2012年10月07日
・ヤンマーの新しく買ったエンジンが実働機だったので、とりあえず運搬車のエンジンはこれを移植して純正のはゆっくり修理しようかと思います。で、運んできて寸法など調べたのですが、さすが同じような汎用エンジンを前提としているからか、ほとんどポン付け出来そうでした。とは言えいくつか問題も。
・最大の問題はエンジンの重量です。NS60Tですら私の持ち上げる能力のギリッギリです。NFDA8はさらに重そうですし、スターターが付いている関係でさらに難しいように思います。NS60Tには本体にエンジンハンガーがあるので三脚組んで持ち上げる事も出来るのですが、NFDA8にはその手のフックがついていません。どこかに取り付ければ引っ張り上げられそうですが・・・
・ベルトプーリーはわずかにNS60Tの方が小さいので、減速比的には同じようなトルクが出せるかと思います。駆動ベルトのかける数も幸い同じでしたが、ダンプ用のベルトはベルトクラッチではないのでかける時に苦労しそうな予感。
・出力はNFDA8の方が高いのですが、排気量は8が360cc、6が330ccとに似たような物でした。多分コンデンサー冷却になって高性能化したんでしょうね。あと、スロットル(ガバナー)コントロールがNFDA8はワイヤー前提のオートリターンですが、60Tは定速前提のレバーコントロールで、乗りながらコントロールするのは難しそうです。農機具のスロットルはそれほど頻繁にいじらないでも大丈夫なんですが。
・ブドウ園は山羊が何度か食べたおかげで、ほとんど雑草は問題ないレベルまで抑えられています。またヘアリーベッチやライ麦、イタリアンライグラスと言った牧草類もそこそこ再生しており、園の環境が良くなっているのが分かります。が、今日久々に行った園ではタヌギの溜め糞を発見してしまいました。ここも草を切り開いた時に獣道になっているは分かっていたのですが、草切っても人気がなければタヌキには関係ないようです。こっちでも箱罠かけるかなー。タヌキはブドウでは害がそれほどないので、罠に掛かっても外道としてリリースしてしまう事が多いです。ハクビシンのように攻撃的ではなくて、こう忍んでやってくる日陰者っぽい謙虚さがあるので、どうも目の前にして竦んでいるを見ると殺すのに忍びなくなってしまうんですね。でも心を鬼にして倒さないと、畑のトウモロコシは全滅とかになってますしねー。
・カラスの駆除に関してはうちの地域の補助金が分かって、一羽230円だそうだ。これは猟友会に入れられるので、それが個人に還元されているかどうかは分からない(というか多分無い)んだけれど、「安すぎる」「確認してない」という問題がある。他の地域だと一羽1500円とか言う話しも聞くし、1000円ぐらいは普通に確認出来る。私はそこらへんはちょっと高いようにも感じる。300羽ぐらいの群れは冬場はよく見るし、一帯では一万羽単位で生息しているので、1000円だと払いきれなくなる恐れがある。が、実際にはカラスを好んで狩る人はごくわずかなので、そのぐらい払わないと助成にはならないのも分かる。散弾なんかだと一日5人出て3羽とか言う話しもザラな訳で、もっとも高効率な空気銃で一人で5羽捕ったとして一日の労働賃として最低のレベルという算出方法なら1500円でもいいのかと思う。まあ、「本当に捕っているなら1000円ぐらいが妥当」と一応私の中の基準を作ろう。
一方でこの数は市役所は確認していない。各支部が年度初めに設定した駆除目標数があって、ほぼこの数をそのまま駆除数として申請すれば認めてもらえるという仕組みだ。だから、一羽も落として無くても実績として申請されちゃう問題がある。逆に230円なんて安い値段なのも、そういう口先だけの申請なのが前提で出てくる数字ではないかと思う。
市役所の議事録があったので見たのだが、役人は全くとんちんかんな話しを、さも本当のように報告していて腹が立った。カラスの駆除には檻が最適とか、それは稼働はじめは一度そうなるかも知れないが、カラスはすぐにそんな檻には掛からなくなる。多く見積もっても檻で取れるカラスは市全体で100に届かないだろう。逆に空気銃で一回10羽とか落としているチームが一年働いたら・・・
Posted at 2012/10/07 20:09:36 | |
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