2011年03月25日
・来年度の作業予報が農協から出たので、それに沿って作業日程を軽く考えてみる。ブドウの発芽予定が4月20日前後で、なんとまだ一月近く猶予があった。直近だと3月末にブドウトラカミキリの防除散布がある。これはむしろもっと寒い時期でもいいのだけれど、石灰硫黄合剤の散布まで5日以上あけたいという予定からでもある。石灰硫黄合剤は20倍散布でベンレート推奨だが、発芽ギリギリを狙う。
・それまでに棚線修理を進めたいのだが、先日研修に行った所でも座椅子を使ったリールドラムを使っていてアイデアが同じで笑った。が、こいつも使用に不都合があって、よく絡まるので引っ張り手が必要になる。原因はワイヤーを切り売りする時の巻き方が適当なのと、水平ドラムはやっぱり絡まりやすいのだ。という事で、縦型ドラムにする事にする。
ドラム本体はワイヤードラムのあいたボビン(?)をもらってきてあるので、そいつにワイヤーを入れて、ボビン中心にシャフトを通す設計にした。シャフトは単管パイプにして、タルキクランプで固定する形に。ドラムボビンは組み立て式で、その中にワイヤーを入れる形にした。ちょっとその作業が面倒なのだけれど、外れるよりマシ。タルキクランプは17ミリで閉じる形なので、簡単に外せる。土台はコンパネに2×4材で組んだ。これで、手作業で巻き取った再利用ワイヤーも多分簡単に使える。大変なのは移動ではあるが。
・落ち葉や剪定クズの処理はまだ悩む。農協でシュレッダーを貸し出していて、能力はほぼ1反1時間だそうだ。費用が1200円で、ガスを入れても2000円ぐらいだが、よく考えると結構高くついてしまう。将来的に使う事を考えると、自前で処理出来た方がいい。常に気になるのが地中埋設のメリットデメリット。専門書では剪定枝の質量が250kgにもなるので、有機質として使わないともったいないと言っている。一方で病原菌の越冬という問題がついてまわる。
ドラム缶っぽい炭化装置だと200リッターだとおおよそ100kg程度焼けるので、2回で終わるはず。ぶっちゃけ殺菌出来れば炭化しないでもいいのだけれど、木酢液が取れるというメリットもある一方、重量は20kg程度になってしまう見込み。
Posted at 2011/03/25 19:27:08 | |
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