2010年02月07日
・仕事上使わないでいい限り私はプリンターは使いたくはない。宣伝では盛んにプリントする事が面白いような事を言っているが、あのコストといい時間が無駄にかかる事といい、プリンター本体がすぐぶっ壊れる事といい、昔のドットインパクトの方がなんぼかマシだったと言うのが私の率直な感想。インクジェットも初期はかなり速かったのだけれど、今のは初速がものすごいかかるのでカタログの転送終了からのスピードはまったくアテにならない。
が、楽器を演奏しているとネット上の楽譜販売を利用する事もあるし、出版物の楽譜をそのまま譜面立てに立てると折り返しが見づらかったり、どの冊子に入っているか分からなくなったり、ページをめくる手間がかかったりする。書き込みを行うにもプリントできればそれに越した事はない。また、稀ではあるが、団体の手紙の宛名印刷みたいな用事もあったりなかったり。少なくともキレイにプリントしようという必要はない。という事で倒産するリサイクルセンターからドライバー無しのHPのオールインワンモデルを引っ張ってきた@980円ぐらい。テストプリントさせるとカラーはびっくりする位キレイに出た。が、黒がまだらになる。店頭のテストプリントでも黒はムラがあった。
マニュアルだと接点とヘッドの周辺は清掃していいらしいので綿棒にIPAつけて清掃したが改善されない。という事で前PSC-1650では失敗したヘッド面へのクリーニングを敢行したら、少しづつ改善され印刷を重ねればほぼ無問題になった。いやー、いい買い物をした。確か1650用の詰め替えインクがまだ残っていたはずだし。
・次はコーヒーミル。うちは昔からコーヒーは挽いていて、古いカリタのサイロ型があったのだが親族に盗まれた。その後オヤジが職場に来る詐欺師から変なダイヤミルを買ったのだが、こいつがまったく挽けないパチモノで修正して少しは使えるようにしたが、一杯分はたっぷり5分はかかる。で、私は東京時代に買った安いカリタのを長年愛用してきたが、こいつもそろそろ軸の固定が甘くなってきた。もちろん分解して根元を締めればある程度戻るので、半永久的に使えはするのだろうけれど。
で、近所の某所でジャンク扱いのKEYコーヒーの業務用ミルをもらってきて修理した。修理と言っても業務用ミルはモーター直結で刃が回るだけなので、難しい要素はまったくない。実際ブツは昭和60年製だが無事動いた。ただホッパーが小さいのと、粉受けが無いので直でドリッパーに落とすのだが、ものすごい早く出るので粉が飛び散る。20グラムぐらいを挽くと、古いサイロ型や私のカリタでは30秒ぐらいかかるし、インチキのは5分ぐらいかかるのだが、こいつは豆をホッパーから落下させるスピードと同じぐらいで終わるので、5秒とかそのぐらい。
短いという事は豆への加熱が云々言うし、刃がとても鋭いのも分解して気がついていたが、味もかなり違う。キャラメルのような甘い香りがいつもの3割増しぐらいで出てくる。ただ粉が均一かといわれると砕けるのがあるからか、普通のミルとそれほど違わない気がする・・・で、なぜか2台ある(笑)。実はコレ、業務用の粉挽きと原理はほぼ同じなので、製粉に使えるんじゃないかと本来はそっち目的で買ったのだったりする。そうそう、象印の水筒も買ったが、こいつも全バラに出来るいい物だった。今は注ぎ口が無いタイプ(直飲みのネジ式蓋)を使っていて、こいつが一番だと思うけれど、大容量になると直飲みするのは危険。
・自転車修理は失敗した、店選びを。7段ハブに8段が入るといっていた店に念のためホイール持っていったのだが昨日対応した店員(総務らしい)がおらず、そうしたら店員がまったく言葉が通じないし、結局電話で総務に電話をしていたが、かなり腹立たしい説明のしかたな上、総務をまったく理解してないことが分かった。その上カタログで存在するモデルをはなっから無いとか言い張ってみたり、ろくでもない。そして案の定7段ハブに8段スプロケは入らなかった。スプラインは噛むのだが長さが足りないので固定できないのだ。なんか7段と8段ハブは共通と言い張っていた奴が、急に昔は共用だったけど最近は7段が専用ハブになったとか・・・・私のは15年以上前のじゃ!これが地元の自転車の卸しだと思うと全体のレベルが知れる。
ここに限らず多くの自転車店は似たり寄ったりで、老人がやっている所は商売している感覚がまったくないし、ごく少数のスポーツ車専門店はものすごい敷居が高く内向きの既存客にだけ向いていて安いのを馬鹿にしている割に技術力がなく工賃が高い。良心的な所は一軒は店を放火で失って閉じてしまったし、もう一軒はゴミ屋敷と化してしまって普通の商品が店頭(あるのなら)から出せない。自転車も自動車同様頻繁なメンテが必要だが、この有様であるので自分で触れない人は高すぎる工賃や下手な作業に懲りて新車に走るのだが、それだったら大量販売の店の方が安いので、どんどん個人店は閉店している。先日も旧道沿いの店が跡形無く消えていた。
日本は自転車保有台数は世界でもトップ3に入るほど自転車の普及率は高い。よってビジネスチャンスも多いと考えるべきだが、残念ながら儲かるのは新車やパーツを販売する店だけで、アフターサービスに関してはお寒い状況といわざるを得ない。それはほとんど自業自得とも言うべき物だ。もちろんユーザーに責任が無いとは言わないよ。スポーツ自転車に乗っている人は結構な割合で人とズレてる人多いし。でも、こんなすばらしい乗り物からユーザーを遠ざけているのは、間違いなく既存のダメな自転車店だ。あれってそんな利率が低いのだろうか?
くどくど書いたのはSNSだとマイミクにそっち関係の嫁さんがいるので差し障るからだ。もちろん、ちゃんとした店もあると思うし、そういう店からは多少高くても買って存続に寄与したいと思う。とりあえず私のはだましだまし使って8段化するか7段でお茶を濁すかの選択になる。ハブの寿命等考えるとホイール交換の8段化がもっとも望ましいのだけれど。
Posted at 2010/02/07 18:28:45 | |
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