2014年10月12日
・米をどうやって保存しようか悩んでいる。農家では玄米貯蔵庫というのを買う人もいるんだが、ぶっちゃけアレほどバカな物はないと私は思っている。7袋入れる冷蔵庫で15万円、電気も浪費するんだったら、普通に流通米買うわ。大体昔の人はそんな物に頼ってなかった訳で・・・で、非電化工房の人が面白い話をしていたのだが、米を精米後保管するために原発3基分のエネルギーを浪費し、乾燥とかに1基分のエネルギーを浪費しているそうな。それぞれ籾で保管して、天日乾燥すればタダなのにねという(原発電力を使っているって意味ではないです)。あと美味しいし。これはほんとその通りだと思う。そういえば現代農業で米袋を籾殻の山の中で保管する技術も読んだ気がする。乾燥して断熱性もあるので最適なのだそうだ。とは言え、10俵程度の米でも結構かさばるので、紹介されてたようなコンパネ枠の保管場所も大きな倉庫がないと難しいだろうね。他に古い農家だとトタンの大きな保管缶も使われていたけれど、昨今はまず見ない。問題は密閉度が低いのでネズミやらなんやらの害が心配な点、後入れ先出しが難しい点だ(これは普通の保管でもそうだけど)。もっとも雑だけど良い方法は、フレコンバックにもみがらと米を一緒に入れる方法だろうと思うが、フレコン安心して置ける場所があるかと言うとね。
・一輪車のタイヤを発泡ウレタンでノーパンクタイヤにしてみた。結論だが、これスゴイ良いかも知れない。最初買い置きのスマイル発泡ウレタンとか言うスプレーでやろうとしたら、中身が固まっていた。一応カタカタボールが中で鳴っているので、全部がダメになった訳ではなさそうだが、ノズルに穴あけると暴発して大変な事になるらしいので破棄、同じメーカーの物を買ってきた。内容量は200mlぐらいで12リットルに膨らむとあるので60倍なのかな。新しいノズルはタイヤのバルブのコア外した部分に入らなかったのだが、古い方が入ったのでニコイチで注入。こいつは1液性なので水分との反応硬化であり、タイヤ内部でちゃんと固まるのかがまず問題。次にタイヤチューブ内部で空気を押しのけてウレタンフォームがちゃんと膨らんでくれるのかが問題だった。下だけウレタンで硬くなって上はスカスカだと困るし。しかし、ウレタンフォームの発泡に使うガスがかなり強くて、そいつで大気圧程度の所にウレタンを流し込むのは余裕だったし、内圧でウレタンが吹き出す程度にはなり。その時にタイヤはパンパンに張っていてスカスカの部分は感じられなかった。まあ、タイヤチューブとウレタンの隙間がガスの圧力で膨らんでいる可能性もある訳だが・・・で、これの何がすごいって、パンクしたタイヤは言うに及ばず、カーカスをむき出しにしたタイヤすら綺麗な形に戻してしまった事だ。そして量だが、3.25ー8を3本と3.00-8を1本詰める事に成功した。最後はちょっとガス圧が落ちてくるので、少し心許ないが。あとは、ちゃんと内部まで固まってくれるまで放置して実際の運搬に使ってみたいと思う。ちなみに弾力だが、悪路での運搬にちょうど良いぐらい(多分0.6kg~0.8kgぐらい)だと思う。もっと低発泡の硬質ウレタンもあるのだけれど、畑なんかで一輪車のタイヤ空気を入れすぎると、跳ねるしタイヤ取られるし滑るしなので、ほどほど(というか押す力と荷物の重さに耐える中で低い)の方がいい。あと、最後の部分で試しにペットボトルでどうなるのか見て見たが、あとからジワジワと膨らんで微妙な隙間はあるのだけれど、かなり硬くなった。ウレタン自体は割と柔らかくマシュマロの硬い奴みたいな感じなのだけれど、面で支えているからかなぁ?
・仕事はスチューベンを収穫したけれど、やっていて「あ、やっぱりコレダメだわ」って思った。病気だらけのデラ収穫、てか破棄か、あの時もそうだけど、強いストレスで気分が悪くなる、割と本気で。スチューベンはデラよりは選果が可能なレベルなので、放置するのも見栄えが悪いし収穫はしたが、普通なら全部捨ててるか、木さら切ってる。なんか今回は病気発生が異常なぐらい多い。まるで消毒の一回は薬が全く効いてなかったかのようだ(思い当たる節はある)。ともかく、そういう酷い状況を見ると身体症状になるぐらいストレスになる。そういう失敗を何度もやってしまった事が最悪なんだが・・・
Posted at 2014/10/12 20:47:55 | |
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