2011年04月10日
・現代農業に様々なトラクターのノウハウが書いてあるが、それ以前の問題の備忘録。トラクターは園圃をどう回れば良いのか?という話である。というのは、トラクターは牽引」するために車体部分にはロータリーがかからないので、枕地と呼ばれるターンスペースが必要になる。で、それをなくす訳だが、聞いていたけど忘れてしまったので。
コツはまず内側2,3ラインから長辺に耕し出す。この時のターンは適当で良い。全部終わったら、短編のラインの一番外周に相当する部分から耕し出す。ターンでは一度曲がってから下がってロータリをかける。次に最内周コースを耕し、最後に中間のコースを耕すんだそうだ。多少ロータリーがかかった場所を踏んでしますが、それは仕方ないとのこと。
また農協はジャンクの扱いにうるさくなり、直せる物は直して売り、ジャンクは業者に売り、ジャンクだからと言って簡単には売ってくれなくなってしまったと担当が言っていた。世知辛い世の中だ。これで全部中国とかナイジェリアとかが買ってってるんだぜ・・・まあ、それだけ日本の購買力や能力が無くなっている訳で、それもむべなるかなだけど、農協って日本の農家の相互扶助組織じゃなかったんだっけ?
・やっと雨が降ったので、ちょっと発芽に関して安し・・・やべえ、まだレーキかけてない場所があった。なんてこった。これもすべて潅水施設がないからいけないんだ。昨年ホース散水を使ってみたが、あれは設置がやや面倒で園内通行に重機は使えず、表面潅水しかできない問題があった。スプリンクラーを設置した場合には、ほぼそれで代用できると思が、展葉期以降は棚上では使えないし、棚下だと薬剤散布には使えない。樹下潅水は地中へのドリップ潅水に限っていい。その点でも列上に植えるのが良い。パイプは棚上設置がもっとも良さそうだ。
・ただブドウ園の最大の敵は穿孔虫類で、なす術もなくやられていて、殺虫剤の散布も効を奏してない模様。トラサイド、よええっwww。あと、雑草対策も急務ではある。鶏を山羊を考えていたのだが、鶏の場合は外敵からの防御の他に裸地栽培的な形になってしまう問題が、山羊の場合入手性の問題があった。鶏がいくら草食うと言っても、伸びたライ麦を食い尽くすようなのは、ジャイアントチキンジョージ先生ぐらいになんないと無理。うちの草生は決して放置型ではなく、管理型草生なので、それでは困るのだ。一方山羊は雄や間性(妊娠しない雌山羊、なんか遺伝的によくできるらしい)はたくさん聞くのだが、雌山羊は少ないしあっても高い(っても、サイズを考えると不当に高いという訳ではない)。何かをあきらめないと無理。
葛に関してはもう山羊じゃないと無理だろうし、山羊の副産物である乳をとるのはそれなりに時間労力が必要。雄山羊のデメリットは副産物が無い(あえて言えば肉)のと臭いが独特できついらしいのと、大きくなる点。ただ、飼う場所は離れた畑なので臭いは気にならないし、力に関してはまあ男だから大丈夫だろう。という事で、雄でもいいので探し出している。近所で飼っている人に聞くところによると、あまり長い鎖で放すと、好きな草ばかり食べてしまうそうな。また、踏圧による草の減少があるそうで、逆に言うと地面を踏み固めてしまう恐れはある。理想としてはアルパインの雌なんだが、一頭飼っておけばとりあえずノウハウ習得や交配親には使えるんじゃないかと。
Posted at 2011/04/10 00:39:44 | |
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