2013年12月05日
・今期のアニメもかなり多くて継続が苦しいかと思いきや、割としっかり楽しんでいる感じ。今も見ている物(順不同)
「キルラキル」「アウトブレイクカンパニー」「ゴールデンタイム」「アルペジオ」「機構少女は傷つかない」「凪のあすから」「夜桜四重奏」 すげえ、一日1本見て一週間毎日だ。皆8話、9話という折り返しを超えて、どう最後に向けて盛り上がるかと言った所。
キルラキルはいい意味でメインストーリーが地味で良かった。よくこの手の作品はトーナメントとか思わせておいて、いきなり話しの段階を一段上げて端折ってしまったりするが、キルラキルではそういうインフレ的な事をせずハイテンションを維持している。結構残酷描写が気になったが、ギャグだと思えば許容範囲だし、エロ?ガマゴオリ先輩の変身シーンかな?って言った所。音楽がBGMもOP/ED含め凝っているのはいい。
アウトブレイクはラノベ枠トップかな、ラノベでしっかり構想を練った物を忠実に脚本にしている感じがする。いろんな思惑が透けて見えるので、馬鹿話っぽいのに単なるスラップスティックに収まってない所などがいい。ただ、落ちは難しいよなぁ、大体こんなもんかな?ってのが予想出来るだけに。監督がくすぐりが上手いし、ペトラルカ、ミシェル両ヒロインのバランスが取れている。
ゴールデンタイムはトラドラの原作者の脚本なので、ラノベ枠に近いが、まるで場当たり的に連載しているぽっと出の少女漫画作家のようなひどさ、トラドラも好きじゃなかったし、あれよりマシとは思うが、こんなのが許せると思わない方がいいんじゃないかと。シリアスな笑いがメンヘラ率高め。二股を作ればまあコイバナとしては盛り上がるし、それで男を優柔不断にすると視聴者から「誠氏ね」って言われるから記憶喪失にしたって所だろうけど、現実に幽霊が戻ってこない事が視聴者に共感を抱かせていた事を作者は分かってないんだろうね。
アルペジオは・・・こんな話しだっけ?確かに短い話数で見られる話しにするためには仕方ない部分もあるだろうが、「負けたらギャグ要員」という部分がどんどん大きくなって、日本政府とか置いてけぼり。ふるCGはやっぱりちょっと不自然な部分もあるが、すでに結構見慣れているのでフェアな目ではみづらいかも。
機構少女・・・もロキの話しで「あ、もう無理、主人公が怪我しまくってかばってフラグ乱立ってサクラ大戦のゲームパートか」ってなったのだが、唐突にはじまるバカの応酬に「あ、そんな脚本に期待しないでいいんだ」ってなって一気にハードル下がった。ある意味ギャグを沢山入れると視聴者の期待値を下げる効果があるようだな。色設定とか好きなんだが・
凪のあすから・・・他の作品が軒並み悪い予感をバカな結果にする事で見させ続けている中、不穏な空気感を漂わせながらも、子供の成長や文化の衝突を丁寧に書き続けている佳作。すれ違う心をちゃんと結ばせていくだけに、伏線の大回収で大惨事になりそうな予感もある。やるとしたら、この作品は批判が枠にせよ、カタストロフをしっかりやって欲しい。ヘタな救済策を入れないで欲しい。この作品はまどまぎが震災で放映自粛になったような要素が詰まっている。でもドラマとしてそれの必然性は描いているから、ちゃんとやっても批判はそうは出ないはずだ。あとアニメとしては絵がもの凄い高レベル。もう少しディフォルメしてない人物で作ったら秒速5cmとかになりそうだし、想像上の海の街もすごいよね。
夜桜四重奏・・・実はすでに映像化されているそうだが、一応原作準拠で回っているっぽいので、前のはどういう関係なんかと。原作見ると当時は絵は止め絵がすごい上手い反面、安定しない感じがあったし、姫が悪人面すぎるとは思ったのだが、アニメは妥当な感じかな。ただ群像って動かすと誰がメインか分かりづらいよね。原作だと恐らく秋名・姫・青・言霊使いらへんが四重奏なんだろうけど、鬼姉妹も吸血鬼姉妹も、警官だってそれなりに見せ場があって、まとまってない印象を受ける。OP/EDとも耳に残る、染み入るようなメロディーが好印象。ツンツンデレツンは・・・耳には残った。
・「裏サンデ-」は発進して1年ぐらいでもうアップアップ、最近は週一で見ればいい方、もう無くてもいいような存在になった。二部リーグで新人発掘を再び試みたり、作画担当だった人に単独で連載持たせたりしているけれど、最近ニコニコ静画の漫画で連載していた作品を、さも新連載のように載せだして俺らはそんな情弱だと思われているのかと。古本屋の雑誌を作りたかったのか?だったらコンビニのペーパーバック漫画でいいだろ。
