2014年12月11日
・今日は剪定講習会だったが、朝から雨が断続的に続いていたので色々相談した結果、うちの園が雨よけなので庇広げて講習会行った。私は全く問題ないと思っていた木でも、今後の剪定方針を示してもらうと「自分でそこまで考えられたかなぁ」ってぐらいスラスラと解説してくれる指導員が頼もしい。その後戻って反省会の内容なんかを繋いで、今後のよしなごとを話し、農地の台帳の事業についても解説出来て良かった。まあ、そんでも出て来ない人がいるから、また渡しに行かないといかんけどな。
・車で行ったのでお酒を飲んだ関係で車放置中、やっと抜ける時間になったので取りに行く。飲んだアルコール量と体重とアルコール分解酵素の強弱で見た安全時間に体調的な不確定要素を加味して・・・となると、正直飲みたくないねぇ。悪天候や荷物があって運ばざるを得ない状況だとなおさら。とは言え、お酒が入るといろんな話が聞き出しやすくなって、コミニケーションは円滑になって良いような気はする。ちょっと嬉しかったのは、ガチの保守だと思われている農家の間でも「もう自民党ダメ、次共産党が勝つんじゃないか?」って声が出ていた点。いろんな政党に良し悪しがあるのだけれど、酒の席で政治と宗教の話はするな!って程度の良識は農家にもある。まして、保守の有力農家に政治的な繋がりが強く特定政党推しの所だとなおさらだ。ところが「マスコミが事前に選挙結果を調べ発表するとはナニゴトだ!」と怒られるぐらい、共産の予想が低い事にお怒りである。それに、社会党と共産党の違いもみんな知ってるし、「年金世代のじいばあが自民党マンセー」という俗説はどこいったって気がした。まあ、共産革命に行っちゃう事が人間的に正しい設定なのかは別だけど、少なくとも今の政界の対立軸って共産ぐらいだしな。公明は非常に評判悪かった、政策ではなく政教分離の原則って点で。
・ナイアガラの辛口一本を持っていったが、割とぺろっと飲まれていて良かった。本当はもう少し入れたかったが、ビールを入れたいという意見があり妥協した感じ。ビールの中瓶は一本320円だから、3本でアルコール量的にはワインと一緒になるので、そんなコスパ悪いとも思わないのだけれど、「ワイングラスの取り扱いがめんどい」「コルクはあけるの手間」「何杯も飲むと甘い」って所は改善の余地があるだろうな。アタックがもっと渋くて後味が甘いビールのような味の方が食事で量飲みやすいかも。また、ワイナリーの設立時の理事が組み合いの人に居て色々聞けたが、昔からいろんな問題があったんだろうなぁと実感した。初代常務を乳業から引き抜いた話などもあったが、確かに農協系でプラント管理って意味だといい人選だったと思う反面、どうも製造サイドに寄っていて販売サイドのコンサルティングが甘かったのではないかと思う。年間7万本というのは、仮に地域でビールに置き換わると地産地消出来ちゃうぐらいのマイクロワイナリーであるはずだが(ビールの一人の平均消費量は43.5リットル、その1/3として14リットル=20本。地区は里で11000人、入で2200人ぐらいだから、潜在消費量だけで26万本相当になる)は、出資者でワインを日常的にたしなむ人を作って来られなかったのは痛いよな。まあ、品質が追いつけばあるいはと思うけど。
・もう一つ面白かったのは葡萄の出荷で現在はダンボールを使っているのだが、それをリターナルのプラコンテナに切り替えてリースして使うのを実験的に行っていたらしい。プラコンは何度も使えるが紛失等のロスが年で10%ほどあり初期単価が高いので実際のランニングコストはダンボールに比べそれほど安くはならないと聞いているが、省資源の観点からはいずれ取り組まなければならない。んで、試験出荷は昨年からやっていたが、現場からは不満も批判もなく、ただダンボール業者は嫌な顔するから積極導入は見送りって感じらしい。現場でのメリットとしてはプラコンはそのまま売り場に展示出来るのが楽って話だったが、逆に山積みにしておくと消費者が選んで散らかすのではないか?って意見が出ていた。ここらへんは自分じゃやらない行動なのでなんとも。他にプラコンのメリットデメリットとしては「ゴミとしての廃棄物は減る」「返却のコストが掛かる」「出荷側の組み立ては楽になる」「返却側は分解の手間はちょっとだけかかる」「任意の出荷先との結びつきが強くなる(良くも悪くも)」「輸送時の歩留まりが若干悪くなる」「大量に倉庫にストックしておく事は出来ない(随時持ちに来る必要がある)」って所だろうか。私は将来的な事を考えてもプラコンを大いに検討すべきだと思うけど、もっと大きく重く大量に出荷する農産物(キャベツレタス白菜)に比べると、ブドウはまだまだ難しい点があるのは認めざるを得ないだろう。コンテナ側の進歩もあるだろうし。
・ハンマーナイフモアの刃は注文終了、はたしてどのぐらいちびていたのか楽しみである。SSも貰い手のアテがついたので、修理が上手く行けば暫定的なユーザーが確保出来た。そしてもう一台のドレンの準備してて大変な事に気がついた。そうだ!VPの呼び径からするとVUの呼び径は大きいんだった!つまり43㎜程度の穴だとVU40がちょうどその内径じゃん!(正確には44㎜ぐらい)。完全に忘れてたわ。一応実寸表広げていたはずだけど見落としていた。そしてパイプの長さはきついな。前に一旦出すしかないが、戻す時車体外に置くと引っかけそうだし、内側だとメンテ性が辛そう。本来のフィルターの容量はないので、ボルドーなんかの溶け残りで負圧破損しそうで怖い。逆にフィルターに簡易ドレンがついているのは良い。
Posted at 2014/12/12 09:12:33 | |
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