2011年05月24日
・田植機のクラッチが片側ワイヤーのさびで戻らず、人力で補正が必要とか、なんの冗談だい?歩行型は非常に疲れると聞いていたが、まあ非農家か2種兼業の戯れ言だろ。1,2反だったが2条歩行余裕でしょう、田んぼにもよるでしょうが。今回は一人で苗運びから全部やっても7畝1時間ぐらいだったと思います。途中でガス切れて買いに行くとかヘンな作業があったので確実ではないですが。
・ただ、田植機の使いづらさは非常に感じました。曲がる時の操作が非常に煩雑です。植え付けクラッチを切り爪を止めて、片方のクラッチを切って曲げますが、人力でも相当アシストせねばならず、しかもアクセルを弱めないと早すぎます。ま、私はザッパな仕事でいいのでアクセルは諦めましたが。また油圧装置が馬鹿で、よく苗の補充をしていると旋回姿勢になろうと前のめりになって、苗がずり落ちるとかなりました。苗のかきとり量も、調整してなかったので左右差が結構でましたが、15枚で7畝(中苗)なのでまあヨシとしましょう。一応設定は60株(多分1坪株数)ですが、スリップも相当あるので、かなりバラバラです。ひとつかみは2本か1本。今回はかなり成長した苗だったので、大苗に準じる形になり、割と初期から深水管理しましたが、どうなるんだか。
・反省点としては、クラッチワイヤーを修理しておくべきだった他、枕地の整地が甘かったのが悔やまれます。トラクターでも枕地は面倒なので雑にやってましたが、枕地こそ曲げる作業が大変なので綺麗にやっておくべき。また耕す深さは浅い方が楽ではありますね。また水田に入って感じましたが、水温は取水口周辺が相当低いです。ドレンまでの水路が簡易的な池になってるので、すぐに田全面がという訳ではありませんが、極力ドレンしない程度の入水にしておくべきでした。また浮き藁も今頃結構出てきました。風で寄ってくるのでしょうが、それほど浮いてなかったのに不思議です。後から放出されるのか?
・除草剤に関しては迷う所です。初期の一発除草剤は1本3000円ぐらいと非常に高いのですが、安心ではある。ただ、1反3000円も使ったらそりゃコスト高すぎるだろうと。農薬会社ぼろもうけですね。こんなん前処理剤だろうが後処理剤だろうが製造コストなんて同じような物だろ!という事で、どうせ失敗しているんだから除草剤も使わない方法を検討しています。あ、苗の消毒は酢で行いました。
・ブドウ園ではよくアシナガバチの巣を見るのだが、農薬を散布したので大抵が死んでいる(成虫が見られない。今の成虫は女王蜂なので、今後の影響が懸念される。ここでカミキリムシの被害が大きいのは蜂が少ないからではないかとも思ったりする。確かにカミキリムシも多少は死ぬだろうが、飛来害虫に対しての防御力が落ちているのは間違いないだろうなぁ。
Posted at 2011/05/24 08:21:08 | |
トラックバック(0) | 日記