2009年08月31日
・MP3プレーヤーにサポート外のニッケル水素使ったら4時間ぐらいしか持たなかった。そんなアホなと思って充電して使ったら次は10時間ぐらい、その次は15時間ぐらい行きそうな感じ(900mAh)。省電力機器ではあまり影響しないと思われた不活性現象(メモリー現象ではないらしい、復活するし)は逆に目立つような気がする。
理由としては微小電流だと活性化しないので、電流を取り出しづらい点が一つ。またぎりぎりの電圧維持を見て見ると、意外と1.2Vあたりが顕著に減っているのが分かる。たとえばこれが1.3V維持だとそれほど変わってないように見えるんだけどね。また自己放電の割合が消費電力に対して大きくなるのもあるだろう。例えばバッテリーライトなんか、充電直後はかなり明るいが2月ぐらい載せっぱなしだと、かなり暗くなる。
こう考えると容量の割に高い自己放電が低いエネループ系が現実的な高性能である事がよく分かる。それに気がついたのだがノーマルニッケル水素はデッドストックしておくと自己放電で電極崩壊するそうで、半年に一度充電しておいた方が良いらしく、そうすると何百回使えるとか言って見ても何十年も使えるモノではないと言う事になる。電池を使う器具は最近は本当に消費電力が大きい機器はリチウムイオンの専用充電器化しているので、割と消費電力が小さいライトとかリモコンとかが主になっているのだが、そんなの年に数回使えばいいので、確かに10年スパンだと1次電池よりは安いだろうが、その差は微々たる物になってしまう。まあ、電圧高いとか1次だって自己放電すると言う問題はあるんだけどね。
Posted at 2009/08/31 11:54:05 | |
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