2013年11月18日
・うーん、あれから続報などで速度オーバーかアクセル譜みっぱだったか、という事で、故障ではなく仕様という事に落ち着きつつある。私は安全装置に否定的ではないし、今のマツダが好きか嫌いかはおいといて語らなければならないと思うが、いい教訓というか失敗としてかなり良かったと思う。まあ、真っ先に販売店が仕様を把握せず無茶なスペースでテストして事故ったという事は指摘されるべきだが、これは個別ケースなので。
・この事故の最大の教訓は「安全装置は過信すんな」って事である。同じような事故は航空機でよく起きていて、有名なのはエアバスA320の名古屋空港で落ちた奴。パイロットは再トライしようと上昇しているのに、機械は降ろそうとして相反する操作をしてしまい垂直に落ちた。今の航空機はオートパイロットも実装されているので、パイロットのシステムとのつきあい方はかなりシビアな問題で、言ってみればもう一つの操作系として覚えなければならない。擬人化して山田君とかJALでは呼んでたはず。
・だから安全装置の追加はドライバーが楽になるとかバカでいいって物じゃなくて、むしろ別人にハンドル握らせるような物なのだ。それの意味をメーカーやディーラーやユーザーが理解してないってのが一つの問題。パッシブのセフティーに関しては忘れてもいいけど、アクティブセフティーに関してはそうじゃない。ただ、安全装置を何故付けるの?って問題に対してはCX5問題は、一般的な理想というか期待のはるか下の物しかまだ出来てないってのを露呈したとは言える。やっぱりさ、30kmでアクセル踏んでると作動しないとか、条件の理由もあるんだろうけど、居眠りなんか考えると意味ないよね。これだったら全自動運転にしてしまった方がいいんではないかとさえ思う(高速とかなら)。ま、人命に関わる事故の前に問題が発覚したのは何より。
・スタッドレスの組み付け、タイダウンロープ使ったけど失敗。機材の問題としてホースが5.5㎜なので標準的な6.5㎜エアホースより供給力が弱い。ゲージのチャックは先日書いた通り。まあ両方揃えるならガススタでも持ち込むべきだろうな、くやしいけど。そしてW300があんまりにも上がらないのでビート外して調べてみたのだが、「これ本当に国産?本当にブリジストン?」と思ってしまった。試しに外したブリジストンのスタッドレスVM41あたりと比べても、ビート精度がすごい低くてうねってる。まあ使い込んだタイヤは自然とビートがリムで成型されているかも知れないけど、W300のビートはグジャグジャのデコボコで、サイドが弱いのも相まってビートがリムに密着せずエアが入らない。試しに石けん水流し込んでエア入れたら、あっちこっちで不均一にエアが漏れて泡になってしまった。東南アジアの安物タイヤならそういう話しも聞くけど、一応国産だぜ?もしかしてオーツあたりにOEで作らせてねえか?これまで50本ぐらいはタイヤ手組してきたが、こんな酷いタイヤははじめてだ。
・「五線譜なんて飾りです」読了、関係者が生放送やっていて興味があったので読んでみたが、ラノベに対するイメージとはちょっと違っていたかな。設定としてはアニソンだけ得意なトランペッターの女の子と、天才トランペッターの幽霊、その幼なじみの主人公が高校の吹奏楽部で活躍するというもの。もうね、1年で旬を過ぎかねないアニソンの話題とかをやる度胸がすごいね、伏せ字の意味ないし、逆に分からない人には何の曲なのかわからず全く描写が伝わらない。でも、アニメのプロットとしてみると、7話ぐらいでこぎれいにまとめられるし、著作権無視してこういうアニソン三昧のアニメは見てみたいと思う。
人物描写が甘い、無関係な人が多い、無駄にエロ・・・はなかったが、そういう特徴はラノベならでは。でも、ちょっと考えると、これを例えば12話ぐらいのアニメにしようと思えば遊べる要素を入れてあるようには思える。読者の妄想の余地があるというか、緩い部分はそういう行間、五線譜の欄外みたいな物だ。例えばサブの幽霊なんか半分空気なんだが、途中わざと空気なのでは?と言う部分が出てくる。いずれ、どちらかが消えるとしたら、と考えもするだろうし、そもそも死因とか過去もやってない。メインヒロインとサブは天才の孤独みたいな共通点があって、それだって広げられる。オケメンバーだって伏線をいくつか張ってあるし、上級者向けのアニメコンテだと思えばまずまず。
絵師さんは、そういう意味だと結構厳しいかも知れない。ラノベってイラストサイズがもの凄く小さいから、人物をある程度大きいコマで書かないといけないのだけれど、見せ場は動きがある場面なので「何故ここが?」と言う場面が多い気がするし、仮にやったとしてもイメージは小さいだろう。むしろ表紙裏カラーはイメージボード的にして、挿絵は風景や動き入れるぐらい割り切った方がいい。特にモノクロの挿絵はカラーがいくら出来が良くても、それほど見栄えしないから、丁寧な塗りは生きてこない。あとは体型は多分作者さんの前の作品からすると、要望みたいなのがあるんだろうけど、用事体型すぎる気がする。お姉さんぐらいでやっと普通じゃないだろか、先生のがなくて良かったよ。
音楽物のアニメは多い。今期もWA2とかやってるし。ただ、標準的な地方の音楽学生部活動の大半は軽音より吹奏楽に集中しており、それだけパイが大きいのに、それをテーマにした物は記憶にない。つまりね、読んで分かってくれる人が多いのはメリットだし、作者も本当のTpやってたから分かる部分は結構ある。意欲的な試験作としては評価してあげてもいいんじゃないかな。
Posted at 2013/11/18 20:48:19 | |
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