2013年07月23日
・夏バテでダウン、早朝動けばいいと分かっているのに、どうも朝動けなくて昼動いて疲労してまた眠れないという悪いサイクル、昨日は学生の体験授業でブドウの袋かけをやってもらったのだが、その指導やコーディネートが結構忙しかったし。その甲斐あって、なんか半日ちょっとで袋かけが終わってくれたのは嬉しい。ただ、初心者はブドウの袋掛けをどの程度強くやるべきかが分かってないので、それを理解してしっかりやってもらうのにはマンツーマンで丁寧に指導する必要がある。10人ぐらいなら出来るけど、30人ぐらいだと大変。今回は他の園で午前中に終わってしまった人が合流して、50人ぐらいになっていた。いやー、50人とかなるとすごいね!加速装置というか、暴力的な早さで進むんだけど、他の人の園でやっていたので大丈夫だと思ったら、全然袋かけが出来て無くて、ただ袋を巻き付けただけみたいな子も居て大変だった。
・原因だが、ブドウの袋掛けの正確なやり方を知らない人にそれを説明する手間や指導が面倒なので、受け入れ農家さんがそもそも少ない。作業の正確性を重要視する篤農家ほど受け入れに消極的だが、実際は学生さんにちゃんと説明して一人一人に実演と指導をすれば、普通の雇い人夫と同じ程度に出来る。今回はスケジュール的には8時20分から15時30分という計画だったが、実際には多くの園で午前中で仕事が終わり、うちでも2時に帰る予定をさらに繰り上げて1時30分には帰って貰ったが、学校行事として授業に穴をあけているような物なので、ここはちゃんと指導するかわり受け入れ農家を増やせるようにすべきではないだろうか?そして、それは出来れば各圃場に行く前にしてほしい。というのは、今回の補充要員が雑だったのは、その園では雑で誰も何も言わなかったからだ。正直、園主さんが後で直すのか、病気が少ないから気にならないかは分からないので、批判する気はないのだけれど、やっぱり受け入れる側としての最低限ってのがあると思うんだ。あと、学生さんで指が怪我で作業が出来ない人は代替作業も準備できるんで教えて欲しい(あるいは学校で別のスケジュール作るのもアリだろうけど)。
・あとは青年部の会合、うーん、なんか微妙な雰囲気がある。組織はルールで動くというのは事実だが、ルール万能みたいなドライな考え方が広がっている気がする。根回しを受け付けないというと公平でいい気もするけれど、なんか根回しの時点でルールを盾に拒否する事はないんじゃないかと。ていうか先日も同じような事があったので、私はどうもそういう考えが嫌いなんだと思う。ルール云々はフレンドリーな関係でない所でも仕事を進めようというケースでは役立つだろうが、例えば村社会でそんな事が必要だったろうか?むしろ、ルールだの建前だのを色々言うなら、別に個人的にやるからいいや、って私は思うので、あんまり組織には属してきてない。上の学校の例もそうだが、確かに組織力というのは大きいけれど、組織を動かすために労力をかけるよりは自分で動いちゃった方がいい、現場の一兵卒でありたいと思っている。それに、建前を言う人って結局やりたくない事の言い訳な事が多いんだよね。別に「じゃあこれこれこういう条件で話しを持って来てくれればやりますから、やってください」って先に決めて話しを持って来て貰ったっていいんだし。後ろから撃たれるぐらいなら、背後は預けたくないのが本音だ。
・税務署から税理士さんの指導のサービスがあって来て貰って色々話したが、面白い取り組みも聞けたり、作業の実務レベルでの話しもあって面白かった。ニッセンのカタログにそんな使い方があったとはねえ。
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Posted at 2013/07/23 20:04:19 | |
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