2014年11月08日
・甘城ブリリアントパークはテレビないので見てないが、改編動画で導入部分がどういう物か大体分かった(コマンドー吹き替えなので、大分間違ってそうだが)。で、私は妙に納得してしまったのだが「売れない、やる気もない三セクテーマパークが作られて放置されているのって、頭が妖精さんな異世界の住人の保護施設なんだなー」って。高校生に経営やらせた方がまだマシとか、ウィットに富んでいると思う。次は自主防災組織(消防団)の立て直しのアニメはよ。
・年始に同窓会の案内が来たんだが「15~17時で8000円」とか言うのがマジなのかシャレにならねえ・・・同窓会自体は出たいが、何このキャバクラ以上のぼり具合。連絡費だってはがき一枚じゃねえか、先生達を呼ぶにしたって全校でも呼ぶ積もりか?参加者が少ない事を想定しているのかも知れないが、どうも運営が儲けようとしてんじゃないかと疑ってしまう。実際そういう人達の話(卒業後マルチやったり借金取りに追われるような事やったとか)を聞かないでもないし。誰か2時間のどうせ立食のパーティー形式として、1月2日のそこそこ高いホテルとは言え妥当かどうかお答え下さい・・・っても出るんだろうなぁ。検索しても業者っぽいのが相場を押し売りしている感じがするし、まあ8000円は具体的金額としては一番高いが出ているので、アリではあるんだろうけど、「同窓会に出たい人なら払う」みたいな感じの説得はどうなんかと。2時間ってのがクラス別の二次会を前提としているなら、それこそ1時間の5000円でええんじゃないかと。あー、なんかこんなんで出る人の集まりに出たくない病が出てきた。
・聞きづらい話題に特定の人のボケの話があるが、上手い事毎年ブドウ買ってくれてた人の話題を近所とする機会があったので聞いたら、やっぱり認知症になっていたみたいだ。旦那は足の具合が良く無いし、娘は働きに出ていて常時見守れないので周囲に知らせてみんなで見守っているそうで、周知はされているようだけど、先日おやっと思ったのは、結構離れた場所でその人を見たので「徒歩でこんな所まで何用だろう?」と。ある程度離れると戻れなくなるそうなので、消防団に捜索出される前になんとか対策して欲しい物だ。
その対策だが、私に教えてくれた人とも話したが、今年はかなりの数の素性不明の行方不明者が保護されている事が分かったし、ICチップ埋め込みぐらいはやっといた方がいいだろうとはなった。いや、ICチップだと読み取り機が必要だから、本音は首筋に刺青とかでいいと思うけど、施設は刺青入れてると入れないから(建前)ね。まあ、こういうのも「保護した時に血液型や連絡先が分からないといけないから」とか言ってバーコードとかでやればいいようにも思うけど(ついでに宅急便で自宅に送り返せるといいけど)(昔はあのハンディー読み取り機がペンでなぞって読ませるタイプで苦労した)。ICチップやタグなら万引き防止タグみたいに外出センサーにもなるし。将来的にはGPSレシーバーが欲しいけど、電力的に難しいだろうなぁ。外部非接触給電でビーコン出力で大体の場所を追跡出来るようにすりゃいいだろうに。ただ、最大の問題は、本人は認知症だから良し悪しもうないとして家族が望まない事だろうな。いなくなくなれなくなるから・・・
・薪ストーブの運転がはじまると出る悩みが、「お湯が欲しいが寒くない」って状況。少量ならIHで湧かせるが、極力電気は使いたく無いし、どのみちお湯湧くからと我慢してると、調理をするタイミングを逸する。まあ、魔法瓶に毎日入れるようになればその悩みも大分解決するが、まだ毎日ってほどじゃないんだよなぁ。今日は牡蠣の昆布出汁煮込み再び、うめぇ。ポン酢で爽やかにして更にうめぇ。しかしだし汁で煮たので、そっちが生臭くなってどうしようかと言う感じだったが、鰤大根を作るのでブリの下茹でで使って有効活用、出汁は捨てて昆布だけカツオのだし汁に酢を入れて食べて3度美味しかった、昆布大好き。もちろん鰤大根はストーブの上放置だ。ところで、私は海のお魚があんまり得意ではない。いや、秋刀魚とか鮭は好きだけど、ブリは結構苦手。それは鱗を取らずに調理してしまった苦い過去の思い出があるから。長野県民は海なし県なので魚と言うと淡水魚がメインである。特に一番内陸だとその傾向が強いと思う。なのでご家庭でも海の魚をわざわざおろす機会が少なく、鱗を取るという習慣が無かった。頭で知っていてもどの程度しっかり取るべきか分からなかった。そうして出来上がった鰤大根は、その味のすばらしさと反比例するかのような鱗の汚染で食えた物じゃなかった。その教訓があって切り身のも念入りに鱗取ったが、切り身になってると頭の方向が分かりづらく身も動いてやりづらい。鱗が食べられない魚の切り身は鱗おとしておいてください。
