2012年12月20日
先日のギア比の考察で、リアが41TのVTZのスプロケを使うと「ショートになる」と間違えていました。リアはTが増えると「ロングになる」ので間違いです。え?って事はVTFってホンダの中だともっともショートなギア比って事ですか。うーん、ツーリングモディファイをしている人なんかはギアがクロスしすぎていて巡航回転数が高すぎるとか言うケースもあるんですが、一方で普通のギア比で最高速を出して順当に割り付けていくとそのギア比であっているような。エンジンのピークパワーが実用外に高すぎるのかな?ツイン最強ではないけど、スペックパワーがかなりありすぎる気はするし。ちなみに250の4ストツイン最強はおそらくGPX250Rの45馬力規制値一杯かな?
・さて、とりあえずエンジン始動しないとレギュレーター・レクチファイヤーのパンクの確認が出来ません。バッテリーは充電器かけてもアンペアゲージが上がりきらないのですが、よく見ると発生した水素ガスで水位がMAXを超えていて電極が水没してくれてません!そこでバッテリーを斜めにしたり振り回したり振動を与えたりしてガスを抜けるだけ抜いて充電を繰り返し、とりあえず端子で13.5Vまで上がりました。クランキングさせますが、8月ごろから動かしてないらしいのでなかなか初爆がきません。ガソリンもしかして使い切っているかと思ってガスも足してリザーブにして再びクランキング。キルスイッチもRUNになっているし、バッテリーがいつ上がるか怖いなーと思いつつ10回ぐらいやったら軽く初爆、そこから何度か頑張ってやっとアイドルしました。
が、このVT,やたらアイドルが低くてチョーク戻すとすぐストールしてしまいます。バイクってこんな物だったっけなぁ?考えてみるとGSXは油冷、CBX・セピアは空冷で水冷なのはハスラーぐらいですが、こっちは2スト。あんまり水冷のアイドルの長さについて考えてませんでしたが、暖まり辛いのかも知れません。ただ、ある程度アイドルさせてもアイドルはかなり低いので調整が必要そうです。ノブとか探してないのですが、割と簡単な場所にあるといいな。
肝心のレギュレーターですが、端子電圧はレーシングで8000回転ぐらいまで回しましたが13.6Vぐらいをウロウロしていて、どうやら今は正常のようです。夏場で熱くて暴走したけどまだまだ使えるのならありがたいです。という事で熱対策だけすればバッテリーもレクチもまだ使えそう。
自賠責は名義変更も考えたのですが、譲ってくれたのが銀行関係なので実績作りとして一度解約してから延長して私が契約できないか相談中。多分出来るでしょう。250cc以下の自賠責はMAX5年で長いほど安くなる仕組みですから、お得になります。乗り続けられればですけどね。
アイドルさせた感じとしては「エンジンの回り方、軽!!!」って印象ですね。私はツインというからもっとトルクを感じさせる重い回り方だとばかり思っていたのですが、むしろその真逆でした。マルチのCBRとかの方が低い回転では流速が低くピストンやバルブの摩擦やクランク重量もあるので重く回るように記憶しています。CBXのような単発の回り方とも違って、回転が上がっても振動は増えずスムースに上までつながっていく感じは劇的ではないでしょうが実用上は使いやすそうです(てか近いのはCB125T)。しかし一方で圧縮が抜けてんじゃないのか?フライホイールが軽すぎるんじゃないか?と思うほどの回転の軽さはトルクの不安も感じます。F2HはMC15の中では重いし、そもそもアイドルが低いし。それに排気音はいくら小さい方が好きな私でもちょっと味気ないというか、ドカティのようにこれみよがしにバスバスやるのが良いとも言わないけど、もう少し脈動感があってもいいような気がします。まあ、性能は目一杯引き出しているので、性能は充分なんでしょうし、はじめてバイクに乗る人などにまったく威圧感を与えないというのはまるでカブのようでいいんですが。そういえばCBRも排気音はエンジン音に負けてホヒューホヒューって感じだったから仕方ないのか。初代VTはこういう特性もあってかオーバーレブさせる人が多くてリミッターがついたなんて話も聞きますが分かる気がします。
Posted at 2012/12/20 17:52:43 | |
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