2013年12月06日
・ちょっと気になったベアリングの価格。6204DDU/LLUってメーカー希望価格が900円ぐらいらしいのね、精度とかでも違うだろうけど。ホームセンターだとこれより安いはずのZZ(金属シールド)で900円ぐらいするんだけど、通販だと350円、さらにメーカー不詳の製品だと250円だった。運搬車の足回りなんて回ればいいので安いのにしたんだけど、まあMonotaRO扱いのプラグなんかはかなり酷いのも売ってるそうなので、ちゃんと回るかは心配ではある。それにしても流通価格の信頼性がゼロだな。工業製品はこの手の問題はよくあるんだけど・・・
・タイヤは迷ったけどミシュランのM45にした。M35より横グリップ重視・・・というか雑に言えば新しい設計だからトータル性能でも優れているのではないかと。M35も評判いいんだけどね。
・バッテリーはYTX4らへんに。これでセル回らなくてもキック専用と同じ程度にはなるはず。VTのバッテリーもすぐ上がるようになったので購入。
・エアクリは汎用品を買ったらNTBの専用品の方が安かった。しまった。まあ汎用品もちょうど切れてしまったので、買い足すタイミングではあったんだけど。運搬車で最後の一切れが終わってしまったのだ。
・あとは腰上分解しても平気なようにガスケットセット注文、マフラー外せば清掃もはかどるしね。でもマフラーはメッキの錆取りしてもクリアー塗装する訳にいかない。
・さて、軽くバラした感じ
→キャブレター 外はコテコテの汚れだったけれど、灯油で洗って吹いてなんとか分解出来るように。んで、中は若干赤錆があったけれど、結構綺麗。ただスロージェット周辺が若干おかしな詰まりを感じた。キャブはスローエアスクリューで戻しは2+1/4。
→エアクリ周辺 かなり分解に手間取る。原因はインマニの設計がおかしくてキャブから外れなかったから。ゴム質全般がもう硬化してきてはいるんだけど、マニがこんな酷いはめかたでなければあっさり分解出来ただろうに。ここらへんも灯油で洗ってエアブローして綺麗になった。
→左クランクケースカバー スプロケカバーを兼ねているので分解したのだが、ボルト固着、インパクトレンチでやっと外したが、今度はステップに干渉して抜けないとかヤマハ正気か?まあチェーン外す程度なら抜く必要はないけど、どのみちエンジン降ろす事にしたのでそうすれば外せるはず。
→チェーン・スプロケ 終わってました。てか注油した形跡が見られない。真っ赤でしかもキンクしているリンクがある。スプロケも真っ赤、たるみも結構ありましたので、伸びてますね。チェーンカバーがあるので劣化が遅いとは言え、よく走ってたなコレ。あと、チェーンカバーがやっぱり外しづらい。サスを外さないとダメです。チェーン外すにしてもサスを切るのでそんな手間とは言いませんが。
→バッテリー +端子そのものが溶けてなくなってたよ・・・
→リアホイール周り ブレーキは全然減ってない、あたりすらついてない。全部エンブレで事足りたのか?ここの分解もちょっと不可解な構造しているんだよなぁ、辛うじてタイヤ抜けるけど、なぜかスプロケ側に21㎜頭のボルトが入っていて、本来のシャフトは10㎜で、そこが二重になっている。一本のシャフトにすりゃいいのに。ただカブもここはそうなっているようなので、なんらかの意図はあったのかも知れない。ただ、この選択は基本的に間違いだったと思う。というのはホイールベアリングがダメになっているのだ。9000kmでゴロゴロするって通常では考えられないんだが、ベアリングが細いシャフトに合わせて小さいサイズ入れているってのはあると思う。これを太いシャフトで太いベアリングにすれば耐久性が増したはず。ベアリングは一部ZZタイプなど不思議なのが使われている。
上でも書いたが、ともかくシリンダー周りが酷くて清掃するにしても車体についていると出来ないと判断。どのみちオイルがこれだけ出ているからには、どこかで吹き抜けなりオイル漏れがあると判断して、分解する必要があるだろう。シャーシも下の部分は結構錆出ているしね。フェンダーとか下回りはアスファルト系アンダーコートでもやらないとダメだろうから、ボディーをひっくり返したい。
・てーな事をのんびり考えていたんだが、剪定講習会の日にちを間違えていたらしく、いきなり呼び出しくらって出かけてためになるんだか、ならないんだかなデラの剪定講習を終え(講習は正しいが、デラ様のご機嫌の伺い方が上達する事が正しいとは思えない私)、すっかり老人会になった支部の懇親会に出たら、先日カブ90のレッグシールドとバッテリーを交換したおっさまが「もうカブは力がなくて坂登らないでいらね」みたいな事を言うので、ほいだらとりあえずカブ捨てるならけえろ、でも修理すりゃ多分平気だし、修理の間にメイトってバイクがあるで、そいでも乗ってましょってな話しをする事に。まあね、もう80近い爺様の日常の足にカブ90はよく付き合っていると思うし、きっとメイトV50同様にトラブルの巣窟なんだろうとは思う(とりあえずエンジン周りが汚いのは確認しているし)。どこそこの坂でエンストしそうって、カブでそんな事は正常ではないしなぁ。ただ、一般の御仁には自分でバイクのメンテナンスをする、とか無償でカブを修理する、ってのは理解しがたいようで、婆様連中からは奇異の目で見られた。違う、お前らにかける無償の愛はないが、カブ様にかける愛はあるんだ、財布の中身と相談だけど。
・その場合のとりあえずの問題は、メイトの塗装だ。一応フレーム全バラやりたいので、出来れば完成色まで塗っちゃいたい。今の候補はデジタルパターンの都市迷彩っぽい色だったんだが、爺さんには似合わないよな。森林系パターンもカブのカスタムではそこそこ見て似合っているとは思う、というか元の色がODっぽい色だからな。
Posted at 2013/12/06 20:26:35 | |
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