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暇人ぶぅのブログ一覧

2011年12月25日 イイね!

ステラとスタッドレス

 ・今日は200kmほどの小旅行で小布施まで行ってきた。国道はクリスマスだからかかなり空いていてステラの性能だと過不足ない程度のスピードで流れていた。ただシートがエンジンほど性能が良くなく、またかなりロードノイズが大きくて疲れた。スタッドレスはST20というブリジストンの系列直売の物(たしかブリザックのREVO1だかの焼き直し、多分ゴムだけREVO2でパタンREVO1とかそんな感じ)だったのだが、常にゴーーっと言う音が入ってくる。そういえばSN816もその傾向が強かったし、ステラは遮音性が悪いのかも知れない。エンジンが静かな分余計目立つ。燃費は概算だが20km前後のはず。80km近いクルーズもあったし、ストップアンドゴーが多い市街地も結構あったので、まああまり伸びてないが分からないでもない。性能も途中で追い越し加速をやったのだが100km程度まで割とストレス無く伸びるのにはびっくり。

 ・あと長野市のドライバーのマナーというかモラルがとても良くて、松本市民として恥ずかしく思ったり。なんか松本の運転って荒んでいると移住者に言われるのだけれど、ほんとそれを感じる瞬間だ。別に松本の人はガメツイとか冷たいという訳じゃなくて、運転と人格は別というのを感じる瞬間だ。例えばレーンチェーンジでもあれだけ混んでいる道でもすぐに入れてくれるし、すれ違いでも積極的に待っていてくれるし。

 ・目的地の小布施ワイナリーはショップは予想よりゆったりした施設というか、ほんと工房の一部で売ってるような感じだった。スタッフが販売だけじゃなくて栽培や醸造もやっている(というか、栽培と醸造も普通兼任)という事で、結構難しい質問にもスムースに答えが出てくる。味についてもちゃんと答えが出てくる。これって専属販売員が居ないワイナリーとしてすごい事というか、地元のとあるワイナリーなんか栽培者は味知らず、栽培方法も農協指導通り、醸造者は顔を出さないし、販売員も雇われただけでワインの知識もない(ある人もいるが)って所もあるのと対照的。また女性スタッフが多かった。男性スタッフは醸造の武者修行みたいな人が入れ替わり立ち替わり来るそうだ。
  ワインは国産のブドウから作ってはいるが、ブドウ果汁の融通はしているそうだ。でも極力自社で作りたいという方針だそうで、最近有機認証を取った加工ブドウ園として有名。JAS有機は色々書類審査が面倒だそうで、なかなか取る人がいない。地元でも有機栽培ブドウのワインというのを売っていて飲んだのだが、正直美味しくなくて見てみたら、果汁は海外から輸入していたなんて事もあった(海外は気象条件が異なるので有機が楽。味が悪かった原因は不明)。
  ただ、「有機である事」というのは、よく手段と目的が混同されやすい。今回スタッフの説明では、消毒が病気でもないブドウに対して予防的に使われすぎている事に責任者が納得行かないという話だったが、私は必ずしも予防的に薬を使う事が悪いとは思わない。何故ならブドウ栽培で使う薬は治療薬ではなく予防薬なので、特定の病気が発生してないのに使う、という対処療法的なのとは違う事もあるからだ。ただ、もっとマクロな見方をすれば、手入れをすれば健康に育つブドウに、薬があるから無理をさせて栽培しても良いって意味で薬に頼るのが良くない、という意味にも取れる訳で、比喩として分かる部分もある。同様に有機というのが目的にも取れないでもないし、ある過程でそうなってもいるのだろうけど、最終的には欲しいワイン像が見えているのかな?って気もした。特に心強かったのはリースリングの有機栽培に成功しているという話。ただリースリング単一銘柄は無く、また有機畑登録もしてなくて、北海道のメーカーのブドウと混ぜて作っていた。ケルナーとかゲバルツトラミネールとかだったかな?セミドライでアルコール11%という物だったが、かなりドライ。
  他のワインも私の基準だとかなり淡麗辛口なタイプだった。ここは醸造技術がフランス仕込みだそうなので、スタイルとしてはそっち寄り。私はドイツびいきなので好みとは違うと言わざるを得ないのだが、すごいスレンダーでカッチリ作り込まれている印象。一応有機のカベルネソーベニヨン、リースリングファミリー、シードルを買ったので、年末楽しめそうだ。
  栽培技術としては、やはり肥沃で地下水位が高いワイナリー周辺の土地ではサンセミなのを慣行栽培で、高地の傾斜地のガレ場で有機栽培をしているとの事。草生栽培だが、かなり草を刈り込んでおり、それが夏場の仕事のすべてのような話だった。また笠をかける事もあるそうで、収穫1週間前でもやるとの事。とても熱心だから出来る事だが、ぶっちゃけ白ワイン用品種だったら最初から笠かけちゃった方が楽じゃないかと思ったり(赤は果実に光が当たることで色とかに影響が強く出るけど、白だったらあんまり関係なさそうだから)。それに笠の技術を敷衍すると、マンズレインカットにたどり着く。
  私はレインカットやハウス栽培をしたことがないのでなんともだが、有機というのが大きなウリになっているなら、レインカットはとても魅力的なはずだ。逆に草生栽培をするなら棚でもいいのかな?とも思った。垣根で草を伸ばすのは無理そう。


Posted at 2011/12/25 22:20:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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