2011年02月09日
・バラを剪定したので挿し木してみた。今回は特に奮発して36セル×2を1トレーに乗っけて、それを6トレー作ったから400本近く挿した事になる。トレーは底面灌水出来るように、ビニールシート(古いの)を切って敷いて使っている。最初赤玉団子挿しを頑張ったが、あまりに作業性が悪く、結局普通の挿し木になった。培土は鹿沼プラス赤玉プラス草木灰というか薪ストーブの底面の灰である。鹿沼は酸性なのでその中和という意味と、殺菌作用などを狙った物だが、どうなる物か。これで量産出来るようになったので、今度はスチューベン(ブドウ)でもやってみたい。よく考えたら緑枝継ぎすればブドウは2年も養生が必要でもないんだよな。で、こいつらの発生確率は一昨年は確か4/35ぐらいだったので、1割と見積もって40本、いくといいな。
・先日から借り手を探していた大粒種のブドウ園は、師匠に見てもらったが「こいつつわ・・・赤(赤字)にはならないと思うけど・・・」という事だった。一番簡単に良い園か悪い園か見分ける方法、それは「苗木が植わっているかどうか」だそうだ。ブドウの木は何年か栽培していると悪い木が出てくるので、改植の必要が出てくるので、苗木を養生しておいたり、バックアップとして植えてあったりする。それが一本もない場合、その園は捨てるつもりだった、という仮説が成り立つ。もちろん、全部がすごい良い調子の若い木で、園主が突然調子が悪くなって出てくる園というのも中にはあるのだろうけれど、レアケースだ。
この園は木がすでに寿命であり、剪定も厚くて(枝を残しすぎ)暗くなり、赤熟れを出したという話だ。ただ園主さんは脳溢血で倒れたので、捨てる気満々だったとも言い難い。そもそもの樹形が有核栽培であり、途中で無核の短梢栽培に切り替えたけれど上手く行かなかったと言う所だろうか?今年も死んでいる枝が結構あるし、亜主枝単位で死んでいる物もある。作り直して調子が良くなる物もあるだろうが、基本的に改植前提。
ただ今度は棚線の子線はかなりキてるので、その修理を5年ぐらい先に見込まなければならない。ただ、私が借りている園の中ではそれでもまだマシな部類なのが怖いな。他には園が道路沿いなので、盗難に注意すべきとか。中には1000房ぐらい取られた人もいるそうだし。これは他の園でも考えないといけない課題かもなぁ。また道路沿いなので人の目があるので、あんまり荒らすと陰口を叩かれるとも言っていた。これはまあ必然だな。
この種のおせっかいは以前の農家であれば当たり前のような物だったらしいが、違う農家の人に言わせると、結局今の人手不足だとそういうのお互い様になってしまい、水田に雑草が生えてても関係なくなってしまっているそうな。うちのブドウ園もかなり荒らしていたけど、それに関して口出ししたのは素人一人だけ。草生栽培も市民権がある分野だからね。
・カラスは大分人慣れしてきた。外にも繋いで出すと・・・逃げようとするねぇ。まあ、それほど反撃も・・・するねぇ。繋いである紐をくちばしでつつくので、悪さ出来ないようにくちばしをテープでぐるぐる巻きにしたら、おとなしくなってた。しばらくしたら、ひっくり返って死んだふりというか拗ねてた。カラスはともかく人の目をよーく見ているし気配を伺っていて、最初は表情が良く分からなかったが、一定の感情みたいな物が透けて見える。賢いかどうか別として人間に慣れる。
ストーブはパーライト仕入れてきたので、先日の煙突も加えてかなり部品はそろってきた。作り方としては燃焼搭を土管で、その囲いをペール缶か一斗缶で、その先の囲いをドラム缶、横の煙突はU字溝、になら出来る。あれ、ステン煙突活躍してなくね(笑)。U字溝をそのまま燃焼室として使うのでもいいかも知れない。疑問としては、燃焼搭のサイズをどのぐらいにするかで、とある和訳解説っぽい資料だと12cm四方で良いとある。U字溝のサイズにそのぐらいのがある。そうすれば200リッタードラム缶という巨大なシステムを使わないで100リッタードラム缶とかで良くなるかも知れない。まあドラム缶も直径60cm程度だから巨大と言っても知れているのだけれど、倉庫にそう置きたいサイズでもないしねぇ。ただ、煙突を小さくすると燃焼室も小さくなり、大物をぶち込みづらくなる問題は出てくる。
・他に既存のバラが相当大きくなってしまったので植え替えもやらないといけない。というか、ここ3年ぐらい植えっぱなしなので、どいつもくたびれているし、ブルーベリーもそうだ。10号鉢を買うとなると結構高いが、一斗缶やペール缶が潤沢にあるので、大物はこいつらに詰め込んでも良い(さすがに素の一斗缶は貧乏くさいので色を塗るぐらいはするけど)。
Posted at 2011/02/09 21:10:59 | |
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