・個々の連載の失敗には個別の事情もあるだろう。例えばゼクレアトルは作者が話しをまとめる能力に欠けていて、一本もかき上げてないのを採用した時点で勝手にやらせたのは間違いだった。ネット漫画だと数年休載したって、別連載立ち上げたっていいけど、商業ベースだと許されない。例えばヒーローハーツは作者が連載を抱えすぎていたし、アンチも多くてちょっとかわいそうだった。使い潰ししちゃった感がある。でも、ネット漫画の良さを集めた感じのこの二本が不完全な形で「完結」しちゃっているのは、最終的にはネット媒体をつかみ切れてなかった編集のミス。また連載が続いているが休載が多く明らかにどんづまり徴候が見られるのがモブサイコ、毎回斬新な解決を出しているし、ドラマツルギーを良く理解しているとは思うのだが、ワンパンマンも含め作者はスランプに陥ってないか?元気なのは世界鬼とケンガンアシュラだが、ケンガンアシュラは一般商業誌でもトップ張れるんじゃないかという思いがある。ぶっちゃけネットである必要というか要素が皆無。
・ちなみに改悪としては「過去話の表示の切り捨て」があり、これでごっそりPVがなくなったと思う。戦略としてはペーパーメディアが出るまでは無料で見せて、単行本で稼ぐというスタイルで、考えて見ればこれは一つのアイデアではある。というのは連載雑誌というのは薄利多売で小売りへの配慮などもあり、広告収入なんかが確保しづらくなってきているふけいきでは維持が難しい。実際沢山潰れているし。でもネットだったら広告は入れられるしメディアは不要で配信料は安い。小売りは嫌がるかも知れないが、版元に大きなネガはない。でも最終的には換金しなければならない訳で、単行本収録されたら過去の話を非公開にすれば、読みたい人は単行本買ってね?って事になる。でも、大半の人は連載の途中で読んでも良さが分からず、過去を単行本で探る気もしないってのが現実じゃないだろうか?
・運搬車のベアリングを買いにNTS系列のベアリング小売店に行ったら、6204DDUは・・・ありませんでした。信じられないわ、こんなメジャーなサイズがないって商売する気がないのか?従業員も結構いるし、倉庫もあるし、決してつぶれかかっている訳じゃないだろう。また6204はかなり汎用性があるサイズで、モノタローなんかだと100個セット販売しているぐらい。ま、値段が一般だと一個900円ぐらいでモノタローだと350円ぐらいなので、MonotaROで買った方がいいんだけど、送料無料にする抱き合わせが無い。
・とりあえずメイトのプラグかぁと思って調べたら、NGKに面白いのがあった。RXプラグと言ってルテニウムとか言う貴金属を中心電極に使ってイリジウムの4倍の耐久性だそうだ。ただ、その分をさらに電極細くして高性能にするのではなく、全部耐久性に振ったみたい。イリジウムMAXと同じで、アース側を白金にして、MAXより20%耐久性があるとか書いてある。どんだけー。この白金はアースフックの先端から突出してついていて、その分アースフックの影が減り熱ロスも減っているそうだ。イリジウムMAXはIXと差をつけるために、アースフックの斜めカットが省略されていたが、RXはIX以上にアースフックの形状が改善されていて、決定打と言っていいのではないかと思う。
・ただし、RXプラグにも弱点らしい物はある。IXとの最大の差だが、高熱価プラグ、レーシングプラグがない。今後ラインナップされるかも知れないが、アースフックの先端部分を細くしてあるので、ハイブーストでの耐久性には危険があるような気もする。まあNGKのサイトだと、むしろ短いから熱を受ける面積が減るので耐久性で有利のような事も書いてあるし、レーシングプラグなんかのアースフックは細くて短い棒だったりするので、今後展開するかも知れないけど。プラグって昔に完成されたと言いながら地道に着実に進化しているのは偉いナーと思う。
・メイトはまず触りたくないぐらい砂埃まみれなので洗車、ついているのは砂なので割とすぐに落ちてくれる。リアキャリアーやオイルタンク上カバーなどは外せる。普通のバイクと違ってボックス形状があるので整備しづらいと言えばしづらいが、軽い防水性があるので電装系は簡素な防水しかしてない。なるほど当時はメットイン部分がそうなっていたのか。エアクリは案の定ボロボロで分解したら壊れてしまった。そしてレッグシールドを外したらヘッドからキャブからオイルでくっついた砂汚れでコテコテ、ここまで酷いのははじめてだ。ドライバーでこそいだが、細い部分はやりきれないので、灯油を垂らしてゆるむのを待っている。それにしても、ここまでオイルが流れ出ているのは2ストとは言え異常で、どこかに異常があると言っていい。怪しいのはヘッドかベースパッキンの吹き抜け、プラグゆるみからのオイル漏れ、オイルデリバリーパイプ周辺の漏れって所だろうか。エンジンの焼き付きとかは無さそうだけど、最悪エンジン降ろさないと清掃できない感じ(アンダーボーンで手が届かないし、空冷でフィンが埋まってるから放置もまずい)。温水かけて高圧洗浄機が一番手っ取り早いかなー、周囲がよごれるからいやだけど。バーディー用で持ってたスクリーンも取り付け出来そう。
