2014年08月07日
・朝出荷、なんかなー、今年安いナーってのを昨日の時点で話していたんだが、2L秀品で1700ってどうなのよと。一方パックは330円なので、5パックだと1650円で、2Lの丸秀の1500より上。出荷資材とか荷詰め方法とかサイズとかいろんな要素があるので簡単には言えないが、やっぱり景気が悪く2kg贈答は価格が伸び悩むだろうなと予想。デッドウェイトはたとえば2.7kg詰めを作って仕舞った場合皆掛け2.3kgなので400gがサービスになる。額面2kgなので2割オーバーだ。一方パックの場合410gなので、2割りだと490gあたりだから、ここはパックの方が揃ってれば有利か。またSAだと300円になるが、これで丸秀と同じだからな・・・またSAは階級が低いので、よっぽどでなければ丸秀には落ちない。
これは前に果樹部会長をやった人と話しても話題に上がったのだが、この地域はジベデラの名産地であると同時に、それが2kgに偏重している所でもある。実際2kgの方が価格が良かったので、それは分かるのだが、もっと大規模な産地でデラなんかは、上手く作ってもヘタでもパック出荷メインなんだそうな。私も2kgの規格は無駄に厳しいので、いずれ崩壊するだろうなとは読んでいたが、自分が2kgを大量に出せるようになった直後になるとは思わなかったわorz.
あとはポンプの吸水パイプフィルターを作り直して雨よけ園潅水。ずっとホースは10mのを繋げていると思ってたら、根本のだけは20mだったので、分離するとちょっと面倒にはなったが、途中で切り離すとすごい水量が出て効率がいい。ノズルはやっぱり水圧が高くなるのでロスになってるみたいで、単純な切り離しだとさらに量が出ている。ただし飛ばないのでこまめに動かす必要がある。
雨よけ園は一部の木が水不足か粒がしおれる症状が。同じ木でも被覆の外のは肥大している事を発見した。房が小さい訳ではなく、粒の肥大も良い感じ。枝の先の方の違いもあるが、もしかしたら高温障害なんかな?とはいえ被覆しなかったら意味ないし。ナイアは無駄にいい房多い、が、棚上だと首が短いのはポートランドと一緒で棚線と絡んでかさかけしづれえ!この悪癖はナイアも一緒だが、ポートほど虫が来ないので栽培出来ていたか。
・巨峰は見落とした孫生りを落としたが、今年は葉っぱが緑のままだなーと思う。毎年だんだん色落ちしてきてたんだけどなぁ・・・ただ、一部では枝が短いのは気になる。80cmから1mのが多くて、養分の果実分配はいいらしく房太りはいいけど、来年が心配になる。
・エースを久々にオイル入れてスコープ覗いて肩付け訓練、うわあ腕の力が弱くなって照準ブレブレやぁ。OHにおくりたいな。最初買った時に感じたけど、これほんと重いので、構えていると腕がプルプルしてだんだん狙いが遊ぶようになる。
・最近、ミニキャブは調子いいのに燃費がイマイチ。夏場はエンジンパワーは落ちるがキャブセット絞ってるし、中間トルクはそんな関係ないと思う(ちょいノックはするが)。ウォームアップが楽になった分、近距離だといいはずなんだが、思い当たるのは窓。空気抵抗がすごいんだそうで、燃費にも影響してそう。でも閉じて走る気にもなれないなぁ。
・明日も出荷、収穫。
Posted at 2014/08/07 21:41:47 | |
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2014年08月07日
・寝落ちしてうぷれなかったので今日追加
・出荷が辛・・・くない・・・だと?良品率が高いし2kg率も高いので、結構楽に荷造りが出来ている。これ、辛い時はホント辛いだよ、5kgぐらい入る箱一つに30分ぐらいかかる事だってあり、そこから仕分けるとほんと仕事が終わらない。終わらないのは時間一杯やる事になるが、出荷が遅くなるという事で、さらに病害虫の被害も出るし価格も下がる。昨日は5kg箱で16箱収穫して(収穫自体は1時間ぐらい、これもガラモギやってるから早い)、出荷調整で4時間はかからんかな?って所。2倍以上の差があるし、2kg率たけえ(でも、規格ギリギリの緩いのもあるので、満足は出来ないが)。
