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暇人ぶぅのブログ一覧

2013年11月27日 イイね!

防空識別圏問題・ワイン会でした

  ・中国の防空識別圏問題は失笑するしかないわ。そして、事前通告なしで堂々とB52飛ばすアメちゃんGJ。これが何を意味しているのか?他にネットで拾った情報などを羅列すると、本当にあの国は脳天気だと思うわ。防空識別圏というのは、領土領海のみで防空網を制約すると万一の侵攻に対し防空が間に合わないので、その手前のクッションゾーンとしてそれぞれの主権国家が制定する範囲で、別に領土領海の上という訳ではない。多分だけど日本の防空識別圏も公海にかかってる部分もあるだろうし。防空識別圏に入ってくる旅客機以外の届け出がない航空機に対して、各国はスクランブルなどで対応するし、仮に領土を侵犯するようなら攻撃する事もある。実際大韓航空機撃墜問題とかトンキン湾事件とか、偶発的と言われる事件で戦争がおこる事はあるわけだし(大韓航空機事件も主犯が捕まらなければ日本がやばい立場になっていた可能性はある)。

 ・ネットで出ていた不明情報として「中国は防空識別圏を公表していなかったから、今回のは尖閣関係ない」という話しがあった。ただ、上で書いたように防空識別圏を公開しないと意図しないスクランブルを招く可能性があるので、そんな事はないのではないかとも思う一方、実質的な識別圏は秘匿されている可能性もあるとは思う。しょっちゅう侵犯している奴らは日本の防空能力を探っている訳だし。ちなみに、日本の防空識別圏はGHQが定めたのをそのまま使っているという話しなので、国際的に「まあこんなもんじゃね?」って所に落ち着いていると思われるし、当然だが尖閣周辺は日本の制空権になっているはず。

 ・今回の発表で民間航空機会社がフライトプランの提出をしようとして政府ともめたが、いちはやく実力でそれを解決してくれたのはアメリカの行動で、仮に本当に防空識別圏があそこにあったとしたらB52が飛んだら即刻スクランブルで出て来なければならなかったのにスルーしたのは、「そもそも検知能力がない」「スクランブル能力もない」という事をさらけだした事になり(IFFはそんな距離じゃ機能しないしレーダー上でB52とB767あたりが区別できる訳でもない)、やっぱり防空識別圏が運用されている可能性はゼロだし、って事は発表した事自体が政治的なパフォーマンスであった事が白日の下にさらされたって事になる。日本に圧力かける積もりが己の浅薄さをさらけだした中国政府涙目wwwwメシウマ状態だ。

 ・それにしてもアメリカの行動は素直に「おー、この手があったか」とびっくりした。日本の政治家なんかこの問題で右往左往するだけで実質的な解決どころか理解さえ出来てなかっただろうし、仮に自衛隊機で同じ事をするとちょっとまずい事になる可能性があったとは思う。中国世論を刺激して本当に防空体制を取るべきとか、その手の誘導がおきかねない。一方在日米軍は多分だが日本の防空圏はフリーパスだろうから、そこを制限されるのは困るけど、国籍なんかは第三国な訳でしれっと飛んでもそういう問題にはなりづらい。中国政府も米国にこの問題で介入されたくないから、ヘタに抗議すると言葉で日本政府への賛同を表明されるからやりたくない。とは言え、この飛行は言葉よりも明確に米国政府の立場を表しているんだけど。

 ・まあ、そうは言っても米国におんぶにだっこなのは日本国の独立性って意味ではマイナスではあった。米国が悪いんじゃなくて日本が主権国家としてあまりに頼りなさ過ぎるのが悪いんだけど、例のトモダチ作戦とかにしても本当に米国は頼りになると思ったし。もちろん自衛隊も大変困難な作戦を遂行してくれて誇らしいが、それを指揮する政治が全く信用出来ないからなぁ。今回の機密法も公務員の悪事を隠すことに使われるのが見え見えで粗雑な法案が通っちゃうし、NSCだって数年で変わる政治家がトップでいいもんかなぁとは思うし。アメリカなんかNSCの存在自体ずっと公にしてこなかったのに。ほんと、さっさと日本はアメリカの属州になった方がいいよ、ヘタに独立国家として経済的搾取の目標とされるより。

 ・仕事はリンゴの収穫の手伝い、高所作業車さんガンガレ、俺重くなったけど超ガンガレ!油圧ポンプのうなり具合を聞いていると罪悪感わくよ。今年はブドウもそうだったけど、リンゴも肥大や着色が悪い。肥大しない分はそれだけ凝縮感があるとも言えて、蜜ののりは非常にいいし密度も高いのだけれど、果肉が昨年までに比べるとやや残るとの話し。私はそこまで気にならないが、酸抜けがしないで割と酸度が高いようには思う(収穫時期、収穫後の放置時間などでも違うだろうけど)。

 ・先日は地元ワイナリーのレストランでワイン会をやった。事前に色々トラブルもあったが、結果としていい経験にもなったし、会そのものは充実した物になって良かったのではないかと思う。顔つなぎにもなっただろうし。私はどうも前半飛ばしすぎて全部食べられなかった・飲めなかったのが心残り。一応ワインリストを書くと

 2010 モーゼル リースリングのスパークリング 辛口 (トリアー修道会)

 トリアーのは聖人が杖もっている有名な柄の奴で、これとピースポーターで迷ったけれど、ショップがお勧めしてくれたのでスパークリングにした。スパークリングだから食前酒かと思ったが、想像していたよりがっしりしていてメインでも飲めますねとの事。ただ、リースリングの華やかな感じ、ミネラリーで酸がしっかりした感じではなく、シャルドネのような肉感がある重さって言うのかな。ちゃんと瓶内二次発酵なので全然泡が止まらないのはすごかったが、スパークリング感はそれほどでも(まあ発泡ワインはコーラじゃないが)。

 2009 ドメーヌ・マルク・テンペエ ピノブラン ツェンベルク アルザス

 ビオディナミである。アルザスである。注目のカテゴリーであるが、今回の中で単品でどれ選ぶと言われたら一番はコレかな。ともかく飲みやすくて、アルザスの青っぽい早摘みワインとは一線を画す、しっかりと熟した葡萄で作っているワインである。だからフルーティーというよりはもっさいはずなのだが、ピノブランだからかビオディナミだからか、重さはほとんどなくて上質の甘さですいすい飲める。この人はリースリングやゲバルツなどドイツ系も出しているようなので、これは飲まねば!

