2011年01月29日
・銃砲店に行って実銃を見てきた。最初ケースに少ししかなかったので、在庫はしてないのかと思ったら、かなりの数が裏に入っていて驚いた。ヘタなアメリカのガンスミスより銃、多いんでないの?(多分40丁ぐらい、ほとんど散弾だろうけど)という事でシャープのエースハンターも4.5㎜と5㎜もあった。
・実銃を触るのは初めてだが(当たり前だが。火縄銃は学校にあったけど)、印象としては「小さいけど、重い!」。カタログだと3kg弱でスコープ付きだから3.3kg程度じゃないかと思うのだが、とても重く感じた。エースはこの重さとマッチトリガーが遠距離で強いと言われるゆえんだが、確かに持ち歩くのは辛い重さだな。スコープはシャープのがついていたが、うちのソフトエアガン用のと大きな違いはない感じ。むしろコーティングが特殊なのか、妙にギラギラして見える気がする。
・値段は5㎜の方が程度が悪くて、まあ妥当かなぁーと思わないでもない範囲。周囲で聞いた値段からすると、ちょっと高いかなぁ?とも思わないでもない。それに、結局の所外から眺めても性能は分からない訳で。ただ、この銃砲店だとシャープを異常にひ弱そうに言うのが気になった。曰くカラスには当たっても効かない、飛んで逃げる、ドバト程度がやっととか。プレチャージにしとけば50mワンホールで威力もベニアを抜く(と言って5cmほど指を広げて見せる。そんなベニア見た事ないわ)とか。
・確かにプレチャージが強力なのは事実だろうが、そんなベニアは抜けないだろうし、それが必要かどうか怪しい。それに、カラスはベニア背負ってる訳ではないだろうから、ネックショットで落ちないって考えづらいのだが。またシャープの射程が25mでドバトまでというのは、実例からすると考えづらい。店員がシャープをこき下ろしてPCPを勧める以上に、この人はポンプ銃で上手く落とせなかったのではないかとも思う。
・というのは、ポンプ式は規定のポンプ回数で威力が変わるのだが、ネットで大物をやっている人は10回以上ポンプして使っているが、シャープの規定は10回以下、実際には6回程度な印象を受ける。10回だと威力は4.5㎜で17フィートポンドぐらいらしく、これがおおよそサイクロンの中間パワーに相当する。ポンプはほぼ威力が比例関係にあるので、15回ポンプすると25FPと、ほぼサイクロンと同じぐらいになるし、6回だとサイクロンのフルパワーの半分以下という結果になるだろう。6回でポンプしていたひとにとってはPCPは化物になるし、15回ポンプの人からするとPCPは連射できる点に意義を見つけるだけだろう。
・じゃあ15回ポンプで使えばいいだけの話なんだが、大きな問題としてメーカーがそれを保障外としているのは、レバーがひん曲がるからだ。他の部品は20回ぐらいになるとダメだそうだが、15回ぐらいは常用可能らしく、メーカーが補強パーツを出していたぐらい。実際、5㎜のエースは若干レバー曲がりの症状が見られた。
・で、さらに変な話として、狩猟免許だと標準ポンプ回数は3~4回と書いてあり、写真はシェリダンが写っている。また、イノバの説明でもポンプ回数は2回から書いてある。主人が試しに撃ってくれた時も3回ポンプだった。つまり、ここらへんの人はポンプ3、4回で撃って「力がない」と言っている可能性が高い。
・普通だったら、そんなヘロヘロな弾撃ったって落ちなくて当たり前と思うだろうが、ここに空気銃の特殊事情が重なってくる。空気銃で昔から使われている4,5㎜というのは8グレイン、0.4gぐらいである。そうエアガンの重いのと大して違わない。そうすると、初速そのものはポンプ3回程度でもすでに200m超えてて6回で270mも出てたりする。5.5㎜は6回でやっと200m出るかどうかだ。空気抵抗とか弾の重さも威力の維持力に影響するので、簡単には言えないのだが、4.5㎜だって初速を250mにして撃ち出せば5㎜の200mと威力は同じ感じになるのだが、人間の感覚として初速の違いを感じるのはかなり難しいと思われる。実際25mぐらいまでだったら4,5㎜ポンプ4回だと充分な初速であり当たるから、それでも貫通力が無いと言う人が出てくるのも当然だ。ついでに、そのぐらいでスズメやハトを撃つと肉が傷まないので重宝している人も多いだろう。あと、ヘッドショット出来れば威力はあまり関係ないそうな。
・じゃあカラスだが、先日捕まえた奴でも感じるのだが、羽根に側面から当てて貫通させるのはかなり苦しい感じ。風切り羽根は相当硬いし、広げれば1mぐらいの物を折りたたんでいる訳で、厚さが1cmから2cmの硬質ファイバー積層みたいな感じだ。上手く脊椎か腹から当てるか、頭部に当てるしかないが、腹側は論外だろう、そんな条件はまずない。脊椎が狙えるなら頭部も狙える。あるHPではカラスが矢強いというのは伝説だとしていたし、実際他の鳥でも状況は似たような物なのではあるが。
・ところで生きたカラスを棚ぼたで手に入れたのと、先日市で「カラスの捕獲檻は貸し出している」ってな話もあり、狩猟免許は急遽罠まで含めた物を取る事にした。免許には他に網という分野があるが、これはあまり使用実績を聞かない。カラスの捕獲では囮カラスを入れて設置しないと効果はないらしく、某市では囮を入れても取れないなんて話を聞くと、カラスにも言葉があるのかなぁ?とも思う。あるいはハシボソとハシブト間違えていたりして。うちで捕まえているのはハシボソガラスで、こいつが果物を主に食うタイプ。ハシブトはもう少し大きく凶悪そうな顔の奴である。まあ、檻は大きすぎるので、棚を改造して飼った方が良さそうだけどね。
・冬場のカラスの数の減少については、ネット上で「カラスは3日絶食すると死ぬ」ってな情報があった。鳥類は一般に飛行のために養分の過剰な蓄積は行えず、絶食に弱い傾向はある。ただ遠距離を渡るとか、あまり飛ばない鳥は脂肪分が多い(ニワトリ・カモ・キジなど)かと思う。さらにカラスは脳化率が高いので、基礎代謝および絶食の影響が大きい物と思われる。つまり、賢く素早いカラスというのは大きな武器であると同時に大きな弱みでもあるのだ!だから、冬場の食料調達を難しくすれば、冬の一週間全く餌を無くせばカラス全滅だって不可能ではないはず。
・カラスの寿命や繁殖についても面白い知見が得られた。時々「大きいカラスが取れた」と言う話を聞くが、カラスの寿命は野生でも10年ぐらいある例もあるそうで、飼育下なら20年という例もあるそうで、長命な種らしい。そうなると、成長個体と幼鳥とで体格差があってもおかしくない。そして、意外なのだが、性成熟が遅いのか、繁殖するのは3年後というデーターもあった。つまり、カラスの数を減らすと言った場合、この繁殖出来る年代のを優先的に駆除する必要があるわけだ。そして、そういう成長個体は賢いので罠だと取れないという話も聞く。
Posted at 2011/01/29 19:46:33 | |
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