・そうそう、地元ワイナリーで最近は全く飲んでなかったものが意外なほど美味しくなっていたので書いておきたい。それはデラウェア2014(甘口のみ)。ここはデラウェアの産地として有名というか生き残っているので、当然デラを使ったワインも当初からラインナップされていたのだが、最初の頃のは分からないけれど途中のも決して美味しい感じはなかった。これは先日のワイン祭りでも話題になったのだが、どぶろく的なワイン作りをしていた頃は皮ごと醸して薄い赤ワインにしていて、残糖多目のスタイルだったそうだが、今のここのは白ワインの作り方であり比較的辛口ではある。でも全体から見ると甘い。しかしデラは熟すと酸味が抜けるので、甘くてヌボーっとした捉え所がない味でアルコールだけ目立ってきつく、香りもないワインになりがちだった。さらにデラは生食のイメージが強いからワインを別物として捉えられないので、さらに違和感があった。どぶろくの赤ワイン仕立ての場合は、それでも皮のタンニンが出るし、香りもデラのそれが強く出るから、老人達には残糖多目のそういうのが評判良かったし。
んで、2010年ぐらいのはそんな感じだが、2014を飲んだらもの凄いスッキリした良いワインになっていてびっくりした。ほのかな甘さもあり、アルコールは邪魔をしないが土台として感じられ、酸味があって味が呆けてない。フルーティーでデラをワインにしたらこんな感じってのもあって非常にいい。2013年のもはじめて飲んだが、こっちは完熟度合いがあって風味がもっとリッチな反面、ややアルコールがくどいので、2014に軍配を上げたいが、この頃のも酸味があって2010よりずっといい。まあ2010のがもう枯れて来ているのもあるかも知れないが、恐らく補酸をはじめたのが2011か2012ビンテージなんだろうと思う。
ここからはちょっと一般論的な話になるのをお断りして書くのだが、長野県の高品質ワインを規定する「長野県原産地呼称法(NAC)」認定のワインの場合、補酸は認めていない。アルコールなどの添加も認めておらず、酸化防止剤ぐらいしか入れちゃいけない。そうしないとテロワールを再現すべきワインが醸造での味作りになってしまうし、元のACワインが地域にもよるだろうが高品質ワインは基本的に素の葡萄で勝負しているので、その理念は分かる。しかし、NACは他にも官能試験などを設けているので、生産方法だけが基準に適合してもNACワインになれるって訳ではない。知る限りデラのNACワインは無いと思う。であれば、多少補酸・補糖してバランスを整えて飲みやすくなるのであれば、そうやって最初からNAC基準は追求しないワインにした方が消費者も喜ぶというのがあるのではないかとも思う。それにNACワインはNACワインでちゃんと作ってるから、言ってみればテーブルワインはより飲みやすくって所かな。
私は補酸に関しては割と許容出来る方で、それはそもそもワインって酸が抜けるのね、醸造時に。タンクの中に酒石酸とかが結晶化して抜けてしまう。であれば、逆にそれを補う物があってもいい。ただ糖は微妙な所だ。NACではアルコールの添加は認めてない。それが糖に関してどうなのか分からないが、テーブルワインの甘口は辛口に糖を足した物である事もある。飲みやすくはなるだろうが、栽培上の苦労からすると安直であり、あんまりやって欲しくないというか、少なくとも高品質ワインではやってはいけないと思う。
Posted at 2014/11/10 00:23:56 | |
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2014年11月08日
