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暇人ぶぅのブログ一覧

2011年09月07日 イイね!

CD191(NFAD8)修理続き

 ・今日も忙しかったのだけれど、運搬車のエンジン整備。気になっていた燃料だが、フィードパイプを外してみるとちゃんとポンプで出てくるようなので取りあえず大丈夫だった。もしかしたらタイミングや圧力に問題があるかも知れないけれど、とりあえずOK。ポンピングは相変わらずで、デコンプだともちろん回るが、圧をかけると一発で止まる(ロックする)。

 ・という事で各部ばらして行く事に。エアクリはサイクロンがついている面白い形式、インマニは思ったほど汚れて無かった。もちろんディーゼルなりに汚れているのだけれど。ヘッドカバーも外してみたが、これまたずいぶん綺麗で驚いた。かなりオイル管理は良かったようで、重篤な症状ではないと思いたい。ロッカーアームもタペットも異常は無し。デコンプの仕組みも分かった。

 ・エキマニもこれまた大きな問題はなく、汚れもそれなりだった。吹けばマフラーから風が出てくる程度に素通し。この状態でクランクを回すと、ロックするけれど白煙がインマニから立ち上るので、自然着火の一歩手前まで行っているのは間違いないと思いたい。というか、結構手詰まり。あ、シリンダー下のコックは冷却水のようですが、明かに詰まってますね。でも今回はとりあえず関係ないかな?

 ・あと残っている怪しい場所ですが、まずはインジェクターというか噴射ノズルの詰まり。これ、ホルダの一歩手前までは分解出来るのですが、そこから先のバラし方が良く分かりません。恐らくスパナをかけて回すと思うのですが・・・ここは工場でも組んでましたが、特殊なソケットレンチだったのでどうやって分解するか不思議でした。
  このノズルですが、詰まるというのはあまり聞きませんが、まあだんだん不具合が出るというのは事実のようです。どうもこのエンジンに入っている燃料が信用ならないのもあり、詰まったりする可能性は感じますし、逆に綺麗に噴射しないとか言う事もあるそうです。車で言えばインジェクターの圧力リリースバルブに相当するのが存在するそうで、燃圧で噴射量なども変わるそうです。ここから燃料がゆっくり漏れていると、圧縮上死点前でプレイグニッションに近くなりロックという現象も説明が付きます。

 ・あとバッテリーがついてきました。エネオスの自己診断機能付きの比較的良い品。メンテフリーですが、液面チェッカーまで付いているので透明ではありません。でも、ホントに液面があるのか分かるのかなぁ?以前から思っているんだけど、電解液って全部のセルで共通にしておいてくれると注入は楽だと思うのだけど。割と順調に電気を吸い込み復活!?

 ・あと一つ不思議なのが、この運搬車、シリンダーヘッドにぶっといアースが落ちてる。うーん、セル用なのかなぁ?ちょっと不可解。ちなみに前の持ち主はセルを回すと酷い音がするからエンジン本体内部の故障と言っていたが、セルモーターのピニオンの引っ込みが悪くてフライホイールと干渉している音はする。まさかプロがコレを勘違いするとは思いたくないが・・・
  それにしても驚くのは、このエンジン。排気量はわずか382㏄で2650回転で8馬力を絞り出している。トルクを換算すると2.1kgしかない。うちのトラクターとか13馬力あるが、多分そんな回した先の話ではないはず。しかし、あっちは二倍以上の排気量があるし3気筒だ。シングルでこんな回転馬力型エンジンってのは面白い。バリエーションを見るとNFADシリーズは13馬力程度まであるようで、横型で13馬力かよ・・・と思わないでもないが、まあ自由だ。

 追記:噴射ノズルを外してみました。笑っちゃうぐらいカーボンこってり山盛りで、「こんなの噴射しないわな」と思ったのですが、清掃してみても「噴射口」が見あたりません。てっきりポッチ部分がそうかと思ったのですが、どうやら一体成形。直噴式の場合はホーンノズルというのを使うのが多いそうだが、穴なんかどこにも見あたらないんですけど・・・また分解しようと思って触ってみたが、15ミリの12角と万力でもびくともしなかった。ここは非分解指定で調整器具がない場合触らない方がいいそうだが、これじゃ穴が分からない。一応外から出来るだけ清掃してインジェクタポンプに繋いで動かしてみれば何か分かるかも知れない。

 追記2:どう考えても噴射穴が無いのはおかしいので高倍率ルーペでポッチ部分を観察すると、小さい傷のような物がある。一番細い裁縫針で突っついてみて、はじめてそれが穴である事が分かった。先がほんの少し入るか入らないかだ。この穴、全部で4個あったが、位置が2個がやや上、2個がやや下で90度ごとにあり、加工されてあいている穴だとは分からなかった。ただ、この穴の角度にしても、燃料噴射がスワールやタンブルに対しての角度を持つ事を計算されている事があるようなので、計算されたズレなのだろう。
  清掃だが、針すら通らないので(似たような構造のだと穴径は0,2ミリとかなので人間の肉眼の分解能の限度だ)、クリーナーにドブ漬けしているが、正直スピンドル(ニードルバルブ)の作動不良だったらその程度で解決するとは思えない。それに、高い噴射圧に打ち勝って入っているカーボンがどの程度の固さなのかも未知数。ただ、あれだけ汚れる燃焼室に直で噴射している物の先端がこんなにデリケートな部品なのもどうかとは思う。ディーゼルは定期的にクリーナーを使うべきだし、燃料フィルターには気を遣う必要があるのを感じる。これは直噴の場合で、副燃焼室を持つタイプはそれほどでもないらしい。
Posted at 2011/09/07 21:41:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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