2009年07月03日
・農協で蕎麦の種とモロッコインゲンの種を買い、小麦収穫用にバインダーの紐を買おうと思ったのだが、出てきたのが純正紐で1400円!えー、そんな高い物なのか?と思って近所のホムセン行ったら440円でした。純正なんて割高だし、そんなのしか置いてないなんて・・・ただ蕎麦の種は逆に通販の半額ぐらいだ。まあ、種の値段と言うのはあってないような物で大口売りは安いのだろうけれど。バインダーの欠品はあと少し買ったので、あとはキャブの修理でまた動くと思うが・・・
蕎麦は8月後半に蒔けばいい品種なので、小麦の跡地にソルゴーでも植えて大豆の生育具合を見つつ・・・って感じになると思う。こういう時は単一作の方が耕運機を使えるので圧倒的に楽なのだが、枝豆も美味しいので。小豆は今年はどうなることやら。
・歴史博物館に行ったら昔の蒸気自動車らしい物が飾ってあった。こんなナディアとかスチームパンクでしか出てこないような代物があったんだ・・・と思ってみたら「移動:馬2頭、 出力 15馬力」とかある。え?このエンジンじゃ移動しないのか?と思って良く見ると、そいつは消防用のポンプでした。4分団の文字があるので、団の装備品だったのでしょう。笑えるのが「火を沸かして20分後で使用可能」って事で、まあ火は現場でも入手できるでしょうし移動中に暖気も可能でしょうが、のんびりした代物です。また写真に軍隊と消防隊が合同で出動している映像もあり、戦前いかに消防組織が重要だったか分かります。警察、軍隊、消防と言う地方の治安系組織では最も建設的だったともいえますが、今は唯一プロとアマが別れている組織です。
他にも消防設備の展示は多く、考えてみるとつい先日までは災害で最も恐ろしかったのは戦争ではなく火事だったんだと分かります。現にお城も戦火は免れてますが火事で消失していますし、展示物には江戸時代の水鉄砲・・・じゃなかった消防ポンプ笑がありました。東京大空襲は大半が焼死ですし。また、この程度の装備だと、消防団の主なお仕事は延焼防止の打ちこわしだったんだろうなーとも思います。
ちなみに現代でも火事が恐いのは変わらず、屋根とか素材が違うので単純に比較できないでしょうが、一軒屋が燃えたら可搬消防ポンプなんか3,4台じゃ効かないでしょう。ポンプ車使っても延焼防止がやっとです(風向きとか色々要素はあるだろうけど)。では現代のポンプは何馬力ぐらいかと言うと、小さくて30馬力、大きいので45馬力、ポンプ車は普通のランクルですから100馬力とか150馬力とかです。まあ全開で使う事は少ないでしょうが、昔のポンプがいかに貧弱だったか分かります。
Posted at 2009/07/03 16:45:45 | |
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