Posted at 2013/12/05 20:46:31 | |
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2013年12月05日
・アルバイト先の使ってないメイトV50をもらってきたので、これからレストア楽しいな。とりあえず消耗品とかあるので、大まかな年式とか消耗品をチェック。まずステムヘッド横の車体番号を見るとV50-6068***ってのが出てくる。で、ヤマハさんのサイトに型番検索あるのでそれで見ると、このバイクは
モデル名 V50ED
ニックネーム
モデル 1985
年度
型式 1AL0
カラー
タイプ A
カラー名称 ニユ- ハイ スパ-クル グリ-ン
モデルコメント
連番 010
発売
年月 198501
カラー
コード 00V9
ってな事が分かり、PLもオンラインで見る事が出来る。1985年と言えば私はまだ10歳そこそこでラジコンに夢中だったなぁ。LAオリンピックの翌年らへん。バイクだとRGガンマが3型のWWカラーが出た時、ヤマハだとRZ250Rだな。まあ、どうでもいい事か。この個体は地元のとある販売店のシールが貼ってあったが、今年のはじめに店主が自損事故で亡くなったので、もう廃業している。距離は9000kmに届かないぐらいだから、28年の平均だと300km/年ぐらいか。
・さて、次は消耗品のチェックだが、プラグはB6ESというのさ刺さって居た。ホームセンターも探したが、現在この形のは余程特殊なのか置いてなかった。ただ、レジスタープラグを使っても問題ないはずで、ネジ頭のサイズも別に何の影響もないので、BKR6ESあるいはその派生シリーズが使えるはず。これが使えれば一気にイリジウムあたりも使える。あるいはBPR系もピストンと干渉しなければ物理的に刺さるかも知れない。普通はP型(燃焼室突出型)プラグの方が燃焼が燃焼室中心付近ではじまるので熱損失が少なく良いプラグだとは言えるが、燃焼室形状で吸気流動がどうなっているかとか、ピストントップに放電しないかとか、圧縮比が上がらないかとか、物理的に干渉しないかとか、まあ気になる点は色々あるのよ。レーシングプラグなんかは全開でも溶け落ちないように、着火性には目をつぶっても縁面着火のEGVとかそういうの使ってる。ただ、キーオンでキックしてもプラグに火花が飛ばなかった。一説によるとバッテリーが完全に死んでると火花が飛ばないという話しもある(普通の奴はCDIのはずだが、セルの奴だけリレーとかが特殊なバッテリー点火みたいな)。
・そのバッテリーだが、セル付モデルなので大きい物がついている。12N5.5A3Bという奴だ。まあセル使わなければ無くてもいいんだが、これがバカ高くて1万円近くする。そりゃ交換しないわ。メイトのバッテリーは結構あって、6Vの頃は6N4-2とか。12V化してキックのみの場合はYT4Bなど。セルとキック併用なのが12N5.5でセルのみだと何故かYT4BやYT2.5Lなんかが対応しているっぽい。まあ原付スクーターなどは4もあればセル回るので、そこらへんは汎用の4クラスを突っ込む方向で検討。てか手持ちがあるのだが、充電器がまたショートしてしまったようで充電できないのでヒューズ買ってこないといけない。
・タイヤは古いINOUE、IRCのがついていた。IRCよりINOUEの方が大きい書体。パタンは現行だとNR6が近くて、古いカブやベンリーに多い周方向グルーブのではない、若干だがオフを意識したパタン。まあ古いママチャリとか皆こんな感じだな。リアはパンクしているようなので修理が必要だが、現時点では金属など見あたらないので虫の劣化ぐらいだと嬉しいかなと。タイヤもどうせなら交換したいしねぇ。スタンダードなミシュランのM35か、ちょっとだけスポーティーなM45か。どっちも普通の自転車タイヤと同じぐらいの値段です(そして、作りもほぼ同じ)。
Posted at 2013/12/05 00:00:38 | |
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