2013年06月01日
・今日は巨峰の誘引と房ごせ。棚上だと誘引はテープで引っ張るというしちめんどくさい作業が必要なのだが、棚下なのでいきなりテープナーでぽちぽち止めていける。房ごせもまあまあ順調。これまでは良い房がなくて無理矢理作っていたのだが、今年は比較的マシな房が多いので、下に向いた房を残せる。もし上向きの房を残すと、軸が180度曲がる事になるので、養分の流れが悪く良い房にならないし、作業も面倒なのだ。今の時期、巨峰とナガノパープルは房の長さを3.5cmに、ピオーネでは3cmにする。大体20cmある房を1/7に切り詰めるのだが、たった3.5cmの房が500gぐらいのブドウに成長するのだから驚きだ。逆に20cm残したら巨峰じゃなくて不格好なデラのようになるか、全く成らないかになる。
・サツマイモは今朝見に行ったら、かなりダメージを受けていてショックを隠せない。ちゃんと水をやって、雨も降って、藁で枕までして、一日も持たないって何よ・・・ほんと、サツマイモが作りやすいって言っている人間に言いたい、「切った茎植えて生えて来る方がおかしい」。とは言え、泥になるほど水分過多な場所では元気なのも数本あったし、全部枯れたって訳ではないので、ここから再生はすると思う。茄子は良好みたい。
・デラはSSで消毒、また消毒する段になって尿素と苦土を忘れたけど、まあ肥料は急がないからいいやと。草生やっているとシャフトに草が絡まってうるさいのでカバー必須だな。それで壊れる訳じゃないけど、こんなガチガチに絡まるのは意味が分からない。ジェットポンプを取り付けてあるので、揚水は近場から拾えるようになって楽になった。散布は200リッターほどで、通路は大体分かってきた感じ。付着は相変わらず心許ないが、地面を見るとしっかり濡れているので、散布は出来ているんだろうな。まあ病気が出たらそれまでの話しだし。こいつはメーター読みより圧力が高いのか、同じノズル径で散布しているはずなのに、新型SSよりやけに薬液が飛ばず、ファン必須。ファン回しておけば結構飛んでいるようで、無風ならそれなりに飛距離はあるのかも。ところで農薬だが、今回と次回らへんが特に高額で高性能な物を使っていて、ポリベリン・スカウト・キノンドーにアビオンE(展着剤は全部コレになりつつある)、あとストマイで一セット15000円ぐらいした。それで2.5反分ぐらいかな。正直、殺虫剤は仕事しているとは思えないんだが・・・そうそう、ブドウトラカミキリの害も出て、順次殺しているのだが、奴らが面白いのはさなぎになる前、よく枝が枯れる時期はぐるりと食害して枝を枯らす。その後、枯れた前の方に移動して、その軸部分に入っている事が多い。思うに、ブドウの水揚げが強くなり、さなぎ状態でおぼれないために、枝を枯らしているのではないだろうか?
・山羊は草を与えているが、食い荒らすので、草架が必要。ワイヤーメッシュで作ろうと近場のホームセンターに言ったら目が粗いのしか無かったので、別の所まで行った時に買う必要がある。自分で食いちぎるのではないので、大きな塊を咥えて、一生懸命飲み込もうとしているのは面白い。反芻動物なので、完全に噛む必要はないはずだが、結構苦戦しているみたいだ。また餌のえり好みがなくなるのは良い。おからは、新しく持って来たのは2日目でもう危ない感じなのであきらめて、サイレージをちょっと早いが開けてみた。状態も気になったのだが、やっぱり表面は発酵じゃなくて腐敗っぽい臭いがする。しかし山羊は食べたそうなので、奥のをかき回して与えたら、炭入りの部分から喜んで食べているし、香りも乳酸発酵の香りが少しする。とりあえず成功と言えそうだ。
Posted at 2013/06/01 20:00:20 | |
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