
・カチグミサラリーマンがはいってヤセイのスモトリを駆除しているイメージが一番強い企業の一つ、三菱がまたしてもやってしまった。先日ブログでリコールの件を書いたが、都合5回目でミニキャブが含まれただけで、実際は何度も何度も機種を拡大しながらリコールが施されていたようで、その理由はどうも三菱のメーカーとしての怠慢というか、結局2000年のリコール問題から彼らが学んだ事は何にも無かったという事実だけがあらわになった感じ。どうやら最初はオイルシール抜けは純正でも起きる問題というか、むしろ純正が危ないという現場情報があったようで、どーなんかなー。そうそう、前回はてっきりクランクのクラッチ側のオイルシールだと思ってたら、ファンとかベルト類がある側だった模様。FFの展開図じゃ間違えるよ・・・で、これの抜け止めを外側から取り付けるだけだから、それほど大きな改修でもないのだろうけど、これが出来た背景にはすでにリコール作業を届け出た車種においても改修部品に不具合があるので、再リコールをするためとかしないとか。でも内側に落っこちるって話もあるし、そうなると3G83そのものの根本的な問題という事になって収拾が付かなくなるよねぇ。
・前にも書いたが3G83が取り立てて弱いエンジンではないという意見でここらへんでは一致しているが、リコールに対するメーカーの姿勢って意味では三菱にとってこれは大きな痛手になるのは間違いないだろう。元から2000年の問題で、提灯記事を書いてあるジャーナリストから潰れろとまで言われてしまった三菱で、サービス拠点でも困っているぐらいである。農協などサブディーラーがあるから買っている人も割といるが、今回の事件で農協が取り扱いをやめるなんて事になったら、日本の軽トラは将来的にハイゼットだけになってしまう。なんかそこに策略めいた物を感じないでもないが、墓穴を掘ったのは間違いなく三菱自身だし、もういい訳も聞いてもらえないだろう。マーケットは分かりやすくそれを反映していてMMCの株はダダ下がりである。まあ、でも一言言わせてもらうと、「なんでもっと不具合が多いスズキの評判が悪くないの?」とは思う。リコール級の問題が放置されている所などあちこちあったのに。前回の三菱のリコール隠しではそれでも軽自動車は対象に含まれなかったので、おつきあいで馴染みの客が軽自動車を買ってくれたという話しは聞く。しかし今回は3G83系列でないのはアイかEVだけ。より信頼性が無いEVで三菱から誰か買うか?いや、こうして見るとEV潰しなような気もするが・・・
・VTのフロントブレーキのジャダはまず恐らくディスクの当たりが不均一であろうという所まで来ました。じゃあパッドの当たりを見てみようと外そうとしたのですが、パッドピンが外れません。その前にパッドピンのカバーが外れません。最初「パッドピンってヘクスじゃなかったっけなぁ?」なんて思いながら作業していたのですが、マイナスなんで全然ダメ。6㎜のマイナスドライバーだと微妙にあたりが悪いので、幅一杯の8㎜のドライバーを買ってきたのですがダメ。スプレーオイルもダメだし、キャリパーには樹脂部品がついているのであんまり派手に出来ませんでした。思い返してみるとCBXも同じようなカバーが固着していたので、ドリルで揉んで壊して外した気がしますが、VTのは確実に金属のキャップなのでちょっと怖い。と言っても手詰まりでショックドライバーでも使わないと無理じゃないかなぁ?
・キャリパーを外して分かった事は「スライドピン固着気味」ですね。VTは対抗ピストンではなくフローティングキャリパーなのでスライドピンは結構重要なんですが、これが分解出来ないぐらいガチガチです。また一つ面倒ごとが増えました。まあパッドは十二分に山が残ってましたし、ブレーキが致命的に壊れているようではないです。
・あとは10kmほど乗り回して見ましたが、水温計は未だ下のでサーモダメですね。少しだけ動くんで、センサーや電装系は生きていると判断します。実際水温が上がるとアイドルが1000回転ほど上がってしまうので、アイドル調整が必要になり、改めて水温がおかしい事の影響を感じています。そんな状態でも一万回転ぐらいまで引っ張ってみましたが、なるほどよく回りますし、上で性格が切り替わって「タラタラ走れる粘るVT]と「4ストの最強を目指したスポーツマシン」が棲み分けてます。ブレーキが元気なら上だけ使って走れば相当速いでしょうね。タイヤは皮が剥けたからか、以前よりはグリップするというか、古いゴムにありがちがガリガリしたグリップをします。新しいタイヤって削れても尖らずネチネチ感があるのですが、これはバサバサな感じ。
・山羊はもらったおからで久々にサイレージをドラム缶2本ほど作りました。最近は豆腐屋さんに毎日行っておからを仕入れてくるので、ちょっと余り気味なので保存させます。というか、少しもらいに行かないと牛屋さんが持っていくようになってしまっておからがもらえなくなってしまうという世知辛い問題があります。つうか本業の人がこの程度の量をもらいにくるほど畜産関係の飼料価格が危ないのかとちょっと心配になりますね。おからは夏場もサイレージにしていましたが、夏場は虫がわいたり腐ったりという失敗もやりました。今は大きな失敗はないので気楽です。今回は試験的に飼料米を混ぜた発酵米にも挑戦してみました。サイレージ米も最近ではちょこちょこ聞きまして、米というのはそのまま家畜に与えると消化吸収効率が悪い問題があります。粉砕したりして吸水して柔らかくし消化吸収を良くして与えなければなりませんが、綺麗に粉砕するのは大事です。私はガーデンシュレッダーで荒く砕いて与えてますが、もっといいのはサイレージ毛のレシピの一つにする事です。こうすれば出所が分からない小麦のふすまも使わないですみます。ただ、籾も当然入りまして、この程度だと山羊は気にせず食べてしまうのですが、おからとの混ざりが悪いというか空間が出来てしまうらしく、空気を追い出すのが大変な印象は受けました。まあ、今の時期なら問題ないんですけど。夏場は4日もすれば使い出せ1月立つとちょっと過熟気味でしたが、今は2週間はかかるようです。でも、それ以前に与えても何ら問題は起きないでしょうけど。
Posted at 2012/12/27 00:49:11 | |
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