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暇人ぶぅのブログ一覧

2012年07月04日 イイね!

バッテリー上がり

 ・軽トラのバッテリーが上がった。前日までごく普通に使えていたので、なんか電装品を付けっぱなしかと思ったが、別にそんな事はなかった。充電するとメーターは赤と緑の間、ギリギリでクランキングしないぐらい。普通のバッテリーだとここから回復するのには4時間は最低でも充電にかかるだろうと思っていたが、1時間ほどでメーターが上がっていた。まあ、まず間違いなくバッテリーの寿命だろう。アルトとかこれまで冬場にバッテリーの寿命が来たのは珍しいけれど、昨日は雨でライト+ワイパー+デフロだったから、それなりに負担がかかったのが直接的な原因だろうと思う。

 ・で、近所のホームセンターでバッテリーを調達しようとは思うのだが、どれが良いのかちょっと迷う。今ついているのはGSユアサのツイスター 30A19R。30でも電力供給は余裕だったので(死にかけバッテリーを補充電した程度でもクランキングはぎんぎんだし)そっちは良いし、新品にすれば同じ19Rでも平気だろう。24が余程安ければ考えるが(多分乗る)。問題はブランドで、パナの扱いが多いが、メーカーの表示で赤XEXと灰色XEXの違いが分からん。カタログスペックは同一なのだ。確か灰色の方が保証が長かったような気もするが・・・

 ・あと、常々感じていたドラレコの点滅が充電したら消えた。つまり接触不良じゃなくて電圧低下が問題だったようだ(端子取り付けはゆるみはなかったし)。それに、フルトラだとバッテリーが弱いと点火にも支障が出るのがバイクとかだと言われている。おそらく車でも同じだろうし、バッテリー交換したらトルクが上がるのではないかとちょっと期待。それにしても引っ張ったなー。外したバッテリーはチャージしてちょっとした野外電源になってもらう予定。

 ・交換したらトルクは確実に上がったし、これが本来の3G83の粘りかと思うようになったけど、相対的にか点火時期が進みすぎたのか、高回転で急激に重く感じるように。

 ・あと、パナソニックはバッテリーチェック用コンピューターを別売りにして商売しているが、パケを見たら小さく「これは他のバッテリーには使えません」とか書いてあって「人バカにしてんのか!?」と。何がエコなんだか、パナソニックのエゴだ。2000円もする商品が使い捨てで、それが小文字とか消費者舐めきってる。要は判定用の基準データーが新しい車・バッテリーだと違うので分からないという事らしいが、だったらメモリーリセット出来るようにする「だけ」でいい。それをやらずに売ろうという神経、傲慢さが日本の物作りの根底を腐らせている「売ったモン勝ち」な所だ。本当にこの商品が使い回し出来るなら2000円もまあしょーがねーかなーという値段だけど、こんなの他のメーカーの小窓で見る奴より劣るわ。
Posted at 2012/07/04 11:35:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年07月04日 イイね!

攻殻機動隊1.5

 ・ずっと士郎正宗の攻殻機動隊3が出るのを待ってたら、1.5で終わっているという話しを知り購入、ファン失格だが寡作な人だからねぇ。で、思っていた通りの部分と、そうでない部分があって面白かった。思っていた通りの部分は舞台背景。1と2の間、つまり素子(1)が9課を去ってからの9課の話しで、ここはSSSで映像化された部分とも重なる。トグサがサイボーグ化してたり9課が増員されてたりプロトが配備されてたり。実際はSAC1、SAC2とSSSやコミックは同じ歴史の平行世界という認識なので、お互いに多少矛盾があっても良いのだが。ちょっと同位体の話しが出てくるのが面白い。ストーリーとしては9課の日常という筆者の思惑通り、強いストーリーラインや共通項は少なく、知ってる人は前後関係でニヤリとする程度で、逆に細切れすぎて把握が難しい。攻殻機動隊はこれまで大きな対立軸で持って話しをまとめてきていた。コミック1の人形使い、SACの笑い男、SAC2のクゼ、SSSは多分タイトルがそのままだな、2は同位体。しかし1.5はそういう軸がなく、アニメシリーズの独立した挿入話のようなハンパさが目立つ。もちろん日常なんだから、それでいいと思われるが、なにせ士郎正宗作品は伏線や情報量がハンパじゃないので、それらが全て何にも繋がってない形で提供されると、それこそ現実世界の切り抜きみたいで「一体どこを切って繋いでるんだ?」と途方にくれる事になる。まあ、士郎正宗作品だから話しが複雑だろうなとは思っていたが(1ですらまだ半分も分かってないと思う)、ここまで雑多に情報を詰め込むと、ちょっともう作品を止めざるを得ないのも分かる。
  