・間違いだらけの自動車選びで一世を風靡し、メーカーに対して真正面から批判をし、ライトユーザーへの啓発で大きな役割を果たされた氏の功績は決して小さくなかったと私は思う。嫌う人もいるけれど、氏の理想は自動車先進国であるヨーロッパだったから、チャラいのとかは評価低かったし、彼を正当に批判出来る人はライトユーザーじゃないからもっと好きな評論家の話聞いてればいいだけだったし。車の製品としての成熟と自動車離れを期に2000年ちょっと過ぎたあたりで一度休刊したが、それからも時々出しておられたと思うし、もちろん雑誌でも活躍しておられた(と思う、私はその手の買わないから知らないが)。
・まあ、そうは言っても今自動車を買いたいと思ったオトーサンが頼る人がいるのかと言うと微妙だよねぇ。メーカーは悪い言い方すると評論家も抱き込んでメディアを押さえちゃってるし、詳細詳しい人はいても大局的観点を持ち合わせている人がそれを言ってもメーカーは目先の事しか見てない気がする。ほら、カーオブザイヤーとかあったけど、もう新型がそんな出ないし、ファミリーカーってジャンルが行方不明で大手は高いのばっかり力入れてると、全然興味持てないんだよね。競馬なんかと一緒で、どうぞお好きなようって感じで。
・ただ徳大寺氏の間違いだらけの本には大きな欠陥があった。長い事軽自動車は扱いがなかった。ごく希に十把一絡げにコーナーが作られる事があっても、氏にとって軽自動車は自動車に値せずという感じだったと思う。確かに360の頃とかを知ってると、そりゃあんなの原動機付き大八車程度だったと思うけれど、90年あたりからはすでに軽自動車は大きな一つのジャンルになっていたし、その中でもまとも、不真面目あったので、価格やナンバーの色は別にしてちゃんと取り上げて欲しかった気がする。氏が愛して止まなかった「スモールイズファン」「小さい事が乗って刺激的」だったジャンルだったのだから。そーいや、メーカー製スポコンもすっかり寂れたねぇ、ちゃんと差別化してたスイフトだけはやや残っていた気もするけど。ともかく、日本の自動車産業が世界に追いつけ、追い越し、世界一に到達してから爛熟期をすぎて腐熟していく、いい時期に彼は居合わせたと思うよ。
・農協祭りで味噌もらってからトタン屋根を塗ったが、覚悟していた以上に白の塗料の遮蔽力が低くて二度塗り必須、下手したら3度でも真っ白にはならないかも。これまで何度も白い塗料は使ってきたが、大抵は下地も白かクリームだったので、それなりにハケ目が見えてもあんまり気にならなかった。トタンも元はチャコールグレイで、段々薄茶、シルバーと高反射色にしてきた訳だが、シルバーですら全く下地としては濃すぎる事が分かった。まあ、劣化して黒っぽくなってきているけどね。ここらへんは高反射力でありつつ遮蔽力もかなりある黒銀のシルバーの性能の高さを感じる。というか、プラントなんかでハイシルバーが好まれる理由が分かった。シルバーは顔料というか粒子が大きいのでブツブツしやすく、劣化すると酸化して黒っぽくなる。また、反射性能も白がずば抜けて高く、シルバーはその2倍ぐらい、黒とかはさらにその2、3倍と悪く、どうせなら白にすればいいのにと常々思っていた。でも、これで納得だ。同様に以前から「トタンに白塗料がないのはけしからん」って意見があったのも分かる(この製品も比較的最近市場に出た物で、5年前なら多分無かった)。プロから見ると塗装時にアラが目立ちやすく二度塗り三度塗りと工数がかかるので払いがいい客以外は対応したくない。アマだと塗料が単純に2倍から3倍かかるので、滅多にしないトタン塗装がさらに大変になる。今はまあ遮熱塗料なんかは下地がないと反射性能ががた落ちなので、アマだって楽出来ないけど。あと、じゃあ白の塗料の遮蔽力がなければ下地塗装ぬればいいんじゃない?と思った貴方、確かに遮熱塗料のオプション(というか必須なんだが)の下地塗装は白である。でも、元から白のは遮熱塗料じゃない(最初からそれより性能が高い)ので、専用下地は準備されてない。専用じゃなくても下地使う余裕があれば使えば楽かも知れない(多少遮蔽力がある白って意味で)。ただ、私は防錆塗料でハゲの拾い塗りをしたが、それすら全然隠れないので、濃い灰色系下地だと不適だと思う。