 2012 シャルドネ シュールリー 山辺

 これだけのレベルのワインで続けて出していいか?そんな心配は全くしなかった。5年ぐらい前の日本のワインの全体的な印象だったら、きっと他のセレクトに手頃を加えようと思っていただろうけど、今書いていて「すごいのと比べてるナー」と思ったけど、飲んでても普通に同じクラスの上質のワインだと思っていた。値段も決してべらぼうに高い訳じゃなくて、国際的に評価が高いランクのとは本当に互角か、それよりコスパがいいぐらいだ。シャルドネ栽培者は何人かいるが、シュールリーは委託栽培で、樽発酵や樽熟成は自社畑だそうな。一応は樽発酵>樽熟成>シュールリーの値段でありランクではあるのだが、ここらへんは好み。

 2010年  畑の番人 山辺 (メルロ)

 2008年  リバースシックス スペイン (メルロ・テンプラニーニョ)

  この二本は比較のために同時にあけた。が私は前半の白で飛ばして香りを楽しんだ程度なので、正確に違いを述べることは出来ない。スペインでテンプラニーニョ入れているワインであるリバースシックスは、カルフォルニアで醸造を学んで作っているそうで、ともかく濃くてパワフルではあるのだが、私には濃すぎるかなぁ。畑の番人と飲み比べている事もあるのだろうけれど、番人の方がメルロのひんやりとした香りがしっかりしていて、グラスに注ぐだけでもそれが分かるに対し、リバースシックスは香りがまだ立ってない感じ。また樽香はリバースシックスの方が強い。正直フルボディーの赤はそれ以上の違いについてまだ感覚がついてこないな。

 2000 ソラリス古酒 甲州

 ソラリスはマンズワインの高級ラインで、そういうのは小諸で醸造してたりするそうだが、単価が半端なく高いんだよねぇ。サントリーの登美とマンズが量産ワイナリーの中では最も高い部類だろう。ただ、それで期待して飲むと、あまりに海外市場に向いた普遍的な味に肩すかしを食らった印象を受けるのも事実。私がこれまで飲んだソラリスはそういう感じだった。しかし甲州は日本の土着品種なので、それをどう料理するのか興味があったが、これはしっかりと個性を出せた感じがする。個性というか他にこういうのが無い感じというのかな。飲んだ時は「そもそも10年以上残せるのがすごい」「色が甲州のうすピンクじゃなくて金色」というのが参加者の声だったが、私にはこれがどうしても普通のワインに思えなかった。これアイスワインとか貴腐ワイン系の味だよね???検索すると、これは特別出来が良かった年の甲州を遅摘みして使っているとある。恐らくだが、病気が出ないんで畑で樹上完熟、というより若干しなびさせてから収穫したんじゃなかろうか?ってのは仕込み日が11月1日と書いてある。山梨はここらより2週は気候が進んでいるし甲州は多分だがナイアよりちょい遅いぐらいがピークである(リュナスシリーズは実際10月1日仕込みになっている)。だから甲州のあの香りや淡いピンクは最初からなくて、ゴールデンナイアとか完熟したデラみたいな感じだったんじゃないだろうか?甲州の特性を知らないので、凝縮されるほどしなびてくれるか知らないが・・・これ、デザートワインとして見ると値段も手頃だし、ベタ甘くもないが適度に甘く、貴腐のような異臭(と感じる人が多い)もしないし、お勧め出来る。てか、作いりたいわ、甲州のべーレンアウスレーゼだもん。

 料理は魚の鯛の焼いたのが絶品だった。ソースが・・・なんだっけ?バターと様々な物が入っていたのだが忘れたけど、もう涙出るぐらい美味しかった。先日とある婚活コンパに行ったら、フライドポテトにボルドーソースとか言ってニンニクとオリーブオイルのソースが掛かって出てきたのね。で、女性陣がこれを痛く気に入ってパンに付けて延々と食べている訳。確かにおいしい・・・とは思う。その手の味付けはイタリアとかで定番だし、まあバランスいいとは思ったけど、同時に「ああ、この程度の舌なんだ・・・・」とも思ってしまった訳だ。悪く言えばその味ってコンビニとかレトルトとかジャンクフードの味じゃないかと。きっと育ちが良くてそういうジャンクフードはお召し上がりになった事がなかったのではないかと拝察するが、そういう人にこういうソースはお気に召すだろうかと。あと肉の方は指定したぐらい定番で、そりゃあ見事に煮込んであったし、サツマイモのアレンジも良かった。ただ、自分の舌のふがいなさを暴露してしまう事になるのだが、いつもこの手の肉料理を食べると、味付けの薄さが辛くなる事はある。上質な肉だから塩をかけすぎないで食べるべきというのは分かるんだが、一方でワインとこの肉だけだと塩っ気が足りなすぎる気はするんだ。これは他のフレンチレストランでも同じなので、誰かにその楽しみ方をレクチャーして欲しくはある。


Posted at 2013/11/27 22:19:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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