  予想外で面白かったのは、まず絵が昔の漫画チックな部分がちょっと戻ってきた。私は士郎正宗の絵が一番良かったのはドミニオンのコンフリクト1ぐらいだろうと思っている。細密画のような昔の作品(まあ、ブラックマジックなどからどんどん密度を増してくる訳だが)は、CGを積極的に入れフルカラー化する事で攻殻2で極限になった。多分アレを超える情報密度の漫画ってのは書かれる事はもう無いだろうと思う。一方で、読むにはちょっとどうかな?って印象が強い。画面情報を無理矢理詰め込んで見づらくなったし、この人の抽象的な概念が分かりづらくなっていた(とくに2のバーコードとか)。まあ、時代設定が戻ったのもあるだろうけど、1.5は元の見やすい絵柄に戻ってるし、時々コミックリリーフを入れている。っても、シリアス度が高すぎて焼け石に水な所もある。
  それとやや関係して、女性の書き方が少し上手くなった。これは皆が指摘する所だけど、士郎正宗の女の子は女性的な意味でかわいくなかった。上手く言えないが、この人が書く女性ってのは、端役のおばちゃんとかは別として、多くがアメリカの整形したモデルのピンナップを模写したんじゃねえのかと言うような、シリコン臭がするようなナイスバディーばっかりだった。露出度も高いし。実際攻殻に出てくる「女性」はサイボーグなりアンドロイドなので、「女性型義体」であって、そう書いているなら大した物とも言えるが、もっと根本的にこの人は女性を書くのが苦手なんじゃないかなと思われる所がある。いや、この人の話は大半の主人公が若い女性(それこそブラックマジックからオリオンからドミニオンからアップルシードまで全部そうだと言っていい)なんだから、苦手じゃなくてむしろ大好きなんだろうけど、それが女に見えない。特に2あたりは電脳世界描写があるのもあるにせよ、もうお腹いっぱいだった。その反動か、1.5はそれほど露出がないのもあり、少しマシに思えるし、女性のカット割りや見せ方が上手くなったように感じる。

  話しとしてはアズマというキャラが新機軸でそこそこ頑張っているのだが、作者がこのキャラに何をさせたいのかが明確には見えない。増員して品質が下がったと言いたいのか、あまり愛着を持たれるようなキャラにしたくないのか分からないが、やけにリアルで下品に書いてある。

  従来の作品同様、この作品にも多くの批判が詰まっている。多くは権力者に向けられているが、貧困層や無自覚な一般大衆なども多く、彼の批判精神は衰えていないと言いたいのだが、ややそれが空回り気味にも感じられる。いや、実際にそういうモチーフになる問題は現実にも山積みであり、攻殻機動隊の真骨頂はまさにその腐敗を戦車でぶっつぶすという所にある。でも、そういう設問が正しいのかちょっと考えさせられるんだよねぇ、最近。つまり、現実への回答が9課のような物であっていいのか?という疑問が。物語だともちろんそれを必然としており、実際にそうなったらスカッとはするだろう。もしかしたら日本中枢でも同じような事が起こっているのかも知れない。
  一方で、この手法は恐怖政治とかに近い。画面外に幸せな人がいるのかも知れないが、政府機関にこれほどの権限を与えて世界をコントロール出来るというのはまともなのだろうか?それで腐敗が無くなるのだろうか?この世界には普通の安定した社会というのが出てこないのだ。それはアップルシードのエルビス計画に繋がるのかも知れないが、どのみちあっちもまっとうな世界じゃないしなぁ。

 ・今日は雨だったので、図書館に出かけたら、古い知り合いにばったり会って、近況の話しをしたり、なかなか有意義だったが、図書館は会話スペースじゃないので困る。まあ喫茶店も併設してくれているので余裕があれば行きたかったが。仕事の方は午前中でお休み。笠かけは雨の中やったら逆効果だし、粒抜きも雨の中で着ると病気の元になるので出来ない。そもそも雨の中で作業してもろくな事にならない。

 ・その図書館での収穫は林業についての考察。今、日本の林業は農業以上にすたれていて、採算性という意味では終わってる。でも戦後植林部分の手入れは急務だ。いろんな人がいろんな意見を言っているが、明確なビジョンはない。まあ、学者や行政寄りの意見は都合が良い事だけ言ってるので、ああいうのはビジョンとは呼べないし。でも、農業以上に林業は世界各地に学ぶべき物がある。よく国土条件の違いからそれらを否定する場合もあるけれど(そして日本でウッドハーベスターが使えないのは事実だろうが)、やっぱりある程度は共通な部分があるのだ。今回の本は収穫時間を2倍ぐらいにして広葉樹混交にしたらどうかという意見だった(他の部分は読めなかった)。大径の方が歩留まりが良く、製材後の使い勝手が良いという意見だ。
  木材生産は川下を見て無くて低迷した経緯がある。川下、つまり使う側からすると日本の木材は色々問題があったがゆえにシェアを落としたのであって、コストだけが問題ではなかったという本を以前読んだ。乾燥の遅れ、製材の悪さ、粗悪品の流通のブランドイメージの低下、そして在来木軸設計のまずさ。で、今は4寸角檜の木軸は別に高級品でもなくなりつつあるのだが、背景にはそのぐらいのサイズの檜が出荷適期で多くある事が挙げられる。ところが、4寸角の取り方は芯持ち材であり、それは強度的に芯去材や芯割材に劣るのだそうだ(ヤング係数で1.3倍ぐらいだけど)。で、以前読んだ本では集成材として使えばいいじゃん!という方向だった。確かに強度部材としては集成材は魅力だが、コストがもちろん高いし、そのしわ寄せは原材料にいきやすい。そして、私は勘違いしていたのだが、それは歩留まりはむしろ悪いのだそうだ。もちろんWPCにしてしまえば(それが集成材と呼べるか別として)歩留まりはかなり上がるだろうが、もう木じゃない。
  先日も間伐木材を見たが、どえらい径でも捨ててあるし(それこそ4寸角4本取れちゃいそうな)、木質バイオマスという意味でもうちだと使い切れないほどの量があるわけで。
Posted at 2012/07/04 01:28:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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