2012年04月12日
・今年は自分ちのイナワラと知り合いの1反分ぐらいのイナワラがあったので、山羊の餌としてのイナワラは充分余った。実際にはさらに倍近い量が倉庫に入らなかったので倍でも持つだろう。ぎゃくに敷き藁を充分に交換出来てないとか、オカラを大量に使った事でセーブ出来てしまったという問題もある。またイナワラの保存倉庫が急造でかなり傷んだ藁が多かったのも課題。雨風が横から吹き込み雨漏りするので、藁が濡れてかびてしまった。また搬入も倉庫を造ってからだったので、田圃でかなり駄目になってしまったのもある。もっとも山羊は青いイナワラじゃなくて枯れて灰色になったのも喜んで食べているので、新鮮なイナワラがいいのかどうかは考える必要がある。まあ、新鮮なのをアルカリ処理というのが一番良いのだろうけどね。倉庫はほぼ半分があいたので、そこに山羊を繋げるようにしたい。まあ夏場は山羊は簡易的な雨よけがあれば畑に出しておいてもいいので、むしろ簡易小屋を造るべきかもしれない。テント式が軽くて楽なのだが、どうも山羊はそういうのが嫌いらしくて、構造物然としてないと入らないようだし、一方で構造物にするとロープが絡まるので収容は確実にしないといけない。となると、小屋を増設が一番か。
・山羊は小屋分けが結構問題だ。山羊同士の仲の悪さ、脱走癖、自然交配の可能性などだ。うちは現状自然交配しちゃう雄は1頭だが、すぐに子供も繁殖可能になるので子山羊を去勢しなければならない。しかし、子山羊は幸い有角だったので、血統が多少いびつになるけれど、それなりに優秀な雄山羊になる可能性がある。でも、そっちを種に格上げすると今度近親交配が問題になるし、今の種雄の扱いに困る。まあ今の種雄は大人しいので雄や去勢雄は混ぜても平気だろう。問題は雌で、1頭は脱走する癖があって困るし、雌同士は仲が非常に悪い。純粋ザーネンがお局化しているのだが、もう一匹を大事にするようになったので、その度合いが増した。子山羊の雌とは特に合わせてないが、今の所大きな反応はない。でも子山羊の雌もまた純ザーネンと雑種になるので、性質がにてくる可能性は高い。逆に数が増えれば攻撃が分散するかも知れないけど。
・最後にミルクの消費問題。今は子山羊に6リッター消費させても1リッターほど余剰が毎日出る。あと1月もすれば乳離れで毎日それだけ余る。ヨーグルトにして10リッターを1週間で消費しているが、1週間で60リッターにもなるとなると・・・
・穴焼き炭を作ってみた。無煙炭化器の元の原理なので煙がどうなるか興味があったが、安定燃焼にはいったらホントに無煙だった。つうか、燃焼がやばいぐらい強くて煙なんか出る余地が無いというか、枝の投入がボトルネックになるほどの処理速度だった。見えない高熱の上昇気流があって、かすったら髪の毛が一瞬でチリチリに。ただ初期の燃焼がカマが大きいほど不安定になるのが課題。多分500リッターぐらいは炭が焼けたので、堆肥などに混ぜて使ってやりたい。
Posted at 2012/04/12 22:29:56 | |
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