・ま、遮蔽力が不十分な段階でも反射は相当強く、目で見ても塗った後はまぶしく感じられる。夏場じゃないのが残念だが、3倍は輝いている訳だから当然だよな。あと、ゴミ掃除が不十分でローラーにゴミが噛むと綺麗にぬれない事が分かった。これまでそんな事気にせずやってたよ。試しに軽トラのアオリでも塗ってみたが、こっちは比較的綺麗に塗れている気がする。
・軽トラはリアのサスもう片側のOHも完了したので両方取り付けてテスト、おお、進む、前に進むぞコレ。これまで荷台が軽い状態だと発進でタイヤが滑る感じが強かった。トランパスではさすがに空回りはしないけど。という事で一応の効果はあったが、一つすごい気になる事があって、ダンパーの強さがね、左右で結構違う気がするのよ。片方は適度に効いてる感じで、手でも細かく動くけど、もう片側はガッチガチ。製品公差なのか内部の致命的な故障か、OH時の手順の不味さか。もう一つトラクションが掛かるようになって前後のバランスもおかしくなった。コーナーでリアは真っ直ぐに行こうとして、フロントとちぐはぐな動きをする事がある。全体がやれてるときは気にならなかった部分だ。フロントもやるかなー、どうせタイヤ交換するんだし(サスOH程度タイヤ交換のついでという)。
・農協祭りでワイナリーに行って景品の味噌もらってきた。展示品で電動作業車を持ち込んでくれたのは大変嬉しい。試しに乗ってみたが、上下に動くのは便利。操作系は完全にセニアカーのソレ。じゃあセニアカーとして使えるのかと言うとウィンカーなどが無いので公道での使用はダメらしい。さらにバッテリーの充電は100V環境がないとダメだし、軽トラに乗せて持っていってね、という事らしい。ダメじゃんソレ。いやね、セニアカーの基準とか上手く適合しない事もあるかも知れないけど、基本的にはこの手のを使うのは老人。軽トラなんか運転しない人がお世話になるケースが圧倒的だ。それにこれ毎度運んで降ろすなんてやりたくないし、軽トラに他の物が乗らない。かと行って畑に置きっぱなしだとセキュリティー面でも充電環境でも不安。どうせこんなの使える畑の人は近所でやってる老人の小規模だろうから、セニアカーとして使えなければダメじゃなかろうか。まあ充電はそこまで頻繁にやらないでも使えるだろうから、一週間に一度家族が持って帰る程度かなぁ。それだったらバッテリーをカセット式にしてバッテリーだけ運べるといいんだが、そうすると高いバッテリーのセキュリティーが・・・
動作でちょっと気になったのはブレーキの反応がやや遅いので、少しだけラグがある事ぐらい。また、単純なシステムなのでリバースがスイッチ切り替え。ここらへんのスイッチの配置や使いやすさ、表示は今のセニアカー見てるとちょい見劣りするな。また無音すぎて事故が心配なぐらいなので、リバースでは音ぐらい出てもいいんじゃないかと。荷台運搬車としてメーカーは使えると言っていたが、販売員さんはシート位置的に作業しながら荷物置ける場所が皆無な点は指摘していた。これじゃフロア上下タイプでもあんまり作業性が良いとは言えないね。まあ、フロアに何か固定すりゃいいだろうし、メーカーは傾斜地での横転とか考えると下手な物付けられないだろうけど。駆動性能は平坦な舗装路で試せなかったが、タイヤはかなり小さいし2WDなので、はまる時ははまると思う。何度か書いてるが、ノーサスで緩衝性や平行維持に問題があるこの手のは大きいバルーンタイヤの方がラグタイヤよりマシじゃないかと思うんだが。
値段は大体50万(楽太郎ってモデル)、セニアカーが30万ぐらいだから良心的だし、他のお客さんが「昔は半額ぐらいのがあった」と嘆いていたが、バッテリーがディープサイクルの大型のになっているので、バッテリーだけで10万ぐらいかかってると思う(昔のは1万ぐらいかなぁ)。古いのは3輪とかだし。
Posted at 2014/11/08 17:35:24 | |
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