2009年09月16日
・二輪業界が免許の付帯する原付枠を1種から2種にしたらと提言しているそうな。うーん、難しい問題だな。大昔は自動車免許に今の大型免許が付随してきた。危ない話だが自動車免許が取れたらハーレーでもCBR1000RRでも転がして良かった。もちろん、この話はそうではなくて125ccクラスまでOKにしようと言う物だ。
・まず免許制度から言えばこのクラスである小型限定と言うのは人気がなくて滅多に持っている人は居ない。私は一発検定をステップアップ教習で取ったのでこのクラスもやったが、異常に厳しくて6回落ちた。中型が3,4回、大型は2回ぐらいだったように思う(大型が少ないのは非公認教習所で練習したのもあるので、才能じゃない)。今思うとバイクを転がす根本的な技術は排気量には関係ないので当然な気もするし、原付ミッション乗っていたのだが「乗せられていた」感もある。今の原付と言うのも免許に付随しているからと言って乗る奴はよっぽど自信過剰な人だけじゃなかろうか?私は最初からミッションだったので、とても緊張した。
・が、メーカーサイドから見ると分からないでもない。まず1種は様々な規制でどんどん性能が落とされており、また日本の独自規格であり、市場性が乏しい分野だ。まあ、そこが日本でバイクの最大のボリュームゾーンではあるのだけれど、それを買う人はどんどん減っているとは思う。そのほとんどがスクーターであろう事を考えると125ccにして燃費対策エンジンにしてワールドクラス、少なくともアジア地域統一で実用的な省燃費車を開発したいのはあるのかも。ただ125ccはかなり大きいのでかなりのデチューンが必要で、そうするとアドV125あたりと変な格差が生まれるし50ccクラスが存在意義が無くなる。そうすると80ccクラスに落ち着くのかなぁ?そのために適当に大きめに言ってるだけとか?
・そもそも日本のバイクの免許制度や馬力関係はかなり歪なので、その是正措置の一環なのかも知れない。個人的にはどんどん燃費が悪化しているカブなど実用車や下手すればプリウスに負けるような燃費のスクーターなんか、運動性能以外の部分がバイクではおざなりだったので、もう一回り自動車に近づいた信頼性、経済性のバイクが出てきてもいいんじゃないかと思う。
Posted at 2009/09/16 10:49:04 | |
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