そうは言ってもデラの出荷はいくらでも前倒ししても終わらないぐらいなので、今日からは収穫は20~24箱ぐらいする予定。ここらへんになると、さすがに出荷作業で大半が終わるけど。お盆まで10日だが、24箱でもせいぜい480房、10区画。あの園でデラだけで120区画ぐらいだから、終わらないだろうなぁと言った所。他の露地園も本来なら盆前に出せる訳だから、全然終わらない。かと言って30ケースぐらい引っ張ってくると、さすがに人間が死ぬ。
現代農業にちょうど私が興味があった工業系のノウハウを生かしたブドウの出荷調整作業所が数ページ載っていて幸運だった。んが、確かに大変ためになる話ではあったが、どうもやってる内容が大がかりな割りに効率がどうなんかなぁ?って所で、2.5人ぐらいでピオーネを1日に30~50ケースって話だった。収穫ペースは普通上限にはならないので(もっと切るだけなら切れる)、2.5人で1日目一杯やってそのぐらいだとすると、かなり効率は悪い事になる。私だったら一人で平台だけでそのぐらい出せる。
・最近よくノギスが必要な場面が出てきた。これまで恥ずかしながらダイソーのホビーノギスを使っていたし、これ意外と使えるんだが、素材がやわな樹脂なのですぐに内径計測のジョーが割れてしまう問題があった。この手の計測はデジタルゲージにするとゼロ補正が楽だったりするし、最近はヘタなアナログノギスよりデジタルノギスの方が楽なので一個買ってみた。ビッグマンという所の製品で100㎜のは1000円切るのだが、150㎜にした。別に150㎜の物なんかノギスで計らないのだが、ジョーの深さが150の方が深い。逆に言うと100㎜のはジョーがかからない可能性があるのが一つ。もう一つはデプスゲージが150㎜のにしか付いてなかった。ここは露骨なコストダウンだな、デプスゲージはかなり重宝するってのに。別件(ジャガイモのビシソワースをもっと滑らかにすべく、裏ごし器を買った)でダイソーに行ったときに、まだホビーノギス売ってるナーと思って見たら、なんとノギスのくせに㎜単位でしか計測出来ないようにジョーの部分の孫目盛りが無くなっていた!確かに0.1㎜単位で計測出来るとは言え、精度が出ているかは疑問だったけど、そこ削らなくても・・・って感じだ。考えられるのは国の指導が入った可能性。
計量器、測量機というのはメーカーが勝手に作って良い物ではなく、国が管轄している。古くは度衡量の統一は国家の専権事項であり価値基準共有の重要な尺度だった。今でも世界には大雑把にメートル法原理とヤード・ポンド法原理があって、メートル法はリットルなど体積にも関連している。ヤード・ポンド法は逆に体積はガロンだのクオートだの、英国と米国で食い違ったり迷走している、ざまあみろ!なんだが、米国という超技術大国がインチなんか使うので、属国の日本は苦労している。たとえば戦闘機なんか、ヤードポンド法で作ってるアメリカのを購入しているので、ぜーんぶあっちの規格とかね。車やバイクでも一部そういうのがある。
脱線したが、現実としてそういうヤード・ポンド法はあるわけだが、日本国においてはそれらは正しい度衡量ではないという事で、正式には認められてない。で、そういう計測器具を作って売る事自体が禁止されていたはず。いや、まあ平行表記のは見た事あるけど。これは寺社建築の頭領の話だったと思うけれど、日本もメートル法を導入する前は尺貫法というのがあった。古い建物はそういう単位で作られている(というか、今でも尺や間は普通に使うが)。で、その利便性のために「尺貫法の物差し」を作ろうと思ったそうだが、それをやると犯罪になってしまうのでダメだったのだそうだ。
話戻して、同様に精度が出てない計量器は多分ダメ出しを喰らったんじゃないかと予想する。たとえば今回買った製品は測定単位0.1㎜、誤差0.2㎜なんて書いてあるわけだが、これ、どう考えても誤差精度がでかすぎる。プラマイ0,2㎜ってそれノギスの意味ないじゃん!って思うのだが、どうやらノギスには精度等級があるらしく、やたらめったら実データーのみで誤差を表示できない感じなのだ。でもノギスの定義が0.05㎜単位の読み取りとあるので、0.1㎜だとそもそもノギスじゃねーじゃんソレって事になる。とは言え私は0.1㎜の測定の用事はないのでこれでいいんだけどね。ま、ともかく、ホビーノギスはつまらん計測法の絡みで販売が出来なくなりましたとさ。㎜単位は多分ノギスの形してても普通の定規でも書いてある物だからいいんだろうけど。
