暇人ぶぅのブログ一覧

　・整備して使ってみた佐藤農機のＳＲＶ１０００。旧世代のフロントロータリーモアの性能やいかに！と言う所だが、整備手帳で書いたようにまだアクセルも繋いでない（つまりアイドル状態）し、中継プーリーもグリスでごまかしているので、本調子ではない。むしろ駐車場に置いておけないので農園の中に置きに行ったというのが正しい。さて２ＷＤの性能だが、正直想像以上に厳しかった。竹が転がってると進まなくなるからね。前輪はそれなりに乗り越え能力はあるようだが、後輪がグリップしなくなると最悪。とくに、簡素なギアボックスなのでリアアクスル直結だと思ってたらデフついてやんの。農機具なめとんのか！と言いたい。大人しく耕耘機のトランスファー積んでろ！

　・次、フロントモアはハンマーナイフモアもそうだったが、やっぱり先っぽが引っかかるとにっちもさっちも行かなくなる。ステアリング切ろうが何しようが草が絡まるままに勝手な方向に逃げていく。これは芝生のような草を刈らなくても綺麗な場所で使う道具かも知れない。が、ハンマーナイフモアよりも明かに良い点もいくつか。まず草を抱き込まないので作業がスムース。草を切るという事だけに関してはロータリーの方が格段に上だ。またロータリーの刈り幅が１ｍもある（多分ＳＲＶ１０００は１０００㎜とかそういう意味だと思う）ので、２往復でほぼ満足出来る幅が切れる。直線だけだったら、いくらでも乗っていたいし、作業スピードもローギアでハンマーナイフの２速並かと思う。

　・やるとしたら、フロントロータリー部分にヒモでも付けて、旋回時にロータリーを引っ張り上げるなどしてやればいいかも知れない。また、地面は出来るだけ平坦かつ硬く管理するのがコツだろう。まあ、機械のために土をどうこうするのは順序が逆だろうけど、幸いブドウの場合は理想の土は割とそんな感じ。あと、軽トラに載せるためにはラダーがもう少しグリップするようにしとかないといけない。自作ラダーは上に上げる事が出来なかった。

　・ブレーキも若干弱いので、そっちのテンションをあげる必要がある。クラッチペダルと共用なので、強くクラッチを踏むとブレーキも強く掛かってはくれるのだが、バランス的に「クラッチ踏んでいる間は動かない」というぐらいが理想。

　・オークションで頼んだ中華製カーナビが届いた。７インチ・４Ｇ地図・ワンセグ・ＰＤＮタイプの定番の商品である。が、早速動作不良でナビが立ち上がらなかったり、本体も立ち上がらなかったり。初期不良かと思ってネットで調べたら「ＳＤカードのデーターが壊れてＯＳが立ち上がらなくなる事があるから予備コピーしておけ」と言うのがあったのでカードを挿し直したら無事起動。割とシビアなようだ。

　・ナビの性能は他との比較が出来ないのだが、感度やルート設定、分岐での拡大二画面表示や音声案内など、良く出来ているなーと言った感じ。ただ本体説明書にはナビソフトの説明は一切入ってない。ＥＡＳＹ　ＷＡＹというソフトが入っているのだが、これ、普通のノートに入れてＧＰＳロガー組み合わせたらナビになるのかな？ミニキャブはダッシュボードには貼り付ける場所は無かったが、フロントシールドに貼り付けると上手くダッシュボードにも踏ん張れるので良さそう。ただ、タッチパネルなので、触るたびにずれるのは困る。また周辺情報は割と多いが、観光データーみたいなのは入って無さそう。地点登録は５００ととても充実しているが、自宅の登録がよく分からない。ナビの方位反応はかなり俊敏で２秒ぐらいで角度を修正してくる感じ。ただマップがやや見づらい。地元の裏道ばっかり走っているからそう感じるのだろうけど、普通走っている道はマップだと最大拡大でやっと見えるかどうか。通常のルート設定だと渋滞した国道に案内されちゃうのは仕方ない所か。

　・農機具ではＳＳのノズルについて農機具販売会に行ってメーカーの人に問い合わせたのだが「ノズルのネジは分からない」「そもそもこの形のノンドリフトノズルは作ってない」という事で、基本的にノンサポートと言った感じ。あからさまに金にならない農機具メンテに興味がなさそう。まあ、撤収時間に行った私も悪いんだけど。という事で自分で改造するしかないようだ。ただジェットポンプについては面白い話しが聞けた。私は自給ポンプはてっきり動力を取り出してベーンポンプでも使っていると思っていたのだが、なんでもポンプで水を噴射する力でより多くの水を吸い上げるのがジェットポンプの仕組みらしく、汎用的なのが２、３万で付けられるのだそうだ。例えるなら、コンプレッサーのエアブローと組み合わせてバキュームが出来る、あんな感じ。となると当然自作を考えるのだが、ジェットポンプと検索しても概念は出てきても具体的な商品の形が出て来ない。吸水量は毎分２００リッター近いようなので、楽出来るんなら楽したい。多分吸水ホースの先端に圧送水を上に向けて吹くように取り付けて、水利に投げ込んで使うのだろうと思うのだが・・・