2014年11月05日
・自転車ばらしていて感じたのだが、ベアリングにおける一大発明は間違いなくリテーナーだろうと思う。ま、壊れる時はリテーナーが砕けて噛み込む事が多いのだけれど、メンテする時にバラバラになるボールをグリスで貼り付けて組むってのは何度やってもドキドキするわ。あとはニードルローラーなんかもリテーナーがなければ成り立たないはず。逆に大きいボール使ったカップ&コーンとかは無い方がいいのかもな。自転車なおって買い物とかに使ってるが、すごい調子良く感じられる。ハブのテンション調整をシビアにやったのもあると思うけど、フリー部のロックにロスがないという当たり前の事が結構重要なんだなと(駆動力自体はロックしちゃってからは変わらないはずだけど)。
もう一つの自転車の懸念はサドルなんだが、これに関してちょっと思う所がある。今の自転車ってサドル皮が「異常に」弱くなってないだろうか?お前が重いんだろとか言われそうだが、ほとんど使ってなかった最近でも2年ちょいで破れ出した。最初のは通学に使っても5年は使ってたと思うんだが。サドルメーカー、品質わざと下げてないか?
・軽トラはルーフや荷台に錆が出ていたので塗装。今日はまず錆落としと防錆下地塗装ですね。グラインダーにベベルのワイヤーカップつけると面白いように塗装が飛ばせます。ただ、連続でやるとグラインダーや電線が心配なので、塗っては剥がしてってやっていたら、防錆塗装の上にかなり剥がれた塗装が乗ってしまいました。また、あまり意識してなかったのですが、やけに塗装が硬い所とそうでない所があります。一部の別体パーツ(鳥居とかアオリとか)ってなんか違う素材で塗料も別っぽい。防錆下地も普通はグレーサフですが、黒っぽい皮膜があります。カップは細かい所は入りませんが、あまり気にせずガシガシと削ります。防塵グラスしてても顔にガシガシと何か飛んでくるので裸眼だと危険ですね。荷台は錆の進行が酷い所は膨れあがっています。恐らく内部で錆が発生して膨らむんでしょうが、なんか気持ち悪い・・・ハッチ周辺などばらす必要がある所を明日やって、もしかしたら荷台外してフレーム塗るかも。車体下はシャーシブラックで塗る予定。本体は今回はガンで塗ってみたい所ですが、ガンってスプレー以上にしゃばい塗料しか吹けないから、すぐに垂れるのが嫌なんだよなぁ。プロとかそんな回数やらず皮膜作ってる気がするんだけど・・・
・畑では巨峰園のしつこい雑草だけ選択的に除草剤散布、やっぱり抜けるわ、このシャフト。エンドのバリを仕上げたけれど、抜け止めの加工をもう少し頑張らないといけないな。アルミだと表面が滑らかすぎて抜け止めを締めても滑ってしまう感じ。ただ、ヤマホの除草剤用ノズルヘッドはかなり威力が高く、別の園でアメリカセンダンが生えだしていた頃に最初の投入をして、その時も漏れて困ったんだけど、すぐに完全に枯らす事が出来た。
・エースコンバット5はACEで心が折れた。何、この悪意のかたまりみたいなミッション。何がいやらしって、トンネル潜りを長いミッションの最後にやらせて、しかも初見殺しをあちこちに仕掛けてあるので、何度も何度もやりなおすハメになる。感動のシーンのOPもナムコの悪意の前に素直に見られないよ。特にトンネル潜りだけでも面白くないのに、それを急がせるハミルトンの存在がウザイ。というか、このゲームは本筋のシナリオは映画並に完成度が高いと思うのだが、具体的に分かりやすい灰色の男達のハミルトンだけは存在があやふやだよね?って指摘がある。善人なのか悪人なのか分からないというか・・・で、トンネルで腹が立つのは「お前一度落としたじゃねえか!」って事も大きい。MGSのソリッドじゃないんだから、クドイのはプレーヤーは別に好きでもなんでもない事をゲームデザイナーは知るべきだ。いや、知ってて嫌がらせで出しているとは思うんだけど、ハミルトンはこの手で引導を渡してやりたかった。
・ま、クリアしてみれば、SOLG撃墜のゴミに当たるよかマシだったよ。で、最後のオブニル飛行隊がグラーバクと一緒に出てくるあたりで、このゲームの世界観のすごさは感じた。ACZではベルカが世界に対して戦争を挑む訳だが、見事に失敗する。5の世界(15年後)ではベルカは小国に甘んじている訳だが、解体された軍関係者がオーシア・ユークトバニア両国に取り込まれてその実は戦争を煽っているという構図。ちょうど、ドイツが第二次大戦で敗れて、技術者が米ソで取り合いになった感じ。しかし、元ベルカの彼らが私的な逆恨みに近い理由で戦争を拡大している部分はちょい弱いかな。一応グランダースIGは元ベルカ国営兵器廠という、ガンダムで言えばアナハイムエレクトロニクスみたいな立ち位置で、戦争すりゃ儲かる立場ではあるのだが、この世界だと2機の価格で3機作れてしまう技術力を使って、本当に余計に1機の戦闘機を作って独自の軍にしちゃってるので始末が悪い。
・もっとも、あの部分はちょっと疑問もある。グランダースIGはオーシア・ユークには中立的で、両軍に兵器を卸している。実際、オーシア側の主人公のブリーフィング画面はグランダースのシステムである事が分かる。当然配備機体もグランダースの物もあるだろう。って事は、わざわざ撃墜された機体を分析しないでも、今使っている機体見ればどんな合理化設計行っているか分かるはず。まあ、サンド島で隠遁しているフッケバインが、最新の機体の内情なんか知るよしもなかったのかも知れないが、であれば被撃墜機の設計合理化そのものを分析出来るのはおかしいって事にもなる。
・もっとも、あの合理化の部分はにやっとする人も多かったはず。ゼロ戦は軽くするためにめっさ面倒な工作過程が多かったのだが、後継の疾風あたりだと工数半分性能2倍みたいな事になっている(まるで電子機器だ)(エンジンの基礎技術が無かったので実戦ではアレだったが)。最近になってやっと民生用でも肉抜き穴が無駄な物という認識が広がったのか、先日久々に肉抜き穴入れた古いハシゴだかなんかを見て実感した。実は同等の性能を安く、ではなく、同等以上の性能を安くって所なんだよなぁ。工数も減るし材料ロスも減るし同じ性能で良ければ1/2の安さだったんじゃないかと(量産効果も出るし)(現実の軍用機はさすがにそんな雑な設計はやってないと思う)。
Posted at 2014/11/07 07:21:49 | |
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