・遠方デラ園はラウンドアップのジェネリックを使って除草、株回りと園の大部分は100倍、周囲やツタ植物には50倍でかけておいた。よくブドウの木に除草剤が直接かかって枯れたという話を聞くが、確かにダメージは幹でも見られるとは言え、私は懐疑的。もしラウンドアップ数滴でブドウが枯れるなら、ニセアカシアがなんで枯れないんだ?って話になる。いくら感度が高くても私はそれは無いのではないかと思う。枯れたとしたら、浸透移行系の除草剤を木の周辺に大量に散布して根が影響を受けた可能性の方が考えられる。というのは、農家の中には清耕栽培で草一本も残さず枯らすため、高濃度で大量散布をする人も多い。たとえば私なんかは100倍で20リットルか25リットルで1反散布程度だし、それでほとんどの雑草は枯れるが、防除基準だと50~100倍で100リットル散布が許されているので、2リッター散布する人もいたかも知れない。ただ、最近除草剤の表記方法が変わって、10アールあたりの散布量になったみたい。
たとえばラウンドアップなら従来は100倍で50リッターみたいな書き方だったのが、200ml~500ml/10アール 標準散布50~100リットルって形に。これ、実用上は非常に分かりづらくて、バスタの時も書いたが、薄める薬液で倍率が出せない改悪表記である。100リットルで200mlだと500倍、50リットルで500mlだと100倍という5倍も幅がある表記だし、現実に農家が散布する時はそういう計算はしない。ま、暗黙の了解として少ない数字同士で考えろと言うなら250倍って事になるだろうけど。
でも、この表記の主眼は倍率じゃなくてトータル散布量が重要ですよ、というメーカーのメッセージであろうと思う。そして、それでも2倍の差が許されている。また少量散布の技術が開発されたので、その表記のためでもあるかも知れない。そして言うまでもなく過剰な使用による薬害を嫌ったためとも考えられる。ブドウは特に根が浅い。雑草の根に移動した有効成分が悪影響を及ぼすという話もあるが、グリホサートは土の中で分解するのに2週間ぐらいかかるという話もあり、浅い根が焼ける現象は他の作物でも確認されている。あるいは助剤である界面活性剤の影響もあるかも知れない。さて、今回はジェネリックでも割と高いのを使ったので、効果が楽しみである。ちなみに安いジェネリックの効果も最初低く感じられたが、ここにきて結構効き出した。
・巨峰園の潅水は一本だけ遠くて水が送れない木があったので、40㎜ホースをさらに10m伸ばした。また途中で切り離せるジョイントにしたので、20m単位で運べるようになったし、20mだけ繋いで潅水する事も出来る。エンジンポンプだと問題ないが、モーターだと20mと30mでは水の勢いが目に見えて落ちていたから、小さい所だと20mの方が良さそう。
・エースハンターのゼロイン調整解説のHPがあって、面白かったのでまとめがき。FXプレミアでの集弾は非常に良い。ポンプ7回で30mゼロインに調整した銃で距離別にどう弾道がかわるのかという実験だったが、要は10mで第一ゼロインがきて、10~30mの間は多少上に行くが15㎜程度とほとんど関係ない感じだそうだ。ただ、これはスコープの高さでも変わってくるはずで、純正のエースは4倍の32㎜程度のを低くマウントしているが、40㎜あたりはマウント出来ない。もう一つはポンプ回数で、7回は結構やってる(整備してあれば初速も出ているはず)。4回ポンプあたりだと、初速が低く弾道が弓なりになっているはずなので、同じ30mゼロインでもより上を向いて撃っているはずで、上下の揺れ幅が広くなる気がする。
Posted at 2014/08/07 11:56:58 | |
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