2011年04月13日
・畑仕事で土を掘るのが大変なのでユンボを借りてやってみた。軽トラで運べるマイクロサイズ、コンマゼロゼロ5、桁が一個違う気もしますが、それでも時間かければ体力を消耗せずに作業が出来ますし、燃料だって一日使って3リッターも使いませんでしたから、すごい経済的です。
・ユンボの操縦は覚えるよりなれろと言いますが、事実最初はこんなの操作できっこないと思っていましたが、3時間もすれば操縦自体は出来るようになります。1日もすれば考えずに手が動くようになります。が、本当に使えるようになるには、もっと深い勉強が必要でしょう。まず安全に操作するための操縦技術が必要に感じました。傾斜地だとユンボはことのほか安定性が悪く、作業場所を掘りながら進む必要がありましたし、穴にしても私の技術だと四角い穴は出来ず、露天掘りみたいなお椀型になってしまいました。底もがたがただし。
・使ってみてわかるのは、ユンボはコントロールレバーが2本あります。JIS方式だと左手の左右が旋回、前後が前アームの伸縮、右手左右がバケットで前後がおっきいアームです。これらは連動して操作しなければならないのですが、同じレバーで操作する動作は、どうやら同じポンプを使っているらしく、バケットを使いながら大きいアームの上下は動きが鈍くなります。また各レバー同士での動きの早さにも相当差があります。コントロールバルブのサイズが同じなのか、動きが速い奴は力が弱いと考えていいようです。旋回はかなり非力ですね。
また各操作はリンク的に連動している場所があり、アームを近づけるとバケットはある程度勝手に近づいてきます。逆に言うと、関節角度を一定にしようと思って操作するのは至難の技です。おそらく大型のユンボだと作業範囲が大きいのであまり問題にならないのでしょうが、あらゆる動作をめいっぱい動かしてやるミニユンボだと結構大変。またアームなどは重量があるので、落とす方向は動きが速いのも慣れが必要です。コントロールバルブは微少角操作だとハンチングを起こす事もあり、それも面倒です。
・またユンボはものすごい力が得られますが、それは引っ張る方向なので、垂直に削るのはかなり苦手なのも苦労しました。ハンマーが欲しい訳だ。カタログスペックで深さ何メートルまで掘れると書いてあっても、実際は作業場所からそうそう移動を繰り返すのは大変なので、案外深く掘るのは大変です。また残土は移動出来るような物がないと、結構つらいですね。
・今回は植穴とか伏せ焼き釜の底辺兼貯水池を作ってみましたが、人力で仕上げて運用してみたいです。あー、でも、ローダーとか堆肥盤とかユンボとかダンプとかいろいろ欲しくなるなぁ。規模から言うと全然いらないんだろうけど。
Posted at 2011/04/13 01:50:54 | |
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