに使われたのか?今の直訳だとデウスウキスマキナは「機械仕掛けの神」だそうだが、舞台の仕組みとして一つながりの現象として捉えていたので、その「機械仕掛け」の翻訳が正しいのか分からない。で、ウィキによると、この神の登場は昔の舞台ではクレーンで吊り下げる形で出てきたらしい。多分クラウザーさんみたいに公開自殺で飛び出てくるんだろ。だから「機械仕掛け」であっとする説を取るなら、そもそもギリシャ時代に機械と言う概念および実体がそれなりにあり、効率的であったと考えられる。
しつこく検索かけると、確かにギリシャ時代にはすでに機械式計算機があったらしく、1901年に難破船から発見され、先日のオリンピックで修復品が動いたとかなんとか。実際機械式計算機は日本では大本寅治朗が作ったタイガー計算機なんかあるし、まあ可能なんだわな。また単純機械とかいう力を変換するタイプの機械(自動車で言えばミッションに相当する考え方)はギリシャのヘロンとかが有名なので、建築機械なんかも機械であったと考えられる。あと、投石器とか見た気もする。
・脱線しすぎたが、そのミシンが届いた。で、検索かけたら、世の中のミシンと言うのがいびつな形態になり信頼性が低い道具である事などが色々分かった。そこらへんは凄い痛感しているので、今度は壊さないように使ってあげないといけない。
Posted at 2008/12/20 00:06